“起業するために捨てるべき”7つのもの

こんばんは!FunTre株式会社代表の谷田部です。
「すごく簡単なことを変えるだけで人生に差がつく時間の使い方」を毎週公開しています。
 
起業したけれど思ったように事業が進んでいないとき、もしかしたら自分の起業を邪魔するものを持ってしまっている可能性があります。
私もだいぶいろいろな意味のないもの、いらないものを持っていたので、自分が思っていたよりも起業するまでに時間をかけてしまいました。
 
今思えばさっさとそんなもの捨ててしまえば良かったんですけど、その当時はなかなかそれを捨てられなかったことがあります。
 
本日は私の経験を踏まえて
 
・これから起業していきたい人
・起業したんだけどなかなかうまくいかない人
・もっとうまくいきたいと思う人
 
こんな方向けに、「起業するために捨てるべき7つのもの」と、「絶対、捨ててはいけない1つのもの」についてご紹介したいと思います。

1. プライド

プライドが高い人

起業するために捨てるべき7つのものの1つ目、「プライド」です。

起業して3年間はプライドを捨てたほうが良いと思います。

このプライドが実は起業を邪魔する一番の原因になっていることがあると思います。
 
起業するということは有名な企業に入るわけではなくて、ゼロから積み上げるということです。
これまでどれだけ
 
・いい学歴
・努めていた会社
・実績があったり
・人望や人脈、人気
 
があったとしても、起業っていうのはゼロから積み上げるものなので、起業準備中や起業したての頃っていうのは、周りから見れば結構かっこ悪いように見られる状態なんですね。
 
日本は完成されて、洗練されて完璧なものが世の中に溢れているので、逆に未完成なものとか未熟なもの、荒削りなものっていうのは、周りから見ても少し心配に見られてしまったり、口出しされる対象になってしまいます。
 
ですので、起業当初は周りから見て荒削りですよね。
 
特に今までエリートコースを歩んできた人にとっては、これまで体験したことのないぐらい周りの目線がうっとうしかったり、嫌に感じることもあると思います。
 
そのときにプライドが邪魔してお願いができなかったり、現状より背伸びをして見せようと思ってしまったり、本当はやるべきことなのにプライドが邪魔してやらなかったり、そういったものが邪魔になると思います。
 
ゼロからつくり上げるということは細かい仕事もして、人にも頭を下げてゼロから勉強をする。
 
周りから何と言われようが3年間はプライドを捨てて、自分は挑戦者なんだと、これから頑張って行かなくてはいけないんだっていう気持ちで進むと良いと思います。
 
プライドは起業にはいらないものだと思います。

2. 過去の経験

積み上げた石

2つ目は「過去の経験」です。
過去の経験を活かすのは良いんですが、過去の経験に囚われてはいけません。
 
これも何となくイメージが湧くかもしれません。
過去の経験っていうのは分かっていても、気がついたらすがってしまっていることがあるんですね。
 
例えば、FacebookやYouTubeなどのSNSやブログが人気になり始めたことが10年前ぐらいにありました。
 

自己発信をしていく時代がきたということで、起業家たちもマーケティングとか、SNSを進んで取り入れました。

結果、大成功している会社も多いかなと思います。
 
一方で大半の起業家は
 
・自分のことを発信するなんて有り得ない
・馬鹿馬鹿しい
・怪しい
 
と思って発信しませんでした。
 
「そんなことは私はしない」っていう理由で、これまで自分の人生の経験にないSNSというものを否定してやらなかった。
そして、一歩乗り遅れてしまった人たちも多かったと思います。
 
その人たちは過去の経験に囚われたがために、なかなかそのときに一歩踏み出せませんでした。
 
みんながSNSを始めてから、そのあと一生懸命あとからやり出して出遅れてしまいました。
 
ただやっぱり最初に始めた人たちに比べたら、あとから始めた人たちっていうのは厳しい状況で戦わざるをえないです。なので、一歩出遅れてしまいます。
 
このように、分かっていても囚われてしまうのが過去の経験です。
 
私自身何度も自分の過去の経験に騙されてチャンスを逃したことがあると思っています。
過去の経験を生かすことは良いと思うんですが、囚われてしまってはいけません。
 
囚われるくらいなら過去の経験っていうのは捨ててしまった方がいいかなと私は思っています。

3. 休日

休日にごろ寝する人

起業のために捨てるべきものの3つ目「休日」です。
 
休日も仕事のことは忘れられなくなります。
「休日も休めないぐらいガンガン働かないと成功しないんだ」と言ってしまうとかなり安っぽくなるので、そういうことを言いたいわけじゃないんです。
 
