【現役IT社長が解説】SEO対策とは?基本のやり方から事業・業種別の簡単な始め方2022

こんにちは「あつし」です。

私は東京大学大学院を卒業した後5年間メーカーに勤めて起業・独立し、現在は75人の社員がいる会社を経営しています。

今日は、SEO対策についてお話をしていきたいと思います。

SEO対策ってなんとなく聞いたことがある人。もしくはもうよく知っている人も多いと思います。

SEO対策って最強なんです。

SEO対策はもちろんマーケティングでも最強ですし、事業をやるときも起業するときも絶対に外してはいけないとても大切な内容になります。

SEO対策というのは、「Search Engine Optimization」の頭文字を取って「SEO」と言います。

日本語にすると「検索エンジン最適化」。要するに、検索したときになるべく上の方に表示させるようにする対策をSEO対策と言います。

先ほど言ったようにSEO対策はとても大事なのですが、奥が深くていろいろな情報があるのであまり身近でない人にはとても難しい内容になってしまうかなと思います。

私たちもSEO対策については昔からものすごく研究をしているのですが、SEO対策ってGoogleが毎年変わっていくのでSEO対策もどんどんどんどん新しくなっていきます。

本日はこの記事でSEO対策の基本と簡単に効果を出す方法、そして現時点でのもっとも新しい情報についてお話をしていきたいと思います。

この記事を読めばSEO対策についてかなり理解度が高くなると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

1. SEO対策が最強な理由

日傘をさす男性

それではまず、SEO対策についてSEO対策が最強な理由からお話していきたいと思います。

私たちは中小企業にマーケティングを支援する事業を行っているので、SEO対策がどれだけ大切かというのがよくわかっています。

基本的にマーケティングの極意とはなんなのかというと、欲しいと思っている人の目の前に欲しい商品やサービスを置くことがマーケティングの極意だと言われています。

闇雲にいろいろな人に売り込んでいくのではなくて、欲しいと思っている人の目の前にだけポンと置くことができれば自動的に売れていく・買われていきますので、マーケティングはそこを目指しているところがあります。

例えば1本のペットボトルの水に関して言っても、水がいくらでも手に入る東京の中でいうとペットボトルの水って100円くらいになってしまいます。

ですが水が手に入らない砂漠のど真ん中で売ったら、もしかしたら1万円でも売れるかもしれない。

そういうふうに欲しい人の目の前に置くことでその商品やサービスの価値も上がりますし、商品の売れ行きも決まってくることがあります。

なのでマーケティングというのは、欲しい人の目の前にいかに効率よく出せるかを常に研究しています。

そこでいま世の中の人が欲しい時になにをするかというと、「検索」ですよね。

みなさんも何か欲しいとか、行きたいとか、やってみたいとか、買いたいと思ったら、検索することが多いと思います。

それはGoogleで検索することもあるしSNSで検索することもあると思うのですが、検索エンジンで検索することがとても多いはずです。

なので検索エンジンで上位表示をさせることは欲しいと思って検索している人の一番目につきやすいところに表示させることができるので、マーケティング的に言っても最強なんですね。

なのでSEO対策。検索で上位になることは欲しい人の目の前に効率よく置くことができるので、SEO対策が最強というふうに私たちも考えています。

1-1. 検索の種類

ではSEO対策をどうやってやっていくのかという話なのですが、まず検索の種類についてお話していきます。

基本的に検索にはいくつかの種類が存在します。

SEO対策ではお客様が検索している正しい検索キーワードを把握していくのが大事なのですが、みなさんも含めて検索をするときってだいたい4種類のパターンに分けることができます。

その4種類のパターンというのが、次の4つです。

  • 知りたい
  • 行きたい
  • やってみたい
  • 買いたい

この4種類の検索になります。

だいたいどれかに当てはまると言われています。

例えば「ゴルフ」という検索に対しては、次のように分類できます。

ゴルフ場の予約 ゴルフ場に行きたい
(行きたい)
ゴルフのスクールやシミュレーション ゴルフをやってみたい
(やってみたい)
ゴルフのニュース ゴルフを知りたい
(知りたい)

