LINE@がLINE公式アカウントに!価格改定が企業に与える影響と対策

2019年4月18日よりLINE@は以下のサービスを統合し、名称を「LINE公式アカウント」としてリニューアルしました。

・LINE公式アカウント
・LINEビジネスコネクト
・LINEカスタマーコネクト

合わせて機能変更、価格改定もされています。
大幅アップデートを受けて今後のLINE@対策に困惑している企業も多いのはないでしょうか。

今回はLINE@の大幅アップデートによる企業への影響と対策について考えていきます。

1. 新しい「LINE公式アカウント」について

2019年4月18日に、新しく生まれ変わった「LINE公式アカウント」は名称は一つに統一されますが、3つのタイプに分かれます。

1.プレミアムアカウント
2.認証済みアカウント
3.未承認アカウント

【プレミアムアカウント】
今までの公式アカウントが属します。
例えば芸能人がやっているようなアカウントと同じ扱いになります。

【認証済みアカウント】
LINEに審査が通ったアカウントです。
審査に通ると、LINE上の検索に引っかかることができます。
例えばID検索などで自分のアカウントを上位に出すことができます。
店舗運営をされている方は取得される傾向が多いと言われています。

【未承認アカウント】
LINEの審査に通っていないアカウントです。
インターネットビジネスを運営する多くは未承認アカウントが多いと言われています。

1-1.8月19日までに手続きした方が良い

今までのアカウントは、2019年8月19日までに自分で手続きをしないと、強制的にLINE公式アカウントのフリープランに自動移行されます。

フリープランは無料で使えますが、メッセージ配信数の上限が設けられていたりしますので、手続きをしないで放置していると、広報活動に支障が出る企業も出てくると思います。

移行期限までに手続きをしましょう。

【新しいLINE公式アカウントへの移行方法】

現在ご利用されている「LINE@MANAGER」「LINE@」に2019年4月18日~5月下旬頃までに順次、移行のご案内が届きます。
管理者権限を持つユーザーが移行手続きを行うことができます。

※画像は開発段階のものであり、実際の表示と異なる部分があるかもしれません。

サービス移行の方法

2. 新しい料金プラン

  フリープラン ライトプラン

スタンダードプラン

月額利用料

無料 5,000円

15,000円

メッセージ配信数
(無料分)

1,000通

15,000通 45,000通

追加メッセージ料金

追加購入不可

5円/1通

~3円/1通

※選択された料金プランは移行後すぐに適用されます。

しかし、適用された料金プランで課金が始まるのは移行完了の翌月からとなります。

LINE公式アカウントは、これまで初期費用から有料になっていました。

一方でLINE@は初期費用が無料から始められるプランもありましたが、その分機能に制限が多く設けられていました。

新料金改定にあたり料金プランはシンプルになり、これまで制限されていた全ての機能がどの料金プランでも使えるようになりました。

例えば今まで高いプランのみに限定されていたリッチメッセージやリッチビデオメッセージも利用できるようになったのです。

加えて従来のLINE@にはなかった新しい機能について説明します。

2-1.どんな機能があるか

大幅に機能が変わるのは2点です。

・複数人とのグループチャットでコミュニケーションできる
・レポート機能が向上する

【複数人とのグループチャットでコミュニケーションできる】

LINE for Business

従来は1対1のチャットだったのが、複数人を交えたグループチャットが可能になりました。
グループチャットになることで、複数人に同時に希望に沿った提案を提供することができます。

【レポート機能が向上する】

LINE for Business

マーケティング分析をより効率的に実行できるレポート機能が加わりました。

タイムラインを投稿することで得られるユーザーのリアクション(いいね!・コメント・共有)やクリック率をレポートで確認することが可能になります。

細かいマーケティング分析が可能になれば、アクティブリストを抽出しやすくなります。

アクティブリストとは“見込客”のリストのことです。

・最近アクセスした人でなおかつ頻繁にチェックしてくれる人
・コンテンツをより長く見てくれた人
etc

例えば今までコンテンツを見てくれてたのに、最近は見てくれていなかったり、回数が減っていたりすると、アクティブリストからは外れるわけです。

今後のマーケティングとして、今まで非アクティブな人に対してどうやって売っていくか試行錯誤するよりも、興味を持ってくれている“見込客”だけを抽出できれば、少ない広告費で効率よく見込客をつかむことが可能になります。

