InstagramとFacebookの投稿を連携する方法をご存知でしょうか?
今まで別々に投稿していた手間が、連携をすることで同時に投稿できるようになりとても便利です。
このページではInstagramとFacebookの投稿を連携する方法を詳しく解説いたします。
しかしSNSの良さはそれぞれ違いますから、必ずしも連携することが良いとは言えません。
本当に連携することがよいのか?
今回はInstagramとFacebookの投稿を連携するメリットとデメリットを比較して、効率よく投稿する方法をご紹介します。
1. インスタグラムをフェイスブックに連携させる方法
Facebookの投稿とInstagramを連携する方法をご紹介します。
1-1. Instagramで設定を行う
①先にInstagramにて設定を行います。
個人アカウントでもビジネスアカウントでもやり方は一緒です。
Instagramのトップ画面に右上にある三本線をクリック
②【設定】が表示されるのでタップしてください。
③【アカウント】を選択してタップしてください。
④ 【リンク済みアカウント】をクリック
⑤【リンク済アカウント】から【Facebook】を選択してタップしてください。
※まだ連携されてないメディアはアイコンが暗くなっています。
⑥Facebookにログインしてください
⑦確認画面に進む
⑧ログインしたFacebookからInstagramにログインする
⑨Facebookにログインすると、Instagramの【リンク済のアカウント】の画面に戻ります。
この時に、Facebookのロゴマークに色が付いていたら、連携できる状態になったことを表します。
連携が確認できたらタップしてください。
⑩ 1. 【Facebookでストーリーズをシェアする】と、【Facebookで投稿をシェア】のオン、オフの切替スイッチがありますので、必要だと思うところをオンにしてください。
2. リンクを解除したい場合は【アカウントのリンクを解除】をクリックしてください。
これで連携するための設定が完了しました。
1-2. 連携はInstagramの投稿で決める
連携させる設定だけでは、Instagramに投稿してもFacebookの投稿として反映はされません。
連携させたい画像やコメントの投稿時に、下記の設定を行ってください。
新規投稿の画像やコメントの準備ができたら、【シェア】ボタンを押する前に連携の設定を行います。
【Facebook】の右端の【丸マーク】を右にスライドさせてONにしてください。
これで、インスタへの投稿と同時にFacebookにも投稿が飛んで同時に表示されます。
2. Facebookと Instagram が連携できない場合
今まで設定してきても、どうしてもFacebookとInstagramの連携ができない場合ってあると思います。
どうしてなんだろう、と思ったら、下記のことを試してみてください。
2-1. 一旦連携を解除して再度連携する
上記の方法で連携できていたと思ってInatagramに投稿してもFacebookに全然投稿されてなかった、という現象も時折りあるようです。
その場合はアプリの不具合もあるかもしれなので、【アカウントのリンクを解除】を押して一旦リンクを解除してみてください。
そして、再び、同じ手順でFacebookと連携していけばOKの場合も多いです。
Facebookとちゃんと連携しているか確認するには、【リンク済のアカウント】のFacebookのアイコンがカラーになっているか確認してください。
連携ができているメディアはアイコンがカラーになっているので分かりやすいですね。
2-2. スマホを再起動する
こちらもよくあることなのですが、スマホの不具合で連携がうまくできていなかったケースもあります。
その場合はスマホの電源を落として再起動してみてください。
それだけでもちゃんと連携できるようになるケースが多いようです。
2-3. インスタグラムのアプリを削除して再インストールする
Inatagramの公式のお知らせでは、Facebookとの連携が実行できない原因として、Facebook側に一時的な制御が働いてることによる不具合という報告がされています。
上記の2点を実行しても、連携ができない場合は、ちょっと大変ですがInatagramのアプリ自体を一旦削除して再インストールしてしまうという手段が推奨されています。
Inatagramのアプリを削除しても、今まで投稿した写真やプロフィールは消えませんので安心してください。
削除の前に、自身のIDやパスワードはしっかりと保存しておいてください。
再度インストールして、また同じIDとパスワードでログインすれば大丈夫です。
ちゃんと連携できているか確認しましょう。
3. InstagramとFacebookの連携を解除させる方法
InstagramとFacebookの連携を解除させる方法についてもご紹介します。
①【リンク済アカウント】より【Facebook】をタップします。
②【アカウントのリンクを解除】をタップしてください。
【リンクを解除】をタップして完了です。
実際に試してみることで、どんな投稿時に連携させると良いかが分かるので、チャレンジしてくださいね。
4. Facebookの友達を探す方法
FacebookとInstagramを連携させると、Facebookでフォローしている人をInstagramでも見つけることができます。
やり方を詳しくお伝えいたします。
① Instagramの設定から【フォローする人を見つけよう】をタップ
② FacebookにリンクをクリックしてFacebookにログインしてリンクをする。
リンクが完了したら、Facebookの友人が表示されるようになります。
5. FacebookとInstagramを連携する3つのメリット
SNSにはそれぞれ特徴があるので、その良さを活かして連携させることが一番です。
5-1. 投稿にかかる作業時間の短縮
InstagramはSNSの中では新しく、これから参入する方も珍しくありません。Instagramはここ数年でユーザー数が急速に増えており、多くが女性であることが分かっています。
自社が提供する商品やサービスのターゲットが女性である企業にとっては、Instagramは積極的に活用したいSNSです。