やはり、平日の昼間は会社の仕事とか生活していくための仕事を頑張っていて、他の時間で自分の起業のことを
したいと思っているときは、平日の夜の時間だけでは足りなくて、結局どうしても休日の時間も使わざるをえない
という時期があると思います。
 
ここで大切なのは、休日も仕事をすれば起業がうまくいくというのはこれはただの根性論です。
 
間違った自己啓発になるので、そういったことを言っているわけではなくて、無駄に長く働くだけでは起業はうまくいきませんし成功しません。
 
起業したいと思って本気で新しいものをゼロからつくろうと頑張る過程で、どうしても時間が足りなくなって
休日にも割り込んでしまう。
ただそれだけのことなんです。
 
順番を間違って、ただのハードワーカーにならないように気をつけてください。
 
そして、会社がある程度安定してきて、休みの日は仕事をしないようになっても、やはり、どうしても頭の半分は
仕事のことを考えてしまうようになります。
 
これは起業家の醍醐味かもなので、休日の概念が新しく変わるということかな、と思っています。

4. 睡眠時間

眠る人

捨てるべき7つのものの4つ目「睡眠時間」です。
これはやっぱり少なくなります。
これは3つ目の休日と一緒で、どうしても起業してゼロから何かを立ち上げようとしたときに時間が足りなくなって、結果的に睡眠時間が減ってしまうっていうことはあると思います。
 
もちろん睡眠時間をしっかりとって効率よく仕事ができる人だったら睡眠時間を増やしても良いと思います。
 
最初はやっぱりやることが分からないのでなかなか効率も上がらないし、がむしゃらにやっているので結果的に睡眠時間が減ってきてしまいます。
 
捨てるしかないっていうことはあると思います。

5. 完璧思考

完璧主義の人

捨てるべき7つのものの5つ目「完璧思考」です。
 
遅い80点よりも早い40点のほうが大事だといつも私も自分に言い聞かせてきました。
完璧思考も起業の最初の段階では捨てるべきものかなと思います。
 
私も大企業に勤めていたときは、失敗も許されないので資料も完璧に作りましたし、時間をかけて慎重に慎重に
プロジェクトも進めてきました。
 
ただ、起業して思ったことは、ゆっくり90点や100点を目指すよりも、スピードの速い40点を目指す方が
大切だなと思うようになりました。
 
結局、起業の最初の段階は荒削りなので、ましてや誰もやったことのない新しいことをやっているのでなかなか完璧にするのは難しいです。
 
スピードを早く40点を出してたくさん失敗して前に進んで行ったほうが結果的に早い段階で80点90点を取れるようになると思うので、完璧思考は捨ててもいいでしょう。

6. 言い訳、近道探し

言い訳近道探し

 

捨てるべき7つのものの6つ目「言い訳、近道探し」です。
 
目の前の道が一番の成功の近道だということを知ることです。
良い訳や近道探しをしていてなかなか起業がうまくいかないという人をたくさん見てきました。
 
人間なので言い訳もしてしまいますし、もっと簡単な方法はないかなということで近道探しをしてしまうってのも
しょうがないことだと思います。
 
私もずっとやってきていますし否定するわけではなくて、それが人間なんだなということです。
 
言い訳の例ですが
 
・家族がいるから起業できない
・起業のアイディアが浮かんできたら何か行動できるんだけど
・ちょっと挑戦してみたけ大変だったからやめました
・もっと簡単な方法があると思うのでそれ探します
 