 

検索結果

検索結果についても、このように4種類に大きく分けられることがあると思います。

ここで言いたいことは、当然ですが知りたいという検索がもっとも検索の中では多く大部分を占めていることです。

知りたいという人はすぐにそのサービスをやりたいとか商品を購入したいと思っているわけではないので、直接的に販売には結びつかない、どちらかというと知識を増やしたい検索キーワードになります。

逆に行きたい、やってみたい、買いたいというものは、直接的に購入したいとかそのサービスを受けたいと思っている人になるので、どちらかというと販売や売上に直接繋がりやすいという意味では価値の高い検索キーワードになってきます。

当然ですが、行きたい、やってみたい、買いたいという検索キーワードは他の競合さんも狙っているキーワードなので、それだけ価値が高いですし上位にいくのも難しいキーワードになってきます。

まずは検索の種類としてこういうものがあるんだよということを理解してください。

1-2. SEO対策=Google対策

続いて、SEO対策というのはGoogle対策であるということです。

基本的に検索エンジンというのはGoogleだけではなくて、次のようなサービスも存在します。

  • Yahoo!
  • Bing
  • Baidu

ただ実はYahoo!はGoogleと同じ検索エンジンを使っているので、基本的には検索結果はGoogleと同じになります。

そしてBingやBaiduの使用率もそんなに多くないので、基本的にはGoogleの対策をしていれば90%以上の検索エンジンの対策ができることになっています。

なのでいま現在SEO対策と言われていることは、Google対策だと言われるのが一般的です。

なのでまずはGoogleの検索結果で上位表示されることが、SEO対策では効果的なんだよと頭に入れておいていただけるといいのかなと思います。

1-3. Googleが掲げた真実

Google対策でなにが大事なのかということで、Googleは検索している人にとってより有益な情報を効率よく表示させたい目標があります。

その中で、Googleの理念である10の事実というものがGoogleで公表されています。

  • ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
  • 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
  • 遅いより速いほうがいい
  • ウェブでも民主主義は機能する
  • 情報を探したくなるのはパソコンの目の前にいるときだけではない
  • 悪事を働かなくてもお金は稼げる
  • 世の中にはまだまだ情報があふれている
  • 情報のニーズはすべての国境を超える
  • スーツがなくても真剣に仕事はできる
  • 「すばらしい」では足りない

基本的には、この10の事実をしっかりと抑えることがSEO対策では大事なことなんだよと言われています。

ただこの10の事実だけを見るとちょっと抽象的だったり難しい表現だったりするので、私の方でわかりやすいような表現にまとめてみると次のようになります。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる 検索ユーザーの利便性を追求しましょう
1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番 記事の専門性をできるだけ高めましょう
遅いより速いほうがいい サイトやページの表示速度が速いほうが好ましいです
ウェブでも民主主義は機能する 多くの人に支持されているページを良いページとする傾向があります
情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない スマホやタブレットでも見やすいページが好まれます
世の中にはまだまだ情報があふれている 常に良い情報へとサイトを更新しましょう
スーツがなくても真剣に仕事はできる 独創的でオリジナリティのあるサイトを追求しましょう
「すばらしい」では足りない 常に改善を繰り返して良いものにしていきましょう

 

「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」というのは、検索ユーザーの利便性をとにかく追求していきましょうということです。

「検索ユーザーが使いやすいと思ったサイト、読みやすいと思ったページについては結果的に上位に表示されていくよ!」というのがGoogleの言っていることになります。

そして次は、「1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番」ということです。

Googleはとにかく専門性というものを大事にしています。

薄っぺらい情報を長くまんべんなく書いていくよりは、専門的な情報を必要な分だけバチッときちんと込められているページやサイトの方が上位に表示されやすいというふうに言っています。

そして、「遅いより速いほうがいい」ということです。

Googleはとにかく最近はサイトやページの表示速度を大切にしていて、なかなか表示されないとか重いサイトに関しては評価を下げてしまいますし検索順位もどんどん下がってしまいます。

