こんにちは、あつしです。
関わらない人を遠ざけるよりも、関わるべき人を探す方がはるかに大切です。
関わるべき1人と繋がることは、縁を切るべき100人から離れるよりも効果があります。
以前私はYouTubeに「関わってはいけない人の6つの特徴と対策」という動画をアップしました。
ただ正直な話、関わるべき人の特徴さえわかれば、関わらないべき人なんてどうでもいいです。
ですから今回は、私が「人生得したな」と思える、関わるべき3つの特徴について紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!
特徴① 褒めてくれる人
あなたの周りにも、自分のことを伸ばしてくれる人っていると思います。
ただ、そのような人は大きく2タイプに分かれます。
- 褒めて伸ばしてくれる人
- 叱って伸ばしてくれる人
この2つなら、絶対褒めてくれる人の方がいいですよね?
ただ、何も考えずに褒めてくれる人はダメで、そういう人は逆に自分の成長を阻んでしまうかもしれません。
本当に自分のためを思って褒めてくれる人には、絶対に関わるべきです。
こういう人の特徴は「9回褒めて、1回改善点を教えてくれる」。そんな褒め方をしてくれるので、こちらも気持ちよく成長することができます。
私にとってこのような人は、「ゴルフの先生」でした。
私はゴルフを取引先とのお付き合いで始めたので、正直そこまでやる気はありませんでした。
練習には身が入らないし、なかなか上達もしないので、どうしてもそこまで好きになれません。
そんなある日、ゴルフスクールに行ったのですが、そこの先生がすごく良かったんです。
どんな球を打っても、褒めてくれる。
たとえば、球の上の方に当てて転がしてしまう「トップ」という、初心者がよくやるミスをした時に、先生は
「トップはいいんだよ〜!打ち所間違っても転がってくれるから、結果オーライなんだよね!」
と褒めてくれました。
球が右に行ってしまう、いわゆる「スライス」をしたときも、
「いいんだよいいんだよ!地面にぶつけちゃうダフが一番ダメなんだから、ダフってなければなんでもいいんだよ!」
と褒めちぎってくれます。
で、実際にダフってしまったときは、
「うん!いいよいいよ!こういうときはダフるんだなーっていう感覚がわかったでしょ?だから大丈夫!自分の癖が分かれば直せるから!」
結論、その先生から言わせれば、すべてのことがいいことになってしまうんです。
ただ先生は、なんでも適当に褒めているわけではなくて、きちんと「今日は〇〇を意識しましょう!」と事前に課題を教えてくれます。
その課題さえ意識していれば、あとはどんな球を打っても褒めてくれるというわけです。
何よりも、「ゴルフが楽しい」ということを教えてくれます。
そのおかげで、やる気がなかった私も人並みには成長できました。それも「楽しみながら」です。
あの先生にはとても感謝していますし、「自分も人に教えるときはこういう風にやろう」 と感じました。
特徴② 認めてくれる人
関わるべき人その2は「認めてくれる人」です。
- 自分のことを認めてくれる人
- 自分に自信をくれる人
- 自己肯定感を高めてくれる人
このような人が周りにいるのは、とてもいいことだと思います。
私にとってそれは、田舎の両親でした。
両親は昔から、とにかく私のことを褒めてくれました。
あとは細かいことを気にせず、なんでも自由にさせてくれました。なので、私が「これに挑戦したい!」と言ったらなんでも応援してくれたんです。
私が東京大学大学院の受験を決めて、合格したとき、親はやっぱり全力で褒めてくれました。
母が「どんな研究しているの?」と聞いてきたので、
「化学のリンという元素の研究をしていて、」と一生懸命説明しようとしたら、
「ふ〜ん。話変わるんだけどさ、この前お母さん英語の教室に初めて行ったのよ」と勝手に自分の話を始めました。
え、自分に全然興味ないじゃん!
起業したときも母親に報告したら、
「本当に!?それはすごいねえ〜どんなことしてるの?」
「お母さんそれ本当に知りたい?」
「知りたい!」
「お店とか自分のサービスとかに集客したい人に向けて集客動画の作り方を……」
「なるほどねえ。そういえばお母さんの友達がヨガの先生やってるんだけどさ、」
え、やっぱ興味ないよね?
このように母は、いつも私のことを認めてくれるし褒めてくれます(あまり話自体には興味がありませんが)
認めてくれる人も関わるべきなので、ぜひ探してみてください!
特徴③ ブレない人
信念があったり、モチベーションが高かったりしてブレない人です。
瞬間的に高い集中力を発揮できる人や、感情の浮き沈みが激しい人は、一緒にいるとわりと疲れます。
また、一緒にいると「自分も浮き沈みがあっていいんじゃないか?」とブレてしまうので、あまりいい影響がないです。
効果大なのは、信念やモチベーションがあってブレない人です。
私が外資系のメーカーに勤めているとき、ある先輩は「淡々と頑張る」人でした。
決して派手ではないので、最初は周りから全然評価されていません。ただ、周りに流されず淡々と、職人のように仕事をこなしていきます。
数年単位で見てみると、周りと大きな差がついています。
多くの社員が、だんだんと会社に慣れてきてモチベーションが落ちたり、ミスを部下のせいにしたりし始める中で、その人は相変わらず淡々と目の前の仕事をこなしていました。
その先輩は通勤に時間がかかるので、朝は早く夜は遅い生活をしていました。
ある日にはパソコンに向かい、次の日のプレゼンの資料を作りながら寝落ちしていました。
その先輩の背中に「自分、不器用ですから」という文字が見えた気がします。
そんな感じで淡々と仕事を続けること6年。
最終的にその先輩は、同じ世代の中で一番偉くなりました。
すごい人が周りにいることも刺激があって良いのですが、このようなコツコツ丁寧に頑張り続ける人がいると、原点を忘れることなく頑張れます。
ですので、ブレない人は関わるべき人だと思います。
まとめ
今回は、関わるべき人の特徴について解説させていただきました。
3つの特徴をまとめます。
- 褒めてくれる人
- 認めてくれる人
- ブレない人
今回は以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました。