「引用リツイートって何?どうやって使えばいいの?」
「引用リツイートでフォロワーを増やすことはできる?」
2015年にツイッターで実装された機能「引用リツイート」。ユーザーとの交流を広げられる便利な機能です。
ですが、どのように使えばフォロワーを増やしたり、売上を伸ばせたりするのかわかっていない人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ツイッターを運用したい企業さんに向けて、引用リツイートの使い方ややり方、メリットなどについて幅広く解説していきます。
ぜひ本記事をツイッター運用に活かしてみてください。きっとフォロワー数や売上など、数値に変化が見られるはずです。
1. 引用リツイートはコメント付きリツイート機能
引用リツイートは、他の人のツイートを自分のコメント付きでリツイートできる機能。
そもそもリツイートとは、他の人のツイートを自分のフォロワーに向けて拡散できる仕組みです。
リツイートには自分のコメントをつけられず、原文のままツイートを拡散できるのが特徴です。
一方引用リツイートは、ツイートに自分のコメントをつけてリツイートすることができます。
たとえば「〇〇を紹介してくれてありがとうございます!」「僕もそう思います!」などのコメントを添えれば、拡散しつつツイート主とコミュニケーションが取れるでしょう。
2. 引用リツイートのメリットは「交流範囲を広げられる」こと
引用リツイートの最大のメリットは、ユーザーとの交流範囲を広げられることです。
引用リツイートはユーザーとのコミュニケーション手段の1つ。上手に使うことで、ユーザーとの仲を深められるでしょう。
そこでここからは、引用リツイートのメリットを4つ紹介していきます。
- ユーザーと気軽に交流できる
- ユーザーに感謝され、エンゲージメントを高められる
- リツイートに自分の色を加えられる
- ネタに困らない
順番に見ていきましょう。
2-1. ユーザーと気軽に交流できる
1つ目のメリットは、ユーザーと気軽に交流できる点です。
一般ユーザーは、企業のアカウントに対して距離を感じているのが普通です。
「企業アカウント=宣伝のため」と思われていることが多いので、友人間のようなラフなコミュニケーションは発生しづらいんですよね。
そこで引用リツイートを使えば、一般ユーザーに対して企業側から自然に話しかけることができます。
企業と一般ユーザーという一見壁のある関係でも、気軽にやりとりを行えるのが引用リツイートの強みです。
2-2. ユーザーに感謝され、エンゲージメントを高められる
「コミュニケーションをとるなら、コメントに返信をするだけでも良くない?」と感じた方もいるかもしれませんね。
ですが引用リツイートには、リプライにはない強力なメリットがあります。
それは「やりとりをしつつ、相手のコメントを拡散できる」点です。
ほとんどのツイッターユーザーは、自分のツイートにいいねがきたり、フォロワーが増えたりするのを嬉しく感じるもの。
そのため、引用リツイートによりコメントを拡散してあげることで、ユーザーから感謝される可能性が高まるのです。
ユーザーに感謝してもらえる行動をとることで、彼らが顧客になってくれるかもしれません。
2-3. リツイートに自分の色を加えられる
リツイートは、相手のツイートを原文のまま拡散する機能です。あなたの投稿ではなく、あくまで「相手の投稿」として拡散されます。
リツイートばかりをしていると、「フォローしていない人のツイートばかり流れてきて鬱陶しいなあ」と思われてしまうかもしれません。
一方引用リツイートにはあなたのコメントを添えられるので、あなたによるツイートだと認識してもらえます。
他人のコメントを引用しつつもオリジナリティを出し、ユーザーの興味を引くツイートを作りましょう。
2-4. ネタに困らない
引用リツイートは他のユーザーのツイートありきなので、ゼロからツイート内容を考える手間を省けます。
情報が次々と流れている「フロー型」のSNSであるツイッターでは、継続的かつ高頻度に情報発信を行うことが重要です。
しかし、毎日ユーザーの興味を引くコンテンツを作り続けるのは骨が折れますよね。
そこで引用リツイートの出番。引用リツイートは他の人のツイートを引用できるので、ツイートネタに困りません。
「毎日面白いツイートを考えるのがしんどい」という人こそ、引用リツイートを使ってみてください。
3. 引用リツイートのやり方
引用リツイートを行う手順を、スマホとPC画面それぞれで説明していきます。
3-1. 【スマホ版】引用リツイートのやり方
①引用リツイートをしたいツイートを開きます。
②右から2番目のアイコンをタップします。
③「引用リツイート」をタップします。
④添付したいコメントを書き、右上の「リツイート」をタップします。
3-2. 【PC版】引用リツイートのやり方
①引用リツイートをしたいツイートを開きます。
②画面下のツイートボタンをタップします。
③「引用リツイート」をタップします。
④添付したコメントを書き、右下の「ツイートする」をタップします。
⑤完成!