なのでサクサク検索できる、スピードを早く表示できる方が検索の上位に表示されやすいことがあります。

「ウェブでも民主主義は機能する」ということで、多くの人に支持されているページを良いページとする傾向があることです。

これはなにを見ているのかというと、ページへのアクセス数とかアクセスした人の滞在時間とかアクセスした人がすぐに×ボタンを押さないで他のページまで見ていく離脱率の低さなんかも非常に大切にしています。

なので、ここも重要視していきましょう。

5番目は、「情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない」ということです。

当たり前ですけど、いま検索はパソコンだけでなくてスマートフォンやタブレットでも検索をしています。

そういった端末でも見やすいページを作るようにしましょうということを、ここでは言っています。

「世の中にはまだまだ情報があふれている」ということで、いま作っている情報が最終盤ですということではなくて、常に良い情報へサイトを更新していきましょうという。

最新のバージョンに更新をすること自体が、Googleからは評価を受けることになります。

そして9番目「スーツがなくても真剣に仕事はできる」ということで、あまり形式ばったものものであるとかかたっ苦しい文章にするよりも、独創的でオリジナリティのあるサイトを追求しましょうということをここでは言っております。

10番目、「すばらしいでは足りない」ということで、常に改善を繰り返して良いものにしていきましょう。

「これはすばらしい!」で終わってしまうと、もっとよりすばらしいサイトが来たときに上にいってしまいます。

そういう意味では、常に改善して良いもの良いものと追求していると常に上位をキープできるようなかたちになっています。

1-4. 全部はできない

Googleが掲げた10の事実についてお話をしていきましたが、けっこう抽象的な内容も含まれていますし全部はできないんですね。

結果的に全部をやってあらゆることをやると上位に上がっていくのですが、これ全部やっていると本当にきりがないですしなかなかそこまで時間とお金もかけられないかなと思います。

なのでこの中で自分の目的とか事業や業種に合わせたSEO対策を優先順位をもってやっていくのがすごく大事になります。

なので私がこれから話すのは全部の話ではなくて、その中でも効果的なものであるとか即効性があるものについてお話をしていきたいと思います。

2. SEO対策の活用方法

組み合わせ

それでは続いて、SEO対策の活用方法についてお話していきます。

まずSEO対策って言ってもいろいろな活用方法がありますので、自社に合った業種に合った活用方法をイメージして最終的なゴールを考えていくといいのかなと思います。

2-1. メーカーや企業

例えば1つ目は、メーカーや企業のSEO対策に関してです。

メーカーや企業で、特にBtoB。要するに相手もお客様も企業だという場合のSEO対策は、特殊なやり方をしていきます。

その場合は検索をして製品や商品が見つかったから「あ!じゃあ購入しよう!」とポチッと購入するということではなくて、その内容を営業さんによく詳しく聞いて社内でも検討して検討期間をもって契約というかたちになると思います。

なのでネットから注文されるのはまだまだBtoBでは少ないのかなと思います。

・オウンドメディア

そこで役に立つのが、オウンドメディアというSEO対策の手法です。

オウンドメディアというのは基本的には自社で運営しているメディアのことを指すのですが、特にここで言っているオウンドメディアに関しては自社でお客様のために運営しているお役立ちサイト・お役立ちブログのようなイメージをもっていただけるといいのかなと思います。

自分たちの企業のクライアント・見込み客になりそうな人が検索をしたときに、上手に見つけてもらえるようなオウンドメディアを作ることによって自分たちの見込み客との接点を作ることができる。

その見込み客の顧客情報を入手することができれば、営業さんが行って説明することもできますし最終的には契約に結びつけることができます。

なので、これをオウンドメディアというふうに呼んだりしています。

これはBtoBをやっている企業が運営しているケースが多いのですが、例えば私たちもマーケティングについて知りたいと思っている企業が検索してヒットするようなオウンドメディアを運営しています。

