こんにちは!FunTre株式会社代表の谷田部です。
「すごく簡単なことを変えるだけで人生に差がつく時間の使い方」を毎週公開しています。
キャリアアップの戦略っていうのはすごく大事です。
ただ日本ではあんまり自分のキャリアを戦略的にやっていくっていうことをやらないのかな、と思います。
実は人生において、キャリアアップをどうやっていくかっていうのは、1番頭を使うべきところです。
このキャリアアップの方法とか順番を間違えるだけで、平気で人生を1年、2年、下手をすると5年、10年、無駄にしてしまうこともあるかもしれません。
私自身は新入社員で会社に勤めてから今、社長になっていますが、その中でもっと若いときに知っておくべきだったな、考えておくべきだったなっていうキャリアアップの戦略があります。
今日はその、勝ち組は知っている5つのキャリアアップ戦略についてお話していきたいと思います。
1. キャリアアップの順番を知る
それでは、勝ち組は知っている5つのキャリアアップ戦略の1つ目「キャリアアップの順番を知る」ということです。
キャリアアップには「適切な順番」というものがあります。
これをいかに効率よく登っていくかというのが大事になります。
キャリアアップの順番とは
1.一人前になる
2.自分だけの武器を作る
3.1人で大きなプロジェクトを任される
4.人材育成をする
5.チームを任される
6.管理職になる
まず1人になります。それからあなたにしか任せられないという武器を作ります。
それができるようになると1人で大きなプロジェクトを任されるようになります。
そのプロジェクトをやりきります。
その後は自分自身だけじゃなくて人を育てるという段階に入ります。
人をちゃんと育てられるようになると、ある一定のチームを任されるようになります。
そのチームがだんだん大きくなってくると経営側、つまり管理職と呼ばれるようなキャリアになっていきます。
こんな感じで無理なくキャリアの順番を積んでいくことで、効率よく勝ち組になることができます。
ぜひこのキャリアアップの順番は知っておいてください。
2. 武器選びは慎重に行う
それでは5つのキャリアアップ戦略の2つ目「武器選びは慎重に行う」ということです。
若い頃に世の中から需要がある武器を作ることがおすすめです。
例えば、今の世の中で言うと
・システムの知識を持つ
・ITの知識を持つ
・英語をしゃべれるようにする
・金融の知識を持つ
・デジタルマーケティングの知識を持つ
・データサイエンティストの知識を得る
などのようなことです。
自分が大学で勉強していたことを武器にすることもあると思いますし、なんとなく会社から任されたからこれを武器にする、ということもあると思います。
ただ、それはあまりよくないです。
早い段階で自分のキャリアを上げていくためには、戦略的に目的を持って武器を作るべきです。
自分の武器選びは慎重に行うようにしてください。
私の大学の友人で化学の研究を一緒にしていた友人がいたんですが、その友人は就職するときに化学の研究者にならずに、金融系の大手の企業に就職しました。
その友達は最初からキャリア戦略を考えていて、「今の世の中は金融の知識をしっかり身につけた方が絶対キャリアアップも早くなる」と考え、最初の段階から金融の世界に飛び込んでいきました。
もちろん、今は勝ち組として大活躍しています。
ぜひ自分の武器は慎重に選ぶようにしましょう。
3. キャリアアップスケジュールを作る
それでは5つのキャリアアップ戦略の3つ目「キャリアアップスケジュールを作る」ということです。
キャリアップの順番が分かったら実際に
・何歳で?いつまでに?プロジェクトの実績を作るのか?
・プロジェクトを任せられるようになるのか?
・何歳で部下を持つようになるのか?
・何歳でチームリーダーになるのか?
・何歳で課長になるのか?マネージャーになるのか?
・何歳になったら管理職になるのか?
・いつ部長になるのか?
・いつディレクターになるのか?
