SEO対策と聞けば、なんとなく知ってるだけで実践してみようと思う人はいません。
情報収集やデータ分析など知識と経験が必要となるため、専門家に依頼する人がほとんどです。
キーワードの選定や戦略などには、専門家の力を借りる必要はありますが、もっと簡単に、自分でもできることがあるのことはご存知でしょうか?
それが、ブログでできるSEO対策です。
知識も経験もなくても実践できるSEO対策を取り入れることで、成果が大きく変わることが期待できます。
今回は、誰にでもできる、ブログのSEO対策をご紹介します。
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SEO対策で期待する効果
まずは、SEO対策について説明いたします。
SEOとは、ただ検索ランキングの上位表示を目指すだけでなく、ランキングをきっかけに自社サイトなどのユーザーに知ってもらうことを目的としています。
なぜ、ユーザーに知ってもらう努力が必要なのでしょうか?
世の中には、当たり前のようにネットが普及しており、自社サイト・ランディングページなどが数多く存在しています。そして、競合も存在しており自社のサイトに注目を集めることは、容易なことではありません。
そして残念なことに、「ホームページはあります。」、「ブログ書いてます。」という声はよく聞きますが、それがどのくらいの人たちに見てもらえているのか、 商品やサービスの販売にどれくらいつながっているのか、気にしていない人が多いというこよです。
もし、こうした「もったいない事例」に、SEO対策を行ったら、このような効果が期待できます。
- Webサイトからの問い合わせが増える
- ターゲット層からの売り上げが伸びる
- リピート購入者が増える
ビジネスモデルに合わせた、成果を期待することができます。
これらのきっかけとなるのが、SEO対策による検索ランキングの上位表示となるのです。
ブログで簡単にできる3つのSEO対策
今回は、ブログで簡単にできるSEO対策として、3つご紹介します。
どれも簡単ですぐ実践できるものばかりなので、気軽に始められますよ。
WordPressでブログを始める
WordPressとは、ブログやホームページ作りができる無料のソフトウェアです。
HTMLのコードを知らなくてもブログを書いたり、更新することが簡単にできるので、企業や個人など、世界中で利用されています。
自社サイトへのブログ設置でSEO対策できる
とっても使いやすいWordPressには、SEO対策で期待できる効果があります。
自社サイトがすでにある方は、ブログを単独で公開するのではなく、サイト内に設置してください。ブログを投稿することでサイトの評価を上げることができます。
SEO対策で狙う検索ツールはGoogleで、検索ランキング上位表示です。そのためには、Googleが「良いWebサイト」とする評価を満たす必要があります。
Googleから公表はされていませんが、良いWebサイトとする評価はこんな感じです。
- 定期的にサイト内が更新されている
- ユーザーの知りたい情報がある
- ユーザーが使いやすいサイト(使い勝手・便利)
クローラー(サイト内を巡回して情報を収集する)を使い、登録された情報を検索ランキングに反映されています。
自社のホームページの場合、定期的に情報が更新されることは少ないため、古い情報のサイトとして評価されることもあります。検索ランキングが低くては、ユーザーに知ってもらうことはできません。
この問題を解決するために、ブログを設置します。記事を投稿すればサイトが更新されたとなります。
キーワードから外れないこと
ブログの記事更新でサイトの評価を上げることはできますが、SEO対策で決められているキーワードから外れないでください。関係がない記事を投稿しても評価の対象とならないので、注意してください。
アメブロはSEO対策にはならない
手軽の始められる「アメブロ」は、残念ながらSEO対策としの効果はありません。外部ドメインとなるため、別と判断されます。
直接的にはSEO対策にはなりませんが、自社サイトに誘導するきっかけの一つになります。外部リンクとして貼り付ければ、少なからずクリックしてもらうことができます。
SEO対策となる記事の書き方
SEO対策のブログとして最も大事なことは「良質な記事を書くこと」です。そして、記事数を増やしていくことです。
ここでは、SEO対策における良質な記事のポイントをご紹介します。
100記事がスタートライン
SEO対策の効果が出るまでには、少し時間がかかります。
先述したようにユーザーの知りたい情報があり、定期的に更新していることが、良いサイトと評価されるためです。
ブログにおいては、評価される対象として、まずは100記事が必要だとされています。100と書けばすぐにできると思われがちですが、書き続けるのは意外と大変です。
- キーワードマップを作る
- 悩み解決
- how to
ユーザーがGoogleを活用するのは、「検索する=知りたい・悩みがある」からです。上記のポイントを活用してまずは、100記事を目指しましょう。
1記事2,000文字以上書く
1記事の文字数にこだわる理由もSEOに関係しています。
Googleが良質なサイトとして評価することに、「サイトの滞在時間」があります。
例えば、自社サイトへのアクセスが順調に増えたとします。しかし、5分とサイトにいなかった場合にはGoogleはどんな評価をするのでしょうか?
もちろん、トップページから下層ページへ移動した場合もあるので、絶対とはいえませんが、知りたい情報がないサイトという評価となります。
最近では、ブログを表示すると「この記事は約5分で読めます」という表記があります。約5分で読める文字が2,000文字〜3,000文字程度になります。
記事の内容を充実させ、読んでくれるユーザーに滞在時間が長くなるように、文字数も意識してブログを書いてみましょう。
タイトルにキーワードを入れる
SEO対策のブログとして、記事の内容以上に重要なのが「タイトル」です。
検索ランキングの表題となり、ユーザーが「このブログを読んでみたい」と思わずクリックしてしまうようなタイトルでなくてはいけません。
そこでまず、必要となるのは「キーワードを入れること」です。キーワードは、検索ランキングに入るために決めているので、タイトルにキーワードがあることで、知りたい情報があると判断されやすくなります。
その他にも
- タイトルは32文字以内におさめる
- キーワードは頭に入れる
- 「○○必見!」とより強調させて気を引く
検索ランキングには、表記される文字数に制限があるため「絶対に伝えたいことやキーワード」は、タイトルの頭の部分で使用することをオススメします。
人気のキーワードであれば、ランキングの変動も多くあるので、いろいろ試して分析してタイトルの決め方の参考にしましょう。
その他のポイント
ブログで記事を書き続けると、過去記事から読みたい記事を探すことが困難です。そんな時のために、カテゴリーに分けてユーザーが分かりやすく、探しやすい環境を整えておきましょう。
ここまでできたら、最後にブログが表示されるまでの速度を確認してみましょう。ご自分で試して、「遅いな」と感じる場合には、ユーザーも同じように思っています。サイトがすぐに表示されないことは、ユーザーにとってもストレスとなりますので、別のサイトを探してしまうことも考えられます。
一度、おためしください。
まとめ
いかがでしょうか?
誰にでもできるSEO対策として、ブログでのポイントをご紹介しました。
SEO対策をする目的が分かっていても、専門家に丸投げという方もいます。調査・分析など難しいことはありますが、できることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
サイトに対してより愛着も湧きますし、成果が出た時の喜びも増します。
ブログでのSEO対策は、書き方のヒントでもあるので、誰にでも実践しやすいのがポイントです。
ぜひ、チャレンジしてください。