これ「マーケティングカレッジブログ」というオウンドメディアなのですが、マーケティングについてのお役立ち情報をたくさん載せているサイトになります。

例えば次のようなキーワードで検索したときにこのサイトがヒットして、このサイトの情報が役に立ったと思う人が私たちと接点をもって契約に結びつけられるようにしていくのがこのサイトの目的になります。

  • SEO対策
  • インスタグラムマーケティング
  • YouTubeマーケティング
  • デジタルマーケティング

他にもキーエンス社が運営している「静電気ドクター」というサイトがあります。

これもすごく良いサイトで、一般的な工場の中で静電気というのはとても危ないもの、事故に結びつきやすいものなので、静電気はかなり気をつけてケアしていかなければいけません。

その静電気のトラブルを防止するためのお役立ち情報であるとか静電気を防止するためのツールなどを紹介しているのが、この静電気ドクターになります。

静電気に関する悩み事を検索をするとこのサイトにヒットして、最終的にはキーエンス社がもっている商品やサービスに繋がるような流れができているようなかたちになります。

このように企業やメーカーがSEO対策をするときは、お客様のお役立ち情報を載せるようなオウンドメディアを運営するとより効果的になるのかなと思います。

2-2. 接骨院・ジムなどの店舗

続いて、接骨院やジムなどの店舗のSEO対策についてです。

接骨院やジムなどは、そこに来ているお客様が検索しているキーワードをしっかりホームページに入れるのが大事になります。

例えば私の会社は東京の市ヶ谷という場所にあるのですが、私が自分で接骨院を探そうと思ったら次のような検索キーワードになると思います。

  • 市ヶ谷 接骨院
  • 市ヶ谷 接骨院 腰痛

ジムを検索しようと思ったら、次のような検索になります。

  • 市ヶ谷 パーソナルトレーニングジム
  • 市ヶ谷 ジム ダイエット

いま自分たちのお店に来ているお客様がどういう検索キーワードで検索をしているのか、そしてどういうふうにヒットして自分たちの店舗を見つけてくれているのかをきちんと把握して、その検索しているキーワードの内容をホームページに載せることが大事かなと思います。

その検索キーワードはだいたいが「場所」そして「業種」プラスで「お悩み」とかそういった検索キーワードが入ることが多いかなと思います。

2-3. スクールやお教室

そしてスクールやお教室についても、同様のことが言えます。

やっぱり来ているお客様・見つけてくれているお客様がどういう検索をしているかをきちんと突き止めることが大事です。

例えば私だったら、「市ヶ谷 ダンススクール 子供」とか「市ヶ谷 ピアノ教室 大人」とかそういうふうに検索をすると思います。

なので自店舗のお客様がどういう検索キーワードをしているのかをきちんと把握して、それを自社のホームページや予約サイトのほうに反映させるのがすごい大事な戦略になっていきます。

2-4. ECサイト・物販

続いて、ECサイト・物販という戦略になります。

ECサイトの場合はそれぞれの商品に対してターゲットとなるお客様がいると思いますので、そのお客様が検索しているキーワードがなんなんだろうということをきちんと調べてページのタイトルに入れていくことが大切になります。

基本的にECサイトや物販で販売するものに関しては全国にお届けすることができると思いますので、この場合は地域名というものがなくなるかもしれません。

私たちがECサイトで販売している「カスピ海ヨーグルト」という商品があるのですが、カスピ海ヨーグルトの場合は「ヨーグルト 健康」とか「ヨーグルト 腸活」とかそういったキーワードでヒットするようなページを作ります。

そしてそのページに来てくれた人が「これいいな!」と思えるようなページの内容にしておくことで、ポチッと購入ボタンを押してくれるような流れになってきます。

なのでそれぞれの商品に対して検索キーワードをきちんと突き止めてそれをページタイトルの中に入れるのが、このECサイト・物販のSEO対策になってきます。

3. マーケティングとしてのSEO対策の始め方

ビジネスマン

続いて、マーケティングとしてのSEO対策の始め方です。

よりマーケティングに結びつきやすい簡単な始め方について、ここからは話していきたいと思います。

3-1. HPのタイトルやページタイトル変更

まず、ホームページのタイトルやページタイトルの変更ということです。

実はホームページの中って、次のような箇所に文章を入れることができます。

  • サイトタイトル
  • ページタイトル
  • 本文
  • サイトのディスクリプション

そしてその文章の中に検索キーワードを入れるのが大事なのですが、Googleはそれを全部なんでもかんでも読み取っているわけではなくて、Googleもその中で優先順位をつけて読み取っている場所があります。

