作業快適なデスクトップパソコンを選ぶ3つのポイント

現在のパソコンは、スマートにどこでも使用できることから、ノートパソコンに人気が集まっています。
各メーカーも、その波に乗りノートパソコンに力を入れており開発を進めています。

しかし、2020年の2月頃から新型コロナウイルスの感染防止のため、日本では在宅勤務となる人が増えてきました。

自宅にいながらにして、会社と変わりない業務をこなすためには、やはりある程度のスペックを備えたデスクトップパソコンが必要だと考える人も少なくありません。

そこで今回は、再注目を集めているデスクトップパソコンを選ぶポイントを中心に、その魅力についてご紹介します。

記事の後半には、オススメのデスクトップパソコンもご紹介してまいります。

デスクトップパソコン

1.デスクトップパソコンとは

デスクトップパソコンとは、机に設置をして使用するタイプのパソコンをいいます。
会社での内勤では、デスクトップパソコンをメインとして業務をこなしている人が多いと考えられています。

特徴としては、4つの機器がそろって初めて機能するということです。

・パソコン本体

・モニター

・キーボード

・マウス

サイズや形は様々ですが、カスタマイズして自分好みのデスクトップパソコンにすることもできます。

1-1.ノートパソコンとの違い

ノートパソコンとの違いはいくつかありますが、大きく違うのは移動を目的とせず、決められた場所で使用することです。

他には、ノートパソコンは性能以外に、重量・形・連続使用時間などが求められるため、デスクトップパソコンと同様のスペックのノートパソコンは、高額になってしまうケースがあります。

1-2.デスクトップパソコンの種類

デスクトップパソコンには、設置するためにある程度の広さや場所が必要となるイメージがあります。
しかし、最近では様々なサイズがあり、技術の進歩によりパソコン本体もコンパクトに、スマートになってきています。

・タワー型・・・最も大きいため場所を取りますが、拡張性が高い

・ミニタワー型・・・タワー型より一回り小さいけど、性能的に劣らない

・スリム型・・・タワー型より横幅が狭いので、限られた空間でも設置できる

・スティック型・・・技術の進歩によりタワー型がポケットに収まるサイズまでになった

・一体型・・・モニターとパソコン本体が一体になっている

2.デスクトップパソコンを選ぶメリット

ただ大きく場所を取るだけでなく、デスクトップを選ぶメリットがあります。

2-1.性能

デスクトップパソコンは、ノートパソコンより高性能なモデルが多くあります。

性能を重視とする場合、必ず確認しているのがこちらの4つです。

・CPU

・メモリ

・ビデオカード

・ストレージ

CPUは、パソコンの頭脳で処理速度はここで決まります。
メモリは、ソフトを動かしたり、データを保存するためにあります。

ビデオカードは、グラフィックス関連の処理をします。
ストレージは、データ保存のための部品です。

デスクトップパソコンの用途によって異なりますが、この4つが高性能であることで自分が思うようなパソコン環境を整えることができます。

2-2.拡張性

デスクトップパソコンの特徴として、拡張性があるので購入後でもカスタマイズして高性能のパソコンにすることができます。

CPUに代表されるように、研究開発が進められているため、パソコンは最新機種を購入しても1年以内には後継機種が出るため、処理速度も遅いものとなっていくのです。

その場合、パソコンは使えるから部品を増設したり交換することで、高性能で自分好みのパソコンになります。

2-3.操作性

デスクトップパソコンは、性能だけでなく、外観も変えることができます。
既製品でも、カスタマイズでもモニター・キーボード・マウスに至るまで互換性のあるものなら、変えることができます。

長時間の作業を軽減するもの、スタイリッシュなもの、モチベーションを上げることもできるのでオススメです。

3.デスクトップパソコンの用途を考える

デスクトップパソコンを選ぶ前に、用途を明確にすることが大切です。

3-1.リモートワークで必要

在宅勤務となり必要となったという方も多いはずです。
ご自身の業務によって、用途は大きく変わります。


・エクセル、ワードによる事務処理や文章作成がメインとなる

・オンライン会議やデータのやりとりがある


また、在宅勤務では2つの違いがあります。


・会社のパソコンと繋げて(リモート)作業をする

・自宅のパソコンのみで作業をする


会社から支給される場合には問題はありませんが、個人のパソコンを使用する場合には上記のことも確認しておきましょう。

3-2.ゲームや動画を楽しみたい

ゲームや動画を楽しみたいという方は、CPUとメモリなど高性能なものを選ぶ必要があります。
ゲームであれば、3D・オンラインゲームが主流となっているため、処理速度が遅いのは致命的です。

動画のクオリティも上がっているため、視聴する側のパソコンの性能が求められます。

3-3.写真・動画編集をする

SNSやYouTubeなどへの投稿に、動画を追加する人が増えており、自分で撮影した写真や動画編集する人が増えています。

この場合も、画像の取り込み以外に編集するアプリのインストールが必要です。
使用するアプリや、画像の取り込み頻度やクオリティなどを考えて購入する必要があります。

4.デスクトップパソコンの選ぶ2つのポイント

デスクトップパソコンの用途から、選ぶポイントをご紹介します。
やはり、どんな用途であっても「高性能なCPU」と「メモリ容量」であることが、選ぶポイントになります。