など言う人がいます。
 
そう思うこと自体はまったく問題ないんですが、ただ残酷なことに起業は自分で何とかしないといけないんです
何かのせいにして言い訳をしているとずっと前進しません。
 
言い訳をしてしまいそうになったら心の中で違う違う違う違う違う…全部、自分次第なんだということを思い出すこと。
 
もっと簡単な方法が他にあるんじゃないかと思ったら、今、目の前のことをコツコツ頑張っていけば結局一番の近道につながっているんだと心の中でつぶやいておくとバランスがとれて良いのかなと思います。
 
まずは、そういう風に言い訳して近道探しを捨てるべきです。

7. 安定思考

安心する

 
捨てるべき7つのものの7つ目は「安定思考」です。
 
会社に勤めているときは安定した安心感というものがありましたが、起業するとそういうものがなくなります。
 
もちろん会社に勤めているときでも安定しているわけではないんですけどね。
 
それは自体は完全に安定して安心っていうわけではないと思うんですが、ただ、最終的に会社が守ってくれる、上司が守ってくれる、仲間が守ってくれる、という安心感は会社に勤めてるときはあったかなと思います。
 
ただ、起業するとすべてが自分次第になるので、守ってくれるものはほぼなくなると思ったほうがいいです。
 
例えばコロナウイルスみたいに誰も予想できないような被害で売上が落ちてしまうときも、お客様からクレームを受けたときも、全部、自分で対処しないといけない。会社を自分で守らないといけない。
自分自身を自分で守らないといけない、というのが起業です。
 
これはもう、毎日が命がけの人生ゲームみたいな感覚になります。
それも楽しんでどんな逆境にも前向きになれると良いと思います。
 
なので安定思考っていうのはまずは捨てるべきものですね。

8. 絶対に捨ててはいけないもの

宝物

そして、今回は最後に捨てるべきもの以外の「絶対に捨ててはいけないもの」
についてもお話したいと思います。
 
捨ててはいけないもの、それは「大切な人との縁」です。
 
私が起業するときに起業がなかなか上手くいかなくて、悩んだり、イライラしていたときに、いろんな起業している人のブログを読んでいました。
 
そのブログの中で起業している人が、同じようになかなか前進しないときに「当時付き合っている彼女と別れて
起業に集中して頑張りました」という内容が書かれていました。
 
ある他のブログでは「友達や家族との縁を捨ててまで起業に集中して成功させました」という美談みたいなものが
書かれているものもありました。
 
その当時はそれを見て自分自身も影響されるところがあったんですが、今、私が起業して思うことは人との縁を捨てて起業がうまくいく、ということはまったくありません。
 
完全に間違っているということです。
 
人との縁は一生ものですし、例えば、周りの大切な人との縁を切ったとしても起業がうまくいくということはありません。
 
万が一、うまくいったとしても、何も楽しくない人生が待っています。
 
普通に考えたら「人との縁なんて切るわけないでしょ」って思うかもしれませんが、起業を成功させたいっていうことに没頭しているとどうしても間違った感覚にも陥ることがあるかもしれません。
私みたいにそういったところに影響されないように、ここであえて言わせていただきました。

9. 捨てることを改めて意識しよう!

いかがでしたでしょうか?
「起業するために捨てるべき7つのもの」
今日もすでに分かっている方には当たり前のことばかりの内容だったかもしれません。
 
ただ、基本っていうものがすごく大事なので今日はあえて基本的なお話をさせていただきました。
 
起業するからといって、捨てるべきものっていうのは実際はほとんどありません。
 
ただ自分の中にあるちっぽけなプライドとか、言い訳とか、邪魔になる過去の経験があるとしたら、分かっていてもどうしてもこれって付いてきちゃうものなので、捨てたほうが良いです。
 
捨ててみようっていうことを改めてここで意識するとバランスが取れて良いのかなと思います。
 
それでは本日も復習していきたいと思います。
 
 
「起業するとき捨てるべき7つのもの」

1. プライド
2. 過去の経験
3. 休日
4. 睡眠時間
5. 完璧思考
6. 言い訳、近道探し
7. 安定思考
 
そして最後に絶対に捨ててはいけないもの
8. 大切な人との縁
 
というお話をさせていただきました。
 
ぜひ参考にしてみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します!
 
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