その優先順位が一番高い場所が、サイトタイトルになります。

そしてその次に優先順位が高いのが、ページタイトルになります。

なので基本的には検索で上位になりたいと思う検索キーワードに関しては、サイトタイトルにまず入れるのが大事なことになります。

そしてその次、他にも検索で上位になりたい検索キーワードがあったら、ページタイトルに入れていくのが大事になります。

なので大切なことは、一番取りたい検索キーワードはサイトタイトルに入れましょうということになります。

3-2. HPリニューアル

そしてそれも含めて、ホームページのリニューアルになります。

ホームページを一気にリニューアルしてサイトタイトルを変更したりサイトのスピードを変更したりサイトの監修者を変更したりすることによって、サイト自体の検索キーワードがグンと上がることもあります。

なので、ホームページのリニューアルもすごく大事です。

この詳しい内容についてはまたこの後もお話していきますので、まずはここでホームページのリニューアルは大切だということをお話しておきます。

3-3. ブログを書く

続いて、ブログを書くということです。

SEO対策としてページ数を増やしていくこと、ページを新しい情報に更新していくことは評価されることになります。

それが簡単にできるのが、ブログというものになります。

ブログはもともと新しいページを増やすこともできますし情報も更新することができるので、SEO対策に効果的だと言われています。

ブログをホームページの中で運用するのももちろんいいですし、もっと簡単に始めたい場合はブログが簡単に始められる「アメブロ」や「note」を使ってみるといいです。

・アメブロ

アメブロに関して言うとユーザー層が30代以上の女性が多いので、もしターゲットが30代以上の女性が多い場合にはアメブロで始めてみるのがいいかなと思います。

・note

逆にそれ以外の人、男性とかをターゲットにする場合は私はnoteで始めるのがいいかなと思っています。

noteのほうがアメブロよりもスマートフォンで見やすかったり全体的なSEO対策がしっかりしているので、上位に表示されやすいような傾向があります。

なので30代以上の女性以外をターゲットにする場合は、noteで始めるのも私はおすすめです。

3-4. SNSで投稿する

そしてSEO対策としては少し外れてくるのですが、マーケティングに効果があるのはホームページを更新したら、もしくはブログを新しく作ったらSNSでも投稿していくのも大切になります。

ページを新しく作ったりホームページを新しく作ったからといっていきなり上位に表示されるわけではなくて、いろいろな人がアクセスしてその人たちがしっかりホームページを見てくれることによって時間をかけて検索順位というのは上がっていきます。

なので基本的にSEO対策って、ちょっと時間がかかるものでもあります。

ただ自分のもっているSNSで投稿することによって一瞬でもアクセスが上がりますので、そのアクセスが上がったときにしっかりと内容を見てくれる人がいたらより早くSEO対策としても上位に表示させることができるかなと思います。

3-5. MEO対策

そしてこれも直接的なSEO対策とは違うのですが、MEO対策という考え方もあります。

MEO対策というのは、「Map Engine Optimization」の頭文字を取った略語になります。

マップエンジンというのは、Googleマップのことを指しています。

要するに、Googleマップ上での検索エンジン対策ということになります。

これはGoogleマップでより上位に表示させることなのですが、実はこれがいまものすごく大切になってきています。

これはなぜかというと、みなさんも検索をしてみるとまず検索結果の一番上に出てくるのは広告だと思います。

広告の下に出てくるのは、Googleマップになります。

Googleマップのなかでも、上位3つが表示されるようになってきます。

その後に、検索結果が表示されています。

つまり、なんとGoogleマップで上位に表示されると基本的な検索よりも上位に表示されるかたちになってきています。

SEO対策は昔からいろいろな人たちが一生懸命やっているので、なかなか1位2位に表示させるのは難しいです。

人気のキーワードであればあるほど、かなり時間とお金をかけてやっていかないと難しいです。

ただGoogleマップはどちらかというとまだ新しいので、Googleマップで上位に表示させるのは検索で上位に表示させるよりも簡単です。

なのでGoogleマップで上位に表示させることによって擬似的に検索の中でも上位に表示させることができるので、実はMEO対策はマーケティング的にとても効果のある大事な対策になっていきます。