4-1.高性能なCPU

CPUは頭脳であり、パソコンの使用環境を整えてくれます。そして、作業のストレスにならないパソコンの処理速度も早くなります。

処理速度にこだわる理由として、例えばオンライン会議やゲームにはWi-Fi環境も必要です。同様に映像やゲームにおいても処理速度が早くなければ、リアルタイムで対応することができなくなります。

さらに、オンライン会議などで突然画面が固まるという現象を経験されたことがあると思います。この原因はいくつか考えられますが、その一つにCPUの性能が挙げられます。

動いては固まるということを地味に繰り返される現象は、自分だけでなく相手にもストレスがかかります。

4-2.メモリ容量

デスクトップパソコンには、既存のモデルでも十分なメモリ容量があります。また、購入後に増やすこともできます。
そして、画像やゲームのように大量のデータを使うほど、CPUの処理速度が落ちてしまうので、メモリも多く必要となります。

ゲームや画像編集は、スマホやノートパソコンでも可能ですが、仕事や趣味でよりクオリティの高いものを求めるのなら、メモリ容量に余裕が持てるデスクトップパソコンがオススメです。

5.おすすめデスクトップパソコン

パソコンの主流をノートパソコンが占めているといっても、デスクトップパソコンの種類も多くあります。
用途やポイントを押さえても、「いざ、購入」となれば悩んでしまうものです。

そんな方々のために、ほんの一部ですがオススメのデスクトップパソコンをご紹介します。

5-1.タワー型

タワー型は大きく場所をとりますが、高性能なスペックが用意されたデスクトップパソコンと言えます。


・HP「
Pavilion Gaming Desktop TG01-0720jp」(公式サイトはこちら)

8コアのCPU搭載に、メモリ容量が16GBという高性能でハイスペックなデスクトップパソコンです。

ヒューレット・パッカードは、日本に法人を置いているので購入後の問い合わせや対応にも心配がいりません。


・DELL「Inspiron スモールデスクトップ プレミアム」
(公式サイトはこちら)

スリムなタワー型なので、スペースを取らないことスタイリッシュなデザインだというところも人気の一つです。

パソコン本体は、長時間使用することで熱を帯びて、パフォーマンスが下がってしまいますが、強力な吸気エアフローが内部熱を冷却するので、安心して使用することができます。

5-2.一体型

ディスプレイと一体型になったデスクトップパソコンは、仕事以外にも動画などを楽しむのにも便利です。

・富士通「FMV ESPRIMO FHシリーズ WF1/D3 KC_WF1D3 スタンダードモデル」(公式サイトはこちら)

一体型は性能的に劣るようなイメージがありますが、IntelCorei7のハイスペックなCPUを搭載しているので、作業をするのに十分な環境が整っています。

また、ディスプレイが23.8インチという大きさに、HDDで約1TBという大容量なので、仕事終わりに動画や映画を楽しむこともできます。

・NEC「LAVIE Direct DA(S)シリーズ」(公式サイトはこちら)

こちらも国内メーカーの一体型のデスクトップパソコンです。国内メーカーの良いところは、高性能でハイスペックであることは当たり前で、オプションが多いことです。

このシリーズにも「オフィス搭載」モデルがあり、在宅勤務を始めるまでに購入するだけで、会社と同じ状況下で仕事を始めることができます。

5-3.スティック型

デスクトップパソコンの弱点である「持ち歩けない」を可能にしたのが「スティック型」です。ポケットサイズで持ち運べて、モニターやテレビがあればどこでも作業できるのが大きな魅力です。

・インテル「Compute Stick STK1AW32SC」(公式サイトはこちら)

4コアのCPUで、メモリ容量は2GBなので、タワー型と比べると性能は劣りますが、事務作業をメインとする在宅勤務なら十分に活躍してくれます。

・Asus「VivoStick TS10 TS10-B174D」(公式サイトはこちら)

HDMI端子に差し込んで使用できるため、差し込むためのスペースを確保する必要がありません。また、OSには「Windows 10 Pro」が搭載されているので、タワー型など他のデスクトップパソコンと同じように使用することができます。

6.まとめ

デスクトップパソコンの選び方についてご紹介しました。

新型コロナウイルスの感染防止のため、多くの人が在宅勤務へと働き方のスタイルが変化しています。

在宅勤務は、プライベートとの混同になりモチベーションが上がらないという人もいるのではないでしょうか?
また、これまでのパソコンでは対応ができないということもあります。

デスクトップパソコンは、動きが取れない今だからこそ環境を整えてくれるアイテムでもあります。動かさないからこそ、性能やスペックにこだわってみるのもいいかもしれませんね。

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