【社長流】スランプからの脱出法、抜け出すコツ

こんにちは「あつし」です。

私は東京大学大学院を卒業したあと5年間外資系の化学メーカーに勤めて起業・独立し、現在75人の社員がいる会社を経営しています。

今日は、スランプを抜け出す方法についてお話していきます。

なにか頑張った経験がある、打ち込んだ経験がある人は、必ず1度はスランプを体験したことがあるのではないでしょうか?

スランプに陥ったときはお先真っ暗で「どうしよう…」とすごく悩んでいる状態だと思いますし、なにをやってもうまくいかず、モチベーションが下がっている状態ではないかと思います。

もし今なかなかうまくいかない、嫌なことが続いている、モチベーションが高まらないと思う人は、スランプ状態に陥っているかもしれません。

でも安心してください。

スランプは抜け出すことができるんです。

むしろ抜け出せないスランプなんてないんです。

私自身もよくスランプに陥るのですが、だんだん慣れてきて「あー。これは簡単に抜け出せるな…」というときもありますし「今回は放っておこう…」というときもあります。

スランプはきちんと抜け出す方法がありますので、今日は私が実際にいろいろやってきたなかで「こうやったらスランプを抜け出せる!」という方法をお伝えしたいと思います。

この記事を最後まで読んでもらえると、簡単に対処できるようになり、もうスランプなんて怖くなくなります。

ぜひ最後まで読んでみてください。

1. スランプとは?

悩む女性

それではまずスランプとはどういうものか?というお話をしていきます。

スランプには大きく分けて2つのスランプがあると思っています。

1-1. それまでの状態から急落して不調になること

1つ目は、それまで保っていた良い状態から一気に悪くなるスランプ。

1-2. 最高のレベルに達し次のステップに進むまでの停滞状態

もう1つのスランプは、いまできうる最高のレベルに達してしまって、次のステップに行くまでにちょっと時間のかかる「停滞状態」のスランプ。

私自身は後者のスランプが多いのかな?と思っています。

この後者のスランプに関しては青山学院大学の「鈴木教授」がすごくわかりやすく解説しているのですが、停滞状態にあるスランプのことを3つの工程で説明しています。

1つ目はずっと横ばいの状態が続いている「プラトー」。

そして前よりも悪くなった状態を「後退」。

スランプから脱出した状態を「脱出」というふうに話しています。

この最高レベルに達した状態は次のステップが見えている状態なのでいつまで続くかわからないですが、いづれは脱出できると定義されています。

1-3. スランプは頑張っている人にしか訪れない

当たり前なのですが、スランプは頑張っている人にしか訪れないんですね。

努力している人にしか訪れない。なにか打ち込んでいるものがある人にしか訪れないんです。

なのでもしスランプに陥ったら、胸を張っていいと思います。

「いま頑張っているんだ!」と「いま伸びているんだ!」と「いま良い時期だ!」と胸を張っていいのが、このスランプなのかなと。

もちろん、その状態では苦しいと感じることもあると思います。

しかし、そのスランプに陥ること自体が胸を張ってもいい状態ということを忘れないでください。

2. スランプの原因を考える

うつむく男性

それではスランプの原因について考えていきましょう。

なぜこういったスランプに陥るのか?