なのでSEO対策と同時に考えていくべきなのがMEO対策で、Googleマップでも何位に表示されるか?上位に表示されるようにならないか?ということを考えておくとすごくマーケティング的には効果があると思います。

4. SEO対策に効果的な方法

ひらめく女性

続いて、実際のSEO対策に効果的な方法についてもお話していきます。

これを話し始めると本当にきりがなくてずっと話していけるぐらい奥が深いものなのですが、今日はかいつまんで大切なところだけお話していきます。

4-1. 正しいキーワードを見つける

まず何回もお話しているように、SEO対策の基本で大事なのは正しい検索キーワードを見つけることなんです。

もうほとんどの事業者、ほとんどの店舗が失敗しているのはここです。

お客様が検索しているキーワードを見つけられていない、もしくは入れていないということなんです。

・徹底的なお客様目線

この正しい検索キーワードを見つけるうえですごく大事なのが、徹底的なお客様目線になることです。

お客様が検索しているキーワードを突き止めるのがすごく大事で、実際に来てくれているお客様に聞いてみるのも大事です。

どういうふうに検索していますか?とか、この店舗を探すときにどういうふうに検索しましたか?ということを聞いてみるのもすごく大事です。

他にも、自分たちは専門家なんだけどお客様は素人なんです。

なので絶対専門的な言葉は使わないですし、もしかすると変な検索をしている可能性もあります。

「そんな検索じゃ絶対目的のものが見つかんないよ!」というような検索をしている場合もあります。

だけどその検索しているキーワードをしっかり把握しておいてホームページに載せることによって、お宝キーワード。いわゆる競合も狙っていないようなキーワードでお客様を呼ぶこともできます。

なので、そういったこともしっかり考えておくと良いのかなと思います。

実は私がスマートフォンで動画を作る事業を起業するとき一番最初にブログを書いていたのですが、そのときにお客様が検索するキーワードを常に毎日考えていました。

そのとき当時まだiPhoneが出たばかりで、iPhoneからYouTubeに動画をアップロードしようとするとけっこう高い確率で失敗するんですね。

iPhoneからYouTubeに動画をアップロードしようとして失敗したときに表示されるのが、「動画がアップロードできませんでした」という表示ですね。

私はこれけっこう自分のお客さんもこの表示を見て困っているなと思ったので、「動画がアップロードできませんでしたの解決策」というブログを書きました。

そしたらかなりの検索があったようで、ものすごいアクセスがそのページにはありました。

かつ他の競合と呼ばれる競合他社はそのことについてはまだ気づいていなかったので、すぐに1位に表示されてものすごいアクセスがあって結果的に私のお客さんも増やすことができました。

なので正しい検索キーワード、お宝検索キーワードを見つけるのはビジネスにとってとても大事なことになりますので、ぜひそこを徹底してお客様の目線でやってみるといいと思います。

4-2. 良いページ数を増やす

続いて、良いページの数を増やすということです。

Googleは良いコンテンツの数も評価にしています。

コンテンツの数とはどういうことを言っているかを、例を使って解説していきます。

  ホームページA ホームページB
ページ数 10ページ 10ページ
コラム記事 10ページ 30ページ
合計 20ページ 40ページ

ホームページAに関して、ページ数が10ページありコラム記事が10ページありました。

合計20ページあるホームページAがあったとします。

そしてホームページBのほうは、ページ数はAと一緒で10ページでした。

ただコラム記事が30ページあるので、合計でいうと40ページでホームページAより多い場合があります。

その場合、SEO効果としてはホームページBのほうが合計ページ数が多いので、SEO効果が高くなりますよということになります。

こういったふうに単純にページ数・コンテンツの数が多いほうが評価が高くなるので、ページ数は増やしておいたほうがいいと思います。

ただ役に立たないページや内容が薄くて長いだけのページを作ってしまうと逆効果になってしまう可能性があるので、良いページの数を増やす、質の高いページの数を増やすのが大切なことになります。