4. 引用リツイートを効果的に使いこなすコツ
たくさんのメリットがある引用リツイート。せっかくなら上手に使いこなして、ユーザーとの交流を広げたいですよね。
そこでここからは、引用リツイートを効果的に使いこなすコツを3つ紹介していきます。
- ユーザーのツイートに共感する
- 補足情報を書く
- ユーザーのツイートに感謝する
順番に見ていきましょう!
4-1. ユーザーのツイートに共感する
ユーザーのツイートに共感の引用リツイートをする方法です。
- 「この意見に完全に同意です!〇〇って大事ですよね〜」
- 「わかります〜。つらいですよね……こんなときは〇〇を使うと良いらしいですよ!」
- 「私も同じような経験があります。大変ですよね……」
人間は共感を求める生き物。特につらかった経験は、他の人と痛みを分けたいですよね。
そのようなユーザーの気持ちに寄り添ってあげることで、相手からの信頼度を高めることができるでしょう。
4-2. 補足情報を書く
ツイートに対して補足情報を書いて引用リツイートをすると、お互い学びのあるコンテンツが出来上がります。
足りない情報、追加情報などを書いて拡散してあげましょう。
ただし、上から目線にならないように注意してください。
4-3. ユーザーのツイートに感謝する
一番効果のある方法が、感謝の引用リツイートをすることです。
自社のサービスを使ってくれた人や商品を買ってくれた人の感想ツイートを、感謝の言葉とともに引用リツイートしてみましょう。
この方法を使うことで、ユーザーのロイヤリティと信頼感を効率的に高めることができます。
もし商品の感想をつぶやいて、企業アカウントから感謝の言葉を送られたら、「もう一度買ってあげたいな」と思いますよね。
サービス利用者の声を探して、積極的に引用リツイートしてみてください。
5. 自分の投稿がどのように引用リツイートされているか知る方法
自分の投稿がどのように引用リツイートされているかを知るには、「引用リツイート検索」というツールを使うのがおすすめです。
引用リツイート検索を開き、検索バーにリサーチしたいアカウントのユーザー名を入力すれば完了。過去の引用リツイートを確認できます。
他の企業がどのように引用リツイートをしているのかを知って、自社のツイッター運用に活かしてみてください。
6. 引用リツイートについてのFAQ
最後に、引用リツイートについて頻繁にいただく質問をまとめました。
- 引用リツイートでやってはいけないことは?
- 自分のツイートを引用できる?
- 引用リツイートの文字数は?
順番に見ていきましょう。
6-1. 引用リツイートでやってはいけないことは?
引用リツイートで絶対にやってはいけないのは、ネガティブなコメントをすることです。
引用リツイートはユーザーとの交流を広げ、コミットメントを強めるために行うので、ネガティブなコメントをする必要は一切ありません。
特に企業アカウントでネガティブなつぶやきをしてしまうと、企業の印象を下げてしまうリスクがあります。
引用リツイートだけでなく、普通のツイートも前向きなコメントを心がけてください。
6-2. 自分のツイートを引用できる?
自分のツイートを引用することは可能です。
昔のツイートを引っ張ってきて補足したり、キャンペーンのリマインドをしたりするのに使うのが効果的ですよ。
6-3. 引用リツイートの文字数は?
引用リツイートの文字数は、通常と同じ140文字です。
長文ツイートの方が伸びやすいので、140字ギリギリまで使ってツイートを作りましょう。
7. まとめ
ここまで、企業向けの引用リツイートの使い方について幅広く解説してきました。本記事の内容を簡単にまとめます。
- 引用リツイートは自分のコメントをつけてリツイートをする機能
- 引用リツイートを使うことでユーザーとの交流やエンゲージメントを深められる
- 引用リツイートには、共感や補足情報、感謝の言葉を書くのが効果的
引用リツイートはツイッターの中でも1位2位を争う、とても強力な機能です。
ぜひ本記事の内容を参考に引用リツイートを使いこなし、集客に役立ててください!