初心者でも簡単 Googleアナリティクス! ー実践編:用語と機能を学ぼうー

前回は
初心者でも簡単 Googleアナリティクス! ー導入編:基礎知識と設置方法ー」で、
Googleアナリティクスの基礎知識と設置の方法を解説いたしました。
設置ができたところで実践編へと進みたいと思います。

まず、初心者が難しそうに感じてしまう原因の一つに用語があります。

 「よく分からないカタカナがズラリ……」
 「聞いたことはあるけど意味は分からない……」

そんな方も基礎的な用語から一緒に確認していきましょう。
今回は実際の画面を見ながら、用語の解説も含めて分析の方法をご説明していきます。

はじめは知識ばかりでちょっと退屈かもしれませんが、
基礎知識をしっかり押さえて分析に進みたいと思います。

◆Googleアナリティクスを開いても用語が全く分からない
◆どのページに何がかいてあるの?
◆グラフの見方が分からない

などの疑問をお持ちでしたら、ぜひ参考にしてみて下さい。

1.基本の画面構成と用語

Googleアナリティクスには多様な画面が用意されていますが、
はじめはどこを見ていいものかわからないものです。
そんな時はまず、ホーム画面で全体の動きを把握しましょう。
その後に各レポートを開いて詳細なデータを分析します。これが大まかな流れです。

1-1. ホーム画面の見方

サイトの現状をすばやく把握することができるのが、このホーム画面です。
ホーム画面を定期的にチェックすることで、サイトが順調に動いているかを確認するといいでしょう。
また、このページを起点として、様々なデータを掘り下げていくことができます。

 

 

①Googleアナリティクスホーム全体的な数値を確認できます。リンクからユーザーサマリーに移動すると、より詳しい情報を見ることができます。

②時間帯別ユーザー数曜日別にユーザーが訪れた時間帯を確認することができます。色の濃い方がより多くのユーザーが訪問していることを示します。

③アクティブユーザー:現在サイトに滞在しているユーザー数を確認することができます。

④集客レポート:流入元のトラフィック数を確認することができます。詳しくは、次章で解説します。

⑤地域のサマリー:サイトに訪れたユーザーのいる地域を確認できる。

⑥ページレポート:ユーザーが訪れたページを確認できる。

⑦アクティブユーザー:アクティブユーザーの動向が確認できます。任意の期間を選んで、アクセスの増減を把握することができます。

⑧デバイス別セッション数:サイトの訪問に利用されたデバイス(モバイル、パソコン、タブレット)の比率を確認することができます。

⑨コホート分析レポート:コホート分析とは、条件や属性で分けられてた特定のグループを長期にわたって分析をすることです。コホート分析によってユーザーの維持率を確認することができます。

⑩目標のサマリー:設定した目標に対しての現状(コンバージョン)を確認することができる。

 

1-2. 5つのレポート

ホーム画面の見方を理解できたところで、
次にレポートとはどんなものなのか見ていきたいと思います。

取得したデータをグラフや表としてわかりやすく表したものをレポートと言います。
Googleアナリティクスには5つのレポートが用意されていて、
それぞれの指標によってユーザーの動きを分析しています。

 

Googleアナリティクスのメニューは画面左端に縦に配置されています。
このメニューからそれぞれのレポートをチェックしていきます。

①リアルタイムレポート:ユーザーの状況をリアルタイムで確認できるレポートで、「いま」を把握することが可能です。メルマガの配信やSNS投稿の後に反応を見たり、キャンペーンなどを行った影響を確認するのに役立ちます。

 

② ユーザーレポート:どんな人(ユーザー)があなたのサイトに訪れているかを知ることができます。ユーザーのアクセス地域や年齢、性別、利用環境など属性を軸に、その傾向を分析します。

 

 

③ 集客レポート:ユーザーの流入元を知ることができます。流入元の見方については、「実践編2 サイトを改善してみよう」も合わせてご覧下さい。

 

④ 行動レポート:ユーザーがサイト内でどのような行動を取っているのか、確認できます。人気のページ、ページビューや直帰率、平均滞在時間等が分かります。

 

⑤ コンバージョンレポート:サイトの目標を計測して、そのデータから目標達成のプロセスや目標を達成したユーザーの傾向などを分析します。

1-3. 必須!レポート7つの基礎用語

ここまで基本画面の見方についてご説明してきました。
Googleアナリティクスではどのような数値を確認できるのか理解できてきましたか?
ぜひ、ご自身のサイトに照らし合わせて数値を確認してみてください。
サイトの全体像が掴めるようになってきたのではないでしょうか。

もう少しだけ、基礎用語を解説していきます。
ユーザーレポートのサマリーを理解するために、必要な基礎用語です。
下記の7つの用語はアクセス解析で最も重要な指標を表すもので、
サイト改善に役立つ情報を提供してくれます。

左端のメニューからユーザー>概要で表示されるユーザーサマリーを開いてみましょう。
この画面でで全体の動きを把握してから、気になる箇所を掘り下げ、
より詳細なデータから分析を行っていきます。

 

セッション:サイトに訪問が何回あったかを示す数値。サイトにたどり着いてから離脱するまでを1とします。アクセスの回数でカウントされるため、同一の端末から一定時間を経過して再度アクセスがあった場合には2回とカウントされます。

ユーザー:計測期間中、サイトに何人訪れたかを表す数値。セッションは「回数」、ユーザーは「人数」と覚えておきましょう。

ページビュー数:計測期間中、読まれたページ数を表す数値です。

ページ/セッション:計測期間中、1セッション(訪問者がサイトを開いてから離脱するまで)で表示するページビュー数のことです。1回の訪問で平均して何ページ閲覧されたかが分かります。計測期間のページビュー数をセッション数で割っているので、小数点第2位まで表示されます。

平均セッション時間:ユーザーが1度の訪問で滞在する平均時間です。

直帰率:最初の1ページのみを閲覧してサイトを離れた訪問の割合です。(詳しくは、次章で解説します)

 

2. レポートを読み解くための機能

ここでGoogleアナリティクスの機能について、ご紹介します。
デフォルトの画面設定を変更して、データを見やすくしたり、分析しやすい形に変えることができます。

2-1. 分析する期間を設定する

いつからいつまでのデータを集計するのか、指定をしてみましょう。
画面右上の日付にカーソルを合わせるとカレンダーが表示されるので、
分析したい期間を選ぶ
か、任意の日付を入力して下さい。

「今日」「昨日」「前週」「先月」「過去7日間」「過去30日間」が選択できるほか、
任意の期間を自由に設定できる「カスタム」があります。

また、比較に✓を入れると指定した2つの期間を比較して確認することできます。
数ヶ月ごとに区切った分析や、昨年の同時期にどんなデータだったのか比較をしてみると
現状の把握に役立つと同時に、どんな施策を打ったら良いのか検討が可能になります。

2-2. セグメント機能でデータを絞り込む

セグメント機能を使うと指定した条件でデータを絞り込むことができます。
例えば、「セッション」の数値を表示させたときに、
流入経路やアクセスした端末の種類などは合算されているのでわかりません。

それをこのセグメントで指定をして、データを自身のビジネスに必要な情報に絞り込みます。
「セグメントを追加」をクリックして、選択肢の中から選ぶか、
選択肢になければ「+新しいセグメント」ボタンから条件を指定することもできます。
条件は同時に4つまで選択ができますので、有効に利用しましょう。

2-3. ディメンションを変更する 

ディメンションとは、切り口の意味で分析の軸となる項目のことです。
Googleアナリティクスのデータはこのディメンションと指標の組み合わせで構成されています。

上の画像を見て下さい。
集客レポート>すべてのトラフィック>チャネルを表示させたページです。
チャネルとは流入経路のことで、流入元を確認することができます。

このとき、「Organic Serch」や「Direct」というチャネルを軸として、
セッション数・直帰率を指標に表された数値が上の表ということになります。
また、ディメンションの切り替えは赤い枠内で可能です。

さらに掘り下げたいときには「セカンダリディメンション」で
ディメンションを追加すれば、詳細なデータからの分析ができるようになります。

3.こんな機能も活用してみよう

第2章で解説した機能に加え、グラフを見やすくするための便利な機能をご紹介します。
難しい機能ではないので、ぜひ使ってみて下さい。

3-1.粒度を変更する -ユーザーが訪れる日時を確認する時-

左端のメニュー画面で、ユーザー>概要を選択して、ユーザーサマリーのページを表示、
そして2-1.でご説明した方法でレポートの期間を指定します。
その際に時間別という項目を折れ線グラフの右上に確認できますか?
この時間別を粒度といいます。
つまり、グラフを表示させる時間の単位が粒度です。
デフォルトの粒度は「日別」の表示になっていますが、1年分のデータを表示する際などは、
「週別」「月別」を指定するとグラフが見やすくなります。

【「週別」を選択したグラフ 】

【「月別」を選択したグラフ 】

3-2. 複数のチャネルをグラフに表示する

3-1の手順で粒度の指定をしたら、次は複数のチャネルを1つのグラフに表示させて、
見やすく比較してみましょう。

集客>すべてのトラフィック>チャネルを開いたページです。
表示させたいディメンションに✓を入れて、「グラフに表示」をクリックします。

グラフを視覚的に表示することによって、数字の推移が把握しやすくなり
問題点の発見に役立ちます。ぜひ、活用してみて下さい。

まとめ

今回は、Googleアナリティクスの実践編として、基礎的な用語や画面構成をご紹介しました。
なかなかGoogleアナリティクスの活用に踏み切れなかった方も、実際に操作をすることで
理解できることも多いと思います。
Googleアナリティクスを活用して、ビジネスに役立ててくださいね!

ぜひ、こちらもご覧下さい!

初心者でも簡単 Googleアナリティクス! ー導入編:基礎知識と設置方法ー

初心者でも簡単 Googleアナリティクス! ー実践編2:サイトを改善してみようー」

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事