3. メッセージ送信数によってかかる「従量課金」が与える企業への影響

従来のLINE@の有料プランで提供されていた

月額5,400円:ベーシックプラン
月額21,600円:プロプラン
月額32400円:プロ(API)プラン

のうち、プロ(API)プランでのみチャットボットが利用出来るなど、LINE@はランクごとに機能制限がありました。

合わせてメッセージ送信数が増えれば増えるほど従量課金もプラスされ、より広告費が多額になるリスクがあったのです。

LINE@の価格改定によって、どのプランでも同じ機能が使えるようになる代わりにメッセージ送信数によって従量課金がかかるようになりました。

つまり広告費増大で懸念するポイントは「メッセージ送信数によってかかる“従量課金”」ということになります。

大量の顧客リストにメッセージ送信数を一斉送信をしていた企業は、これまでよりさらに広告費がかかる恐れがあるため、より対策を考えていかなければいけません。

3-1. 【対策1】見込客だけにメッセージを配信する

見込客だけにメッセージを送信するといった“細かいラベル配信”がレポート機能の向上によって可能になります。

そのためコストを下げながら売上を上げる施策が今後の課題になります。

見込客だけにメッセージ配信をするためには、まずはアクティブリストを把握しましょう。

【アクティブリストを増やす施策例】
・セミナー申し込み等をメールとLINE同時に紐づける
・アンケート機能を利用して応えたユーザーだけに見せるメッセージを送る
etc

興味があればLINEを開いたり、何かしらのユーザーの反応があるはずです。

いろいろな施策を運用していく中で“見込客”はどんな人なのか明確なりますので、反応が合った方はどんどんアクティブリストに追加しましょう。

またアクティブリストを効率よく抽出する“マーケティングオートメーションツール”はLINEだけに限らず大企業はすでに取り入られ、拡大しています。

それだけ顧客の行動分析を細かくすることは、効率よく売上をあげる施策として非常に重要な部分として注目されているのです。

3-2. 【対策2】“課金されない”メッセージ機能を有効活用する

課金対象にならないメッセージ機能を有効活用することも、アクティブユーザーを作るためには重要です。

・友達追加時のあいさつ
・自動応答
・キーワード応答

利用ユーザーから何かしらのアクションをしてもらったことに対する自動返信については課金されません。

特に友達追加時のあいさつは第一印象を左右する重要な部分となりますので、メッセージのコンテンツ対策は大切です。

3-3. 従量課金がない“海外アカウント”に逃げても規制される

実は従量課金で制限を設けているのは日本だけなんです。
そのため海外のアカウントを作って日本ユーザーにアプローチをかける手段を使う人も多くいました。

ですが今後LINEはそのような海外アカウントもチェックをしていくようになります。

不審な動きが見られたらマークされますし、1000通が上限ですといった告知が入る可能性があります。

コスト対策としては、堅実に日本のアカウントで正規の料金を支払っていく方法が無難ではないでしょうか。

海外アカウントだと、不審に思う日本ユーザーは多いですので、国内アカウントだと信頼も得られやすくなります。

4. LINEはむしろこれから使われる

LINE市場はむしろこれから拡大されていきます。
それはLINE社がアリペイ(※1)やWeChat(※2)のようにキャッシュレスを加速化させて利用者にサービスを依存してもらうことを目指しているからです。

そのためLINE社は今後拡大していくため、一般企業はどんどんLINEに参入し契約の基準がどんどん厳しくなるでしょう。

インターネットマーケティングは世間の一歩、二歩先を進んでいます。

だから一般企業がどんどん参入して広く世間にインターネットビジネスが通常の概念として認知される頃には、LINEは当たり前すぎてあっとういまに“今さらLINE?”と思われるでしょう。

だからこそLINE@の価格改定があった今、まだまだインターネットマーケティングの先駆者としてビジネスを拡大させる余地は十分あると思います。

※1アリペイ:中国アリババ社が提供するモバイル決済サービス
※2WeChat:中国で急速に利用者を拡大させているコミュニケーションアプリ

最新のInstagramマーケティングマニュアルを無料プレゼント!

今時代はインスタへ!フォロワーを1万人増やし、無料で集客できる方法をプレゼントしています。

今すぐ手に入れて、あなたのInstagramマーケティングに役立ててください。

最新Instagramマーケティング

最新Instagramマーケティング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加