4-3. 被リンク数を増やす

続いて、被リンクの数を増やすということです。

被リンクというのはちょっと難しい考え方なのですが、もし自分たちのページがあったときにそのページの内容が役に立つと思ったら他の人が自分たちのページのリンクを貼って紹介してくれるケースがあると思います。

他の人が自分のブログで紹介してくれるとか、他の人が自分のSNSで紹介してくれるような感じです。

それは自分たちのページにとっては、「被リンク」というかたちになります。

Googleはこれを評価の対象としています。

「こんなに被リンクがたくさん貼られているサイトはきっと役立つサイトに違いない!」「きっと良いことが書いてあるに違いない!」ということで、評価を上げてくれます。

なので被リンクの数を増やしていくのは昔からとても大切なSEO対策と言われていて、いまでもある一定の効果があります。

この被リンクを増やすのは意図的に変なふうに被リンクを増やしてしまうとGoogleから「ペナルティ」と言われる罰を受けてしまうので、決してやらないほうがいいと思います。

良いページ・サイトを書いていると自然にリンクをしてくれる人、被リンクをもらえる確率が増えていくので、まず良いページ・サイトを作るのが大前提です。

先ほど申し上げたように、自分のSNSでも公開していろいろな人に良いサイト・ページのことを知ってもらうのもポイントになります。

さらにはどうしても被リンクを載せて欲しいと思った場合には、直接お願いする手もあると思います。

「うちのサイトのこういうページを作ったのですが、ぜひ載せてもらえませんか?」というふうにお願いするのも、直接的なSEO対策になると思います。

4-4. スピードを上げる

続いて、スピードを上げるということです。

Googleは年に数回アップデートをしているのですが、最近のアップデートはいかにスピードを上げるか?いかに表示速度が速いサイトを評価するか?というアップデートを行っています。

なのでこれからもどんどんこういうアップデートが行われていくと思うので、なるべく写真のサイズを小さくして表示速度を上げるとか、重い動画はサイトの中に置かないとか、表示スピードを上げるような施策をしていくとより良いのかなと思っています。

4-5. 監修者を入れる、プロフィールを充実させる

そして監修者を入れる、プロフィールを充実させるということです。

Googleは評価の基準として、専門性・権威性・信頼性があるサイトやページを評価しますというふうに言っています。

専門性・権威性・信頼性を表現するためになにが大事かというと、監修者を入れることやページやサイトを作った人のプロフィールを充実させて表示させることです。

例えば健康系のサイトだったらお医者さんの監修があったほうが信頼性が上がりますし、法律について語られているページだったら弁護士資格をもった弁護士さんの監修があったほうが権威性・信頼性が増し、Googleからの評価も高くなります。

他にも「ページを書いた人はこういう人です!」とプロフィールを書いて、その人のバックグラウンド・経歴であるとかもっている資格などを表示させることもSEO対策にはとても大事になります。

なので、これも1つ1つやっていくとGoogleからの評価もどんどん上がっていくかなと思います。

5. まとめ

上昇グラフ

いかがでしたでしょうか。

SEO対策はマーケティングの極意に則った、とても効率の良いとても効果の高い戦略になってきます。

なのでSEO対策ってすごく大切なのですが、複雑だったり難しかったりもしくは古い情報を頼りにしていていまのSEO対策ができていない可能性もあります。

私ももうSEO対策についてはたくさん話したいことがまだまだいっぱいあるのですが、今日は3%ぐらいしかお話できていません。

他にも話したいことが本当にいっぱいあるのですが、今日はかいつまんでお話させていただきました。

ぜひ参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で失礼します。

 

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