初心者でも簡単 Googleアナリティクス! ー実践編2 サイトを改善しようー

「初心者でも簡単 Googleアナリティクス!」、今回で第3回目になりました!
基本的なグラフの見方などが分からない方は、下記の記事から読み始めてみて下さいね。

前回までの記事はこちら!
第1回 導入編:基礎知識と設置方法
第2回 実践編:用語と機能を学ぼう

さて、今回はサイトの改善方法についてみていきたいと思います。
Googleアナリティクスの数字を確認することができたら、それを元に改善の仮説を立てて
検証をするというのが基本的な改善の流れになります。

第2回の実践編:用語と機能を学ぼうでご説明した、「1-1. ホーム画面の見方」、「1-3. 必須!レポート7つの基礎用語」で確認した数字を始めに押さえましょう!
次にホーム画面ユーザー>概要の数字を把握して、まずはサイトの全体像を掴んでください。

1.ユーザー分析

ユーザーの分析は画面左端のメニューからユーザー>ユーザー属性で確認します。「概要」「年齢」「性別」のレポートが用意されています。「概要」では「年齢」が棒グラフで表されていて、「性別」は円グラフで表示されます。

さらに、それぞれのレポートを開くと詳細を見ることができるようになっています。ユーザーの地域も確認しておきたいところですね。どのエリアのユーザーが多いのか分かると、営業する地域やセミナーを開催する場合などの参考になります。

1−1.年齢

下の画面は「年齢」のレポートを開いたものです。このグラフではセッション数を指標としていますが、赤枠の「セッション」という部分をクリックすると、指標を切り替えることもできます。

ちょっと深掘り
この表の数字はサイト訪問者の属性を全て分析したものではありません。セッションの列にある「全体に対する割合」という項目を見て下さい。その数字はセッション全体に対して、実際に解析できた割合を示しています。サイト分析に利用する際は、解析できた数字のなかでの相対的な比較として利用するのがいいでしょう。

1−2.性別

大まかにユーザーの男女比率を知りたい場合はサマリーでも充分ですが、「性別」のサマリーを開いてみると男女それぞれの行動やコンバージョンなどもチェックできるので、より詳細に分析を行うことができます。ターゲットとするユーザーがどのような行動を取っているのかを把握できれば、問題点を洗い出すことができて、改善の糸口が見えてきますよ。

1−3.地域

店舗をもつビジネスの方は、出店している特定地域のユーザーがサイトを訪れてくれているかを確認しましょう。もし店舗のない地域からアクセスが多かった場合は、その地域にニーズがあると言えます。

また、セミナーを行うような業種の場合には、自身のサイトをどの地域のユーザーが多く訪れているにかを調べることによって、どこでセミナーを開催するのがいいか、検討材料とすることができます。

1−4.時間帯・曜日

商品やサービスの内容によって、ツーザーのアクセス時間が異なります。アクセスの多い時間帯にメルマガを配信したり、告知を行うと効果が上がりやすくなります。また、普段から、ユーザーのアクセス時間や曜日を把握しておけば、そこに変化があった場合、何か問題が発生しているかもしれないと気付くことができます。

2.流入元「チャネル」を確認しよう

サイト運営では、ユーザーがどういう方法で自社のサイトにたどり着いたのか知ることはとても大切なポイントです!流入経路の確認は、「集客レポート」で行うことができます。「集客レポート」の「集客サマリー」では流入元を「チャネル」という分類で解析した情報を確認できますが、この定義が分かりにくいので、解説しましょう。また、チャネルの中で「オーガニックサーチ」を改善するポイントも挙げてみましたので、参考にして下さい!あまり難しく考えず、やはりいい情報を提供することに注力してみましょう。いい記事を書いてもダメだという方法論もありますが、まずはユーザーに価値を提供することが大事なのです。それでも改善されなければ、別の方法を考えましょう。

2−1.「チャネル」の見方 

集客レポート>概要で、「集客サマリー」を表示させてみましょう。このレポートでは「チャネル」ごとのユーザー行動(セッション数、直帰率、コンバージョン数)を確認できます。「チャネル」とは、Googleアナリティクスが独自に定めている集客種別の区分です。ここでは、デフォルト用意されている「チャネル」の定義を解説いたします。

