「友人のインスタグラム、どんな投稿があるのかのぞいてみたい。でも、自分の存在がバレるのは嫌だな」
「投稿はせず、見る専門でインスタグラムを使いたい」
写真をメインコンテンツとして扱うインスタグラムは、自分で投稿するだけでなく、友人や有名人の投稿を閲覧して楽しむこともできます。
しかし、中には、「知り合いに身バレをしたくない」「身バレをせず、非公開アカウントから承認を受けたい」という人もいるでしょう。
そこでこの記事では、インスタグラムを見るだけで使う方法について、インスタ初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
すぐに実践できるポイントに厳選しているので、ぜひ参考にしてください。
1. インスタグラムは見るだけでもOK
SNSの魅力は、誰とでも気軽にやりとりができたり、自分の日常を発信できたりすることです。
しかし、インスタグラムは見るだけの利用もOK。TwitterやFacebookと同様に、無理に投稿をする必要はありません。
「自分は全然発信していないのに、相手のばかり見ていて不快に思われないかな」と思う人もいるかもしれませんが、全く問題ありません。SNSの投稿は、不特定多数の人に投稿が見られることを前提に発信されているからです。
インスタグラムを見る専用で使いたい人は、この記事の内容を参考にして閲覧を楽しみましょう。
2. インスタグラムを見るだけで使う方法
インスタグラムには、2通りの使い方があります。
- アカウント登録をする
- ブラウザから閲覧する
順番に見ていきましょう。
2-1. アカウント登録をする
インスタグラムのアプリからアカウントを作り、ログインして使う方法です。最もポピュラーな方法だといえます。
インスタのほとんどのユーザーは、アカウントを作ってインスタを利用しています。
1. 制限なく機能を使える
後述するログインなしでインスタグラムを使う方法では、コンテンツの閲覧に制限があるため、アプリを最大限に楽しむことができません。特にストーリーやライブ機能は、アカウントがないと一切使えなくなっています。
ログインをすれば、インスタグラムの機能を100%楽しめます。アカウントを作成する最大のメリットだといえるでしょう。
2. 普通のアカウントと同じ使い方ができる
有名人やインフルエンサーを含め、ほとんどのユーザーはアカウントを作ってインスタグラムを利用しています。アカウントがあれば、インスタを使う目的に関わらず、他のユーザーと同じようにSNSを使えます。
3. 足跡が残ってしまう
アカウント作成は大変便利な方法である一方、足跡が残ってしまうという点が気になる人も多いはず。
足跡は閲覧履歴のことで、ストーリーを見たりいいねを押したりすると残ります。相手は、誰が自分のコンテンツを見たかを確認できます。
「アカウント作りたいけど、自分のことがバレちゃうのは嫌だな」と思った人もいるかもしれませんが、問題ありません。後半で紹介するポイントを押さえれば、自分の存在を隠しながらインスタを楽しめますよ。
2-2. ブラウザから閲覧する
2つ目は、ログインをせずにブラウザから閲覧する方法です。この方法を使えば、自分のアカウントがなくてもインスタグラムを閲覧できます。
ブラウザとは、Safari(サファリ)やGoogle Chromeなど、みなさんが何かを検索する時に使うツールです。検索結果からインスタグラムの公式ページに入ることで、投稿を閲覧できます。
1. アカウント登録をする必要がない
アカウント登録を際、名前やメールアドレスを入力する必要があります。登録作業がめんどくさいと感じる人も多いでしょう。
ブラウザからインスタに入れば、ログインをしなくてもユーザーの投稿を見られます。検索をして公式ページに入るだけなので簡単です。
2. 個人情報を提供しなくていい
アカウントを作るには、個人情報を提供する必要があります。個人情報を見ず知らずの会社に明かすことに、抵抗を感じる人もいるでしょう。
3. 使える機能が制限される
ブラウザ閲覧の最大のデメリットは、使える機能が大幅に制限されることです。
投稿の詳細が見られなかったり、ストーリーやライブが使えなかったりと、インスタグラムの重要な機能が制限されます。
特に面倒なのは、インスタ閲覧中に出てくるログイン催促の画面。実際に使えばわかりますが、かなりうっとおしいです。
3. インスタグラムを見るだけで使うなら「アカウント登録」がおすすめ!