このような目標をしっかりスケジュールに落とし込むといいと思います。
実際に私自身も「何歳になったらこういう仕事をするぞ!」ということをExcelにまとめてスケジュールを作っていきました。
もちろん、その作ったスケジュール通りにはうまくいかないことも多くあります。
ただ、あまりにもスケジュール通りにいっていない、そして今の会社ではなかなか新しいポジションをもらえない、新しいチャンスをもらえない、新しい経験が積めない、と思ったときは、転職をしてみる。
新しいポジションを探しにいってみる、というのも大事かなと思います。
そういった感覚を作るためにも、キャリアアップのスケジュール表は1度、もしくは定期的に作ってみると良いと思います。
4. できるだけ早く階段を登る
それでは5つのキャリアアップ戦略の4つ目「できるだけ早く階段を登っていく」ということです。
キャリアアップのスケジュールができたら、それを順々にやっていくというのが大事だと思うんですが、「次のキャリアに進めるような能力が十分にできたから次に行く」というケースと、次に進むときの2つのパターン
・十分な能力が備わったので自信を持って次に進む
・自信はないけど思い切って次ににチャレンジしてみる
という2つパターンがあると思います。
この場合、後者の、「ちょっと背伸びをして大変だけど次のキャリアにチャレンジしてみる」という方が私はいいかなと思います。
これはなぜかと言うと、もちろん「能力ができて十分な人に次のポジションを任せる」ということもあるかもしれないんですが、「責任やポジションを任されたからその能力がその人に備わる」ということも十分あり得ることだと思います。
なので、自分自身が次のキャリアの仕事ができるようになるまでは、次に行ってはいけないということはまったくありません。
どんどんどんどん、なるべく早く階段は登っていく方がいいと思います。
私は新入社員として会社に勤めて一人前になるまでに5年ぐらい時間がかかりました。
ただその次の5年はいきなり社長になっていますので、急激に階段を登ったわけなんですが、どっちも同じぐらい努力はしました。
ただ、社長になってからの考え方は、ぜんぜん会社で勤めて一人前になったときの考え方とは違って、それこそ脳みそも体も引き裂けるくらい大変な思いをしましたが、そのぶん濃密な勉強ができました。
なので今こういった社長の仕事っていうものをさせて頂いてるのかなと思います。
いきなり一足飛びに一段跳びニ段飛びっていう無謀なキャリアアップは良くないかなと思うのですが、キャリアの階段はゆっくり登るのではなくて、できるならどんどん早く登っていった方がいいと思います。
次のキャリアが降ってくるのを待つのではなくて、自分自身で積極的にチャレンジしていく。
スピードが早い方がいいと思いますので、ぜひ、階段は早く登るということをやってみてください。
5. 同じ仕事は2回やらない
それでは5つのキャリアアップ戦略の最後、5つ目「同じ仕事は2回やらない」ということです。
「次のキャリアにいつ行くか?」ということも大事なんですが、「今の場所をいつ離れるか?」という方もすごい大事です。
今の場所を離れるタイミングを考える常に自分自身が今やっていることに
・まだ吸収できることがあるか?
・勉強になることはあるか?
ということを考えて日々の生活を送ると良いと思います。
私は「もう同じことは2回やらない」というふうに常に思っていました。
1つの事が出来るようになって、じゃあもう1回、同じようにやろうとすると、早くできるようになったり、より上手にできるようになるんですが、吸収することは格段に1回目より少なくなると思います。
なので2回、3回やって同じことが早くできるようになるということは、あまり意味がないかなと思っているので、できるようになったら同じことは2回やらない、次のキャリアに行く、そして、それを誰かに任せるというようなことをするようにしています。
キャリアアップ戦略というのは自分自身が進化し続けることに意味があるので、2回、同じような事をして足踏みをするよりは、どんどんどんどん次に行くことが大事かなと思います。
ぜひ参考にしてください。
6. 自分から積極的にキャリアを勝ち取っていこう!
いかがでしたでしょうか?
キャリアアップというのはなんとなくキャリアがどんどん降ってきて、自然と上がっていくということではないかなと思います。
どちらかというと、自分から積極的にキャリアを勝ち取っていく方が大事だと思うので、まずは事前に戦略をしっかり立てて、「自分がいつぐらいに、どういうキャリアを描いて行った方がいいのかな?」
と考えてください。
今日のこの動画が、みなさんのキャリアアップを作る上で参考になればと思います。
それでは今日も復習していきたいと思います。
勝ち組は知っている5つのキャリアアップ戦略
1. キャリアアップの順番を知る
2. 武器選びは慎重に行う
3. キャリアアップスケジュールを作る
4. できるだけ早く階段を登る
5. 同じ仕事は2回やらない
ぜひ参考にしてください。
それでは今日はこの辺で失礼します!
↓動画でもご覧いただけます。