Organic Search(自然検索):検索エンジンによる無料検索からの流入
Paid Search(有料検索):リスティング広告からの流入
Direct(直接流入):URLを直接入力したり、ブックマークのアクセスなど別のサイトを
 経由せずに訪問したユーザーによるセッション
Referral(参照サイト):別のサイトに掲載されていたリンクなどからの流入
Social(ソーシャルメディア):Googleが定める約400のSNSからの流入。Facebookや、
 Twitter、アメーバブログ、Instagramなどが代表的です

2−2.デフォルト以外の「チャネル」 

上では、デフォルトで用意されている「チャネル」について書きましたが、SNSからの集客をメインにしている方はSocialをさらに分けて、FacebookやInstagramというチャンネルを作って流入元を明確にする方法もオススメです。

2−3.Organic Searchを増やす方法 

2−1でご説明したように、自然検索すなわち、Organic Searchとは検索エンジンでの検索によって訪問したユーザー数を表しています。まずはこの数値を上げていくことがサイト改善にとって最も重要です。そこで重要なのが、SEOです。SEOコンバージョンを最大化するポイントとして、まずはこの2点を試してみてくださいね!

◆検索キーワードからニーズを探る

ユーザーが求めているものを提供できなければ、成果を出すことはできないですよね。まずは、ユーザーが求めているものを知るために、検索キーワードを調べてみるといいでしょう。ここにユーザーの悩みや欲求が現れているのです。その悩みに答えることができるサイトであれば検索の順位も上がります。

検索されているキーワードをチェックできたら、そのコンテンツがより充実するように内容を書き足して、ページや記事をブラッシュアップしていけばいいのです。そうすることで、検索上位に表示されるようになればサイトの訪問者が増えて、コンバージョン率も上がることが予想されます。ただし、ユーザーの期待に添わないコンテンツだとコンバージョンが上がらないので、その点には注意しましょう。

◆他サイトにない強みを伸ばす

検索上位に上がってくるサイトとは、どのようなサイトでしょうか!?優良なサイトの特徴は、ユーザーの求めている情報を提供することができ、ユーザーの滞在時間が長いという特徴があります。この条件を満たすためには、まず、検索上位のサイトに掲載されている情報を網羅します。その上で、それらにはない自社の強みや独自の情報を付け足します。この方法を行えば、検索の上位を狙うことは可能です。ぜひ試してみて下さい!!

3.サイト改善の指標ー3つの数字

サイトの改善には様々な方法がありますが、まず試して欲しい3つのポイントをご紹介します。この3点と上で解説した検索順位の上げ方を実践するだけでも、効果が期待できます!

3−1.直帰率 

直帰率が高い場合、その原因として考えられることは、求めている情報がなかった問題が解決してサイトを離れたかの2通りです。果たしてどちらの原因だったのでしょうか?その答えは、滞在時間も参考にすると見えてきます。セッション時間やページ滞在時間が極端に短くないのであれば、そのページを読んで問題が解決したと予想できます。

しかし、問題なのは求めている情報が見つからずに直帰してしまった場合ですね。ここはぜひ改善したいところです。直帰してしまう主な理由は下記の3つです。ひとつずつ解消しましょう!

【ユーザーが直帰してしまう主な原因】
 ▶ ユーザーの求める情報がなかった
 ▶ サイトのコンテンツにマッチしないユーザーばかり集めていた
 ▶ サイト・ページの印象が悪かった

3−2.ページ/セッション 

「ページ/セション」はサイトに訪れたユーザーが、1回のセッションで何ページ閲覧したのかを平均した数字です。直帰率が高いサイトでは、1ページ見て離れてしまうユーザーが多いので、この値は低くなりますし、次々とページを読んでもらえるサイトであれば高い値になります。

「ページ/セション」は直帰率との関連が強いので、直帰率の改善策を行うなかでこの数値も改善していくかもしれません。もし、改善がみられない場合には、ユーザビリティ(使いやすさに問題がないかチェックしてみましょう。