しかし、ビジネスでの活用ともなれば、すでに他のSNSのアカウントを利用して、投稿や広告をしている企業は多いはずです。つまり、急成長のInstagramであっても作業に時間をかけることはできません。
企業担当者にとってFacebookとInstagramの連携をしていれば、それぞれに投稿を完了させるよりはるかに作業時間は短縮することができます。
5-2. フォロワーを増やすことができる
普段は、Facebookをメインに活用しているユーザーであっても、友達がInstagramと連携している投稿をすることで、「Instagramも見てみようかな」と気軽に見てみようかとなります。
また、企業ページのフォロワーであれば、別の情報やキャンペーンなどを期待します。
すでにFacebookで繋がりがありますから、個人・企業のどちらもInstagramのフォロワーを増やすことができます。
5-3. 拡散に期待できる
Instagramは、Facebookのように友達の投稿をシェアすることができないので、投稿してもフォロワーのタイムラインまでしか表示されません。
Facebookでは、友達が「いいね」した投稿としてタイムラインに表示されます。
これは興味のあること、ユーザー同士の親密度などから分析され、友達の友達(知らない人)にも投稿内容を見てもらえるので、Instagramで投稿してるだけより投稿が拡散されます。
6. FacebookとInstagramを連携するデメリット
連携することで、デメリットになることもあるので確認しておきましょう。
6-1. ユーザーが共感する内容と一致しない
SNSでは、それぞれ活用するユーザーの年齢層やニーズが違うため、Facebookと同じ投稿がInstagramでもユーザーに共感してもらえるとは限りません。
メインユーザー層 | 40代(やや男性が多い) | 20〜40代の女性 |
投稿スタイル | 文章をメインに写真添付 | 写真をメインに文章は添える程度 |
FacebookとInstagramのユーザー層と投稿スタイルを比較してみると、大きく違うことが分かります。
例えば、車に関する投稿をします。
男性の場合は、デザインや見た目よりも機能(エンジンや燃費など)を重視するので、より多くの情報を知りたいと考えます。
逆に女性の場合は、機能よりも見た目の可愛らしさや色を重視します。写真を見ながら自分が乗った時をイメージしています。
男性と女性とでは同じ車を見ながら、全く違うことを考えています。
この違いは、ユーザー層にも当てはまることが考えられるので、Facebookで投稿した長い文章を、Instagramに連携して投稿しても共感されないことが考えられます。
6-2. ユーザーが離れていく
上記の内容とも重複しますが、FacebookとInstagramで投稿した内容が同じであればユーザーが離れていくことがあります。
SNSでフォローすることは、個人であればその人に、企業であれば商品やサービスのファンであることを意味します。
興味がある、ファンであるから、より深く情報を知りたい、また購入したいと繋がっていきます。
例えば、興味があるもの(人)がFacebookに投稿していたら、あなたならどうしますか?
Instagramも見てみようとはなりませんか? Facebookとは違う写真や動画はないかな? とファンなら期待をしてしまうものです。
しかし、いつ見てもFacebookとInstagramは同じ投稿しかされなかったら、ファンはがっかりします。どちらかのフォローをやめてしまう = ユーザーが離れるということになります。
ユーザーが、がっかりすることはイメージがよくありませんね。
7. 連携だけでなく、ユーザーが求める投稿をする
FacebookとInstagramを連携して投稿することは、情報を提供する側には作業時間の短縮となり効率は良いですが、フォロワーには必ずしも良いものと限らないことが分かりました。
では、FacebookとInstagramでどのように投稿するのが、良い結果に繋がるのでしょうか?
やはり一番に考えるべきは、ユーザーが喜ぶことは何かということです。
マーケティングにおいて、ターッゲトとするユーザーが喜ぶこと、得られる価値を考えることは基本です。
まず、考えられるのは、連携する投稿ばかりにしないことです。FacebookとInstagramを連携することは、決して悪いことではありません。有効に活用して新しいフォローを増やしてください。
7-1. SNSごとに写真と内容の見せ方を変える
SNSごとの良さ・メインユーザー層に合わせて、投稿内容を変更することをオススメします。
基本的に写真は同じもので構いません。Instagramでは写真がメインとなりますから、複数枚の写真または、動画を追加しましょう。
そして、文章についてはSNSごとに変更してください。Facebookでは詳しい内容を書くことを意識して、Instagramでは写真からのイメージがさらに広がるような、短文またはハッシュタグにしてください。
ターゲットが違えばマーケティング戦略が違うように、SNSのメインユーザー層に合わせた投稿を考えてみましょう。
FacebookとInstagramに毎回同じ写真を投稿してしまうとユーザー離れを引き起こしてしまいますので注意しましょう。
なぜかというと、それぞれのサービスを利用しているユーザー層が違うからです。
Facebookはどちらかというと幅広い年代の方、20代〜60代くらいまでのユーザーが利用していますが、Instagramは10代から40代までの比較的若い世代の方が利用するサービスです。
毎回この2つのサービスを連携して投稿ばかりしていると、ちょっと違うと思ったユーザーが離れていってしまいます。
SNSごとのマーケティング戦略を意識して投稿していくようにしましょう。
8. まとめ
いかがですか?
Facebookの投稿を連携してInstagramに投稿するメリット・デメリット、そして有効的な投稿方法をご紹介しました。
今回は、Instagramとの連携をご紹介しましたが、Facebookと連携できるSNSは他にもあります。それぞれに投稿する不便さは誰もが感じているようです。その反面、それを良しとしないユーザーがいることも事実です。良しとしないことは、続けることでデメリットが大きくなるので控えてください。ユーザーが残念に思うのは期待が大きいのだと考えれば、不便に感じる作業でもモチベーションUPに繋がりますね。
ぜひ、有効に活用して良い結果へと繋げてください。