見るだけでインスタグラムを使う場合も、アカウントを作ることをおすすめします。利便性が高い上に、インスタのほぼ全ての機能を使えるからです。
身バレするリスクが懸念点ですが、インスタでは他のユーザーの個人情報を確認することができません。
そもそもインスタは実名制ではありませんし、アイコンの写真も自由に設定できます。
つまり、ユーザーから見えるプロフィール部分さえ注意して作れば、身バレのリスクは最小限に抑えられるのです。ブラウザから閲覧するメリットは、もはやないと言っても過言ではありません。
4. インスタグラムのアカウント登録手順
インスタグラムのアカウント登録の流れを、実際のアプリ画面を使って解説していきます。
4-1. アプリをダウンロードして開く
インスタグラムのアプリを開きます。すでにアカウントを持っている場合は、画面上部に一覧表示されます。
右下の「登録」へ進みます。
4-2. 新しいアカウントを作成
画面中央の「新しいアカウントを作成」をタップします。
4-3. メールアドレスを入力
登録に使用するメールアドレスを入力します。
後述しますが、普段使わないメールアドレスを選ぶのがおすすめです。捨てメアドなどを利用して、ふだん使いしていないアドレスを用意してください。
4-4. 認証コードを入力
登録したメールアドレスに送られてきた認証コードを入力します。
4-5. 名前とパスワードを設定
名前とパスワードを設定します。
名前は後から変更できるので、適当なものにしておきましょう。実名である必要はありません。
入力を終えたら、「連絡先を同期せずに次に進む」をタップします。
4-6. 誕生日を入力
誕生日を入力します。
4-7. ユーザーネームの設定
ユーザーネームを設定します。
初期の段階では、メールアドレスの@マーク前がユーザーネームになります。
5. インスタグラムで足跡がつくタイミング
インスタグラムで足跡がつくタイミングは、以下の4つです。
- ストーリー
- ライブ
- DM(ダイレクトメッセージ)
- 投稿に「いいね!」を押す
5-1. ストーリー
ストーリーは、写真や15秒までの動画を、24時間限定で投稿できる機能です。アカウントを持っている人しかストーリーは使えません。「投稿するほどではないけど、みんなに見てもらいたいな」という時に、ストーリーは重宝します。
他のユーザーのストーリーを閲覧すると、相手に閲覧履歴が残ります。ストーリー画面の右下をタップすると、投稿を見てくれた人のアカウント名が一覧で表示されるのです。
また、ストーリーにリアクションやコメントをすると、相手のDMに通知が届きます。
5-2. ライブ
ライブは生配信機能で、ユーザーはリアルタイムで配信を閲覧できます。
ライブ画面に入ると、「〇〇(アカウント名)が参加しました」という通知がメッセージ一覧に届きます。この通知はライブ配信者だけでなく、他の閲覧者も確認できます。
5-3. DM(ダイレクトメッセージ)
個別で相手とメッセージのやりとりができるDM。もちろんですが、アカウント情報を隠してDMをすることはできません。
また、ストーリーにリアクションをした際も、相手に通知が送られます。
5-4. 投稿に「いいね」を押す
投稿の左下にあるハートマークは「いいね」ボタンを押すと、相手に「〇〇があなたの写真にいいね!しました」と通知が届きます。通知は、画面下の「アクティビティ」という欄から確認できます。
いいね!を取り消せば、同時に通知も消えます。しかし、ロック画面や通知センターのプッシュ通知は取り消せないので注意しましょう。
6. インスタグラムを見るだけで使うポイント
友人や知り合いにバレることなくインスタグラムを使いたい人は、以下のポイントに注意しましょう。
- 他のユーザーから見える情報を適切に設定する
- メールアドレスは普段使わないものを登録する
- 怪しいアカウントをフォローしない
6-1. 他のユーザーから見える情報を適切に設定する
個人情報が他のユーザーに晒されることはないですが、アカウントのプロフィールはアイコンの詳細から確認できます。
いくら個人情報を伏せていても、ユーザー名が本名だと一瞬であなたのことだとわかってしまいます。相手から見える部分は、適切に設定しましょう。
プロフィールに設定できる情報は以下の通り。
- プロフィール画像
- ユーザー名