ユーザビリティは「ユーザー/セッション」に大きく影響します。偶然検索で見つけたサイトで、他の記事も次々と読んでしまった経験はないでしょうか?それは、他の記事に誘導する導線がうまく作られていたのかもしれません。

逆に、訪れたサイトで欲しい情報がどこにあるのかわからなかったり、商品の購入方法がわからなくて、ページを閉じてしまったことはありませんか?それはユーザービリティが悪いためにチャンスを逃してしまった可能性があります。

【ユーザービリティの改善策】
 ▶ グローバルメニューをユーザーの関心が高いものにする!
 ▶ バナーやボタンを分かりやすく!見やすく!
 ▶ 関連ページへのリンクを入れ込む!

ユーザービリティは運営者が思っている以上に、サイト運営にとって重要です。常にユーザーの立場に立って、ユーザービリティを見直して下さいね。

3−3.平均セッション時間 

「平均セッション時間」とは、ユーザーがサイトに滞在した時間の平均なので、一般的には時間が長い方がコンテンツに魅力があったと判断できます。滞在時間を伸ばす施策はどんなことが考えられるでしょうか?

【滞在時間を伸ばす施策】
▶ 数行ごとに行間を入れて、文字を詰めすぎないようにする 
▶ 強調したい部分の色を変えたり、太字にする
▶ 図表や写真、画像を入れる
▶ 動画を埋め込む

4.改善策の考え方

ここまで、Googleアナリティクス初心者が取り組みたい、サイトの改善方法をお伝えしてきました。最後に、サイト改善の進め方についてまとめておきたいと思います。どんなことを心がけて改善を進めたらいいのか、頭に入れて考えてみて下さい。

4−1.分析から得られる重要な情報3つ

サイトの分析から得られる情報を「良いところ」「悪いところ」「特徴」の3点でまとめてみましょう。その気づきから、良いところを伸ばす方法、悪いところを改善する方法、特徴を活かす方法を検討していくと、スムーズに進めることができます。

4−2.サイト改善は「悪いところ」を見直すところから

一番最初に取り組むべきなのは、「悪いところ」の改善です。なぜなら、失敗する確率も低く、時間や予算が限られている場合でも取り組みやすい部分だからです。この改善方法はサイト内のページを比較することで見えてきそうです。

例えば、直帰率が高いページと低いページがあったとしましょう。それら2つを比較した際、内容やレイアウトに違いはありますか?流入元はどうでしょうか?その違いに気付くことができれば、対策が見えてきます。

「悪いところ」から見直しを始めるメリットは「何となく」対策を打つのではなく、証明できるデータを元に改善を行うことができることです。また、「悪いページがあると良いページに繋がらない」ということがあるので、まずは悪い部分の改善を優先してみましょう。

4−3.同業他社との比較 

自社サイトから改善のヒントが得られない場合もありますよね。そんなときは、同業他社のサイトと比較をしてみましょう。自社にない方法でアクセスを集めているかもしれません。マネできる点があれば、積極的に取り組んでみましょう!ここで注意したいことは、サイト全体を漠然とながめるのではなく、改善したいポイントに絞って比較してください。自社にはない長所が見つけられると思いますよ。

4−4.日頃からいいと思ったページを保存しておく

普段からサイトやアプリを利用して「いいな」と思ったものがあれば、スクリーンショットでキャプチャを取っておく癖をつけると、後で役に立ちます。上でも書いたように、マネできるものは是非マネをして欲しいので、いいと思った方法は保存をしておきましょう。ただし、URLはメモしておいたとしてもURLが変更になったり、サイト自体が消えてしまうこともあるので、キャプチャを残す方法がオススメです。

筆者もよく利用する方法なのですが、Chromeに「Full Page Screen Capture」という拡張機能があります。画面に映っていない部分まで、ページを1枚の画像として短冊状にスクリーンショットして保存することができ、URLが使用できなくなった時の心配がありません。

まとめ

今回は、サイトの改善方法についてお伝えしました。サイトの特性によっても異なる部分はありますが、今回ご紹介した内容でかなり改善ができます。ビジネスを行う上では、いつでもユーザーの視点に立って考えることを忘れないようにしてくださいね!

  
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