2-1. 現状に飽きた、マンネリ化

1つ目、よくあるのは現状に飽きてしまってマンネリ化しているからです。

なにか新しいことに挑戦しているときは「なんとかできるようにがんばろう!」と思い、段々できるようになっていくと自分自身も楽しくなってきます。

成長しているときは一生懸命やっているのでモチベーションも高いですし、自分の成長する過程を感じることもできるかもしれません。

・できるようになるとつまらない

ただ実際にそれができるようになると急にいままで目標としていたものがなくなってしまい、成長も感じられなくなってきます。

そうすると、これはつまらない状態なんですね。

つまりマンネリ化状態です。

マンネリ化状態になると急にモチベーションが下がるので「いままではあんなに頑張っていたのに、急にやる気失ったな…」みたいな状態になります。

これをスランプと感じる人も多いのではないかと思います。

私自身も一生懸命目標に向かっているときのほうが頑張っていると思うので、こういった状態はよく訪れるのかなと思います。

2-2. 体が次のステップに行きたいと思っている

この状態は「体」もしくは「心」が次のステップに行きたいと思っている状態なのだと思います。

いまの状態がマンネリ化していたら、もう次のレベル・ステップに行くしかないですね。

なのでそういった状態のときにスランプと感じることもあるのかなと思います。

自分ではあまりその状態がわからないのですが、周りから見たら「あー。次のステップに行く状態だよね」とわかりやすかったりします。

そのため、周りの人にアドバイスを求めてみてもいいかもしれません。

・スランプこそレベルアップのチャンス

これは「イチロー選手」がスランプに陥ったときに言っていた言葉なのですが「スランプこそレベルアップのチャンスなんだ」というもの。

これはもう、そのとおりだなと思います。

私自身もスランプが来たら「よし!次のレベルアップだ!」と思うようにしています。

そう考えるとスランプは全然怖いものではなくて、逆にチャンスが来ていると思えるようになります。

なのでこの考え方も、すごく良いかなと思います。

2-3. 調子良すぎていたのが普通になった

あとはいままで調子が良すぎて、普通に戻ったときに不調と感じスランプだと思ってしまう方もいます。

この場合はいままでが良すぎただけなので、通常モードに戻っただけでスランプではないと思います。

なのでそれまでの調子が本当に自分の実力によるものだったのか?ということを考えるのも、1つ大切なことかなと思います。

2-4. 情報が多く、頭の中が整理できていない

情報が一気に入ってくると、頭のなかが整理できずにぐちゃぐちゃな状態になってしまうこともあります。

こうなるとモチベーションも上がらなくなりますので、スランプに陥ったと感じてしまいます。

これはよくありまして、新しい環境に行ったときや新しい世界に行ったとき、情報が一気に入ってきて頭が追いつかず急にやる気を失ってしまう。「もうダメだ…」と感じてしまうこともあると思います。

私自身も起業して数年経ったときに、これを感じました。

「起業するためにがんばるぞ!」と努力をして、寝ないでいろいろなことを頑張って実際に起業できた。

そして起業が落ち着いてきて、いままでほど忙しくない、簡単にいろいろな仕事をできるようになってきたときでした。

私自身は起業ができたので、なんとなく「起業ってこういうものなんだ!」「起業ってこういうふうにできるんだ!」とちょっと調子に乗っていたんですね。

できるようになった気でいた状態でした。

そんなときに先輩の起業家さんと話すことがあったのですが、その先輩の起業家さんは私よりも進んでいて、社員も雇っていたり、会社も大きくしていたり、いろいろな事業もやっていました。

その人と話したときに、私はいろいろな話を教えてもらったんですね。

「社員をどう雇うのか?」「どうやって成長させるのか?」「どういうふうに税金を考えるのか?」「事業を新しくしていくのか?」「その事業成長のために考えるべき戦略には、こういうものがある!」など、いろいろなことを教えてくれました。