- アカウントID
- プロフィール文
1. プロフィール画像
アイコンの画像は、自分以外の写真に設定しましょう。風景や動物の写真だと、相手から怪しまれないのでおすすめです。
画像は未設定のままにすることもできますが、相手から不審に感じられる可能性があります。後述しますが、非公開アカウントをフォローする際に不利になるので、できるだけ写真は設定するようにしましょう。
2. ユーザー名
ユーザー名はなんでもいいですが、「田中」「高橋」など、実在するような名前をつけるのがおすすめです。
3. アカウントID
IDは、意味のなく複雑なものにしましょう。
有名人やマーケティング目的でインスタを使う人は、意味のある文字列を設定します。そのほうが、相手に自分たちの存在を覚えてもらいやすいからです。
しかし、身バレを防止したい人にとって、存在を認識されるのは避けたいところ。そこで、あえて全く意味のないIDを作って、存在を認知されないようにするのです。
4. プロフィール文
プロフィール文の設定も任意ですが、何かを埋めておいたほうがアカウントの信頼度が上がります。
「〇〇の仕事をしている◯歳です」程度でOKです。嘘でも大丈夫なので、何かしら書き込んでおきましょう。
6-2. メールアドレスは普段使わないものを登録する
インスタグラムにアカウント登録をする際、電話番号かメールアドレスを使用します。登録に使うメールアドレスは、普段は使わないものにしましょう。
というのも、インスタグラムにはメールアドレス(電話番号)検索機能があるからです。もし知人や友人があなたのメールアドレスを検索したら、簡単に身バレしてしまいます。
また、メールアドレスから、あなたのアカウントがリコメンド(おすすめ表示)される可能性もあります。
捨てメアドを発行できるアプリを利用して、仕事やプライベートでは使わないメールアドレスを用意しましょう。
6-3. 怪しいアカウントをフォローしない
インスタグラムには、正規とは違った目的を持つユーザーもたくさんいます。
- ワンクリック詐欺を狙うアカウント
- お金や投資系の勧誘をするアカウント
- アダルト系の投稿をするアカウント
怪しいアカウントをたくさんフォローすると、他の人からブロックされてしまう可能性があります。
投稿の説明文(キャプション)に謎のURLが添付されている場合は、かなりの確率で悪質ユーザーです。そのようなユーザーは、フォローしないでおきましょう。
7. インスタグラムで非公開アカウントをフォローしたい場合は?
インスタグラムでは、アカウントを非公開にできます。非公開アカウントをフォローして投稿を閲覧するには、相手ユーザーの承認を得なければいけません。
とはいえ、見ず知らずの人がこの承認を突破するのは簡単ではありません。一部の信頼できるユーザーにしか投稿を見られたくないからこそ、相手はアカウントを非公開にしているのです。
「非公開にしている友人をフォローしたいけど、自分の存在は伏せておきたい」という人は、以下の2点を実践してみましょう。
- 適当な写真を3~6枚投稿する
- プロフィール文を埋める
7-1. 適当な写真を3~6枚投稿する
風景な動物、料理の写真などを3~6枚投稿しましょう。
なぜなら、投稿が全くない人は、閲覧だけが目的のユーザーだと思われてしまうからです。見る専門の人と繋がるメリットはありませんよね。
そこで、適当な写真を数枚投稿しておくことで、しっかりインスタグラムを使っていることをアピールしましょう。
3~6枚がおすすめな理由は、アカウントの詳細画面を見たとき、一番綺麗に見える枚数だからです。横3枚の写真が縦に並んでいくので、綺麗なタイル柄に見えます。
7-2. プロフィール文を埋める
プロフィール情報が何もない人からフォローリクエストが来ても、認証されることはほぼないでしょう。
プロフィールをしっかりと埋めておくだけで、信頼感が劇的に上がります。前述したプロフィール情報の設定方法を参考に、プロフィールを作成しましょう。
8. インスタグラムは見る専でも楽しめる
インスタグラムは、見るだけでも十分楽しめます。自分から無理に投稿しなくても、他の人のコンテンツに触れられます。
この記事の内容を実践すれば、身バレを避けつつインスタグラムを閲覧できます。まずは捨てメアドを発行して、インスタグラムのアカウントを作成するところから始めましょう。