ただ私としてはいろいろな情報が一気に入り過ぎて、頭がぐちゃぐちゃになったんですね。

そして混乱しましたし「全然俺わかってなかったじゃん…」と自信も失い、1回モチベーションも落ちました。

こんな感じでスランプになりました。

次のレベルに行くためにスランプに陥るときもありますし、次のレベルがあまりにも高すぎてスランプになることもあると思います。

2-5. 積み上げていたものが底をつきた

ほかにも、貯蓄していたものが底をつきた可能性もあります。

例えば勉強しているときは結果が出ずに苦しいですが、いろいろなものが知識として貯蓄されている状態です。

仕事でもそうです。仕事を頑張っているときは苦しいですが、いろいろな経験が身についたりいろいろな能力が身についている状態です。

ほかにはスポーツでも一生懸命練習しているときは、基礎体力がついたり基礎的なガッツ・根性みたいなものが貯蓄されている状態になります。

この貯蓄されたものが段々と溜まっていき、あるとき一気にいろいろな成績を残したり結果を出すことができる。

そしてこの結果を出したり成績を残しているときというのは、貯蓄したものを使っている状態です。頑張ってきたものをどんどん使っている状態。

最終的にそれを使い切ると底がつきるので、調子が良い状態が1回終わってしまうんですね。

そうするとまた苦しい時期が始まって、いままでと一緒でまた新しく貯め始めないといけない、貯蓄しないといけない状態になります。

いままで頑張ってきた貯金みたいなものを全部使い切ってしまうと、スランプと感じることもあると思います。

こうなった場合は、もう一回コツコツ貯蓄していくしかないかなと私は思います。

2-6. 思いこんでいるだけ

ほかには思いこんでいるだけということもあります。

「あ。これスランプかも…」と思い込んでしまう。

そして「あー。スランプだ。どうしよう…」と思えば思うほど、本当にどんどんスランプに陥ってパフォーマンスも悪くなっていく。

そういったパターンもあるので、思い込み過ぎはいけないと思います。

たとえスランプになったとしてもそんなに悪いことではないので「スランプになっちゃったな」「どうしようかな?」「まぁいつか抜けるかな?」くらいの感じで思っていたほうが、より深いスランプに入らないで済みます。

なのであまり思い込みすぎないことも大切なのかなと思います。

3. スランプから脱出する方法

拳を握る

それではスランプから脱出する方法についてもお話していきたいと思います。

3-1. なるべく遠くをみる

スランプに陥って目の前のことに迷ってしまったときに私がよくやるのは、なるべく遠くを見ることです。

実はこれ、ソフトバンクグループ創業者の「孫正義さん」が言っていた言葉なんです。

孫正義さんも目の前の事業で悩んだり迷ったりしたときは、なるべく遠くを見るようにしているそうです。

目の前で悩んでいるときほど、なるべく遠くの「30年後300年後はどうなるか?」ということに目を向けるようにしている。とおっしゃっています。

300年後、さすがだな。すごいなと思うのですが、これは本当にそうかなと思います。

やはり目の前のことに悩んでいるときって、 視野がどんどん狭くなって深みにハマってしまいがちです。

なので1回視野を大きくして「最終的にどうなりたかったんだろう?」「どういうところを目指していたんだろう?」「ゴールはなんなんだろう?」「30年後300年後はどういう世の中になるんだろう?」と、なるべく遠くを見る。

そうすることによって、目の前のことがちっぽけに感じたり狭いところで悩んでいたことがわかったりします。

これがスランプを抜けるきっかけになることもあると思います。

なるべく遠くを見るのも、けっこう良いと思います。

3-2. 環境をガラッと変える

ほかにも、環境をガラッと変える方法もあります。

これは先ほど言ったイチロー選手がそうだったのですが、イチロー選手はずっと絶好調のように見えて2011年に大きなスランプに陥ったとおっしゃっています。

これまでにないぐらい成績も不振となり、イチロー選手は2012年に「シアトル・マリナーズ」から「ニューヨーク・ヤンキース」に移籍するんですね。

スランプを脱出するために、まったく新しい環境に自分を移していたということです。

その後しっかりスランプも抜けてニューヨーク・ヤンキースで活躍し、その年の地区優勝に貢献したと言われています。

このように環境をガラッと変えることで刺激を与え、強制的にスランプから抜け出すこともできるかなと思います。

3-3. 原因そのものを解決する

ほかにも、原因そのものを解決する方法も考えられます。

もし原因がなんとなく「これなんじゃないか!」とわかっていたら、根本となっているその原因を解決してしまうのが早いです。

例えば「通勤時間が長すぎて疲れるし時間も足りなくなるので、これがストレスになってスランプに陥っている。モチベーションが出せないようになっている」「上司が嫌い過ぎて、上司がパワハラ過ぎてそのプレッシャーでうまく仕事をできなくてスランプに陥っちゃっている」「自分の評価が思っているものと全然違い、それが不満でどうしても許せなくて普段の仕事にもパフォーマンスを発揮できていない」など。

もし原因がはっきりわかっているのでしたら、それを治したほうが早い段階でスランプを脱出できるのかなと思います。

3-4. 自分と向き合う時間をつくる

あとは忙し過ぎて、なかなか自分と向き合う時間が作れずずっとスランプに陥っている場合もあります。

そういった場合は、自分と付き合う時間を強制的に作るのも1つ良い方法かなと思います。

・プチ現実逃避

私も仕事がすごく忙しい、やりたいこともたくさんある、という状態のとき、よくスランプに陥っていました。

ただスランプに陥っても自分と向き合う時間がないので、ずっと忙しい状態を繰り返してどんどん深く落ち込んでいくみたいなこともありました。

そのときに私がやってうまくいったこと、そしていまでも良くやっているのは、プチ現実逃避をすることです。

もうどうしようもなく忙しくて、いまにでもやらなくちゃいけない仕事がいっぱいある。

だけど、あえて1日完全に現実逃避してみるということです。

仕事をやんなくちゃいけないのはわかっているけど、あえてもうその日は仕事に手を付けないで将来のことを考えるとか、最終ゴールのことを考えるとか、自分がいままでどんなことをやってきたのかを振り返るみたいな1日を作ってしまう。

そんなことをやっています。

こうすることによって「自分がやりたいことってこういうことなんだ!」とか「自分が進むべき道ってこっちなんじゃないか?」ということがわかり、スランプを抜け出すチャンスになる。

こういった方法もとても有効です。

この現実逃避が3日、1週間、2週間と続いてしまうと周りにも迷惑をかけますし、どうしようもない状態になってしまうかもしれません。

なのでプチ現実逃避は1日だけ!と決めています。1日で治らなかったら、それはそれで諦めてまた仕事に戻る。

だけど1日しっかり休んでみると、割と自分と向き合う時間が取れてスッキリした状態で次に進むことができると思います。

なのでこれはすごくおすすめな方法です。

3-5. 先を進んでいる先輩の話を聞く

ほかにも、先を進んでいる先輩の話を聞くのも大事です。

同じようなスランプを迎えた人、同じようなことで悩んでいた人、それを脱出した人というのは、必ず世の中にいます。

もし近くにそういったことを聞ける人、そういった経験をされた人がいるなら、聞いてみるといいと思います。

「そしたらこれで解決だよ!」のように、思った以上に簡単なことで解決することもあるかもしれません。

そういったアドバイスをくれる人、そういった話をしてくれる人が周りにいるというのは、貴重ですね。

3-6. 放っておく

ほかには放っておくという方法もあると思います。スランプというのは、必ず終わりがあるんですね。必ずスランプを脱出できるんです。

もし脱出できないスランプだったらそれはただの実力なので、スランプとは呼びません。

・焦る必要がない

1回落ちている状態というのは、最初に言った通り「プラトー」。なにか次のステップに行くための停滞状態にいるだけかもしれません。

なので、そうすると必ず終わりがあります。

・きっと良いことがある

それが終わったあとは、むしろ良いことが起こると思っています。

なので私もスランプはあまり気にせず放っておいて「次はきっと良いことあるよね!」と逆に思っています。

きっとスランプを抜けたら良いことが出てくると思うので、スランプを楽しむぐらいの感じで気楽に余裕をもって過ごすこともよくあります。

なので放っておくというのも、1つのやり方としてはありかなと思います。

3-7. めっちゃ努力する

ほかにも私がよくやるのは、スランプ状態になったときほどめっちゃ努力するということです。

うまくいかないんだけど、あえてめっちゃ頑張るということです。

これはなぜかというと、停滞状態にあるときは結局は努力をすれば次のステップに行けるわけです。

なので努力をすることで、早い段階でスランプを脱出できるんじゃないか?という理屈です。

停滞状態だったらなにか足りないものがあるわけだから、それを補うために努力をするという感じです。

そうすれば停滞状態が短くなり早い段階でスランプを脱出できるので、「次のレベルアップのチャンス来た!」と思ってスランプのときこそめちゃくちゃ努力をする。

この方法も、スランプを脱出する方法としてはすごい有効なのかなと思っています。

4. まとめ

階段を登る

いかがでしたでしょうか。

本日はスランプを脱出する方法についてお話させていただきました。

最初に言った通り、スランプというのは頑張っている人にしか訪れないものです。

そして必ず終わりがあるものです。

なのでスランプになったからといって深く落ち込み過ぎないで、「次のレベルアップチャンスが来た!」というくらいの気持ちでいいと思います。

1つでも参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で失礼します。

 

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