こんばんは!FunTre株式会社代表の谷田部です。
「すごく簡単なことを変えるだけで人生に差がつく時間の使い方」を毎週公開しています。
短期的に記憶ができるようになると人生で役立つ場面って多いと思います。
例えば、
・試験勉強のとき
・プレゼンやスピーチで内容を覚えなくてはいけないとき
・大切な交渉ごと
・ミーティングの前に話すことを覚えないといけないとき
私みたいにコンサルティングの前に多くのデータを覚えなくてはいけないときもあると思います。
神経衰弱とかでも、記憶力がある人、暗記ができる人ってかっこいいなと思いますよね。
私は昔から記憶力がそんなに良くありませんでした。
なかなか長期間で記憶するのが苦手でした。
ただ一夜漬けとか、短期的に覚えるというのはけっこう得意でして、一瞬で大量の情報を暗記したり、試験の前の日にだけ覚えて試験はうまくなんとか乗り切るということができるようになっていました。
今日は私がこれまでやってきた、一瞬で暗記できる「すごい覚え方」7選をお伝えしていきたいと思います。
1. 短期記憶と長期記憶を使い分ける
それでは一瞬で暗記できる「すごい覚え方」7選の1つ目は「短期記憶と長期記憶を使い分ける」ということです。
私の感覚なんですが、長期記憶っていうのは元々の能力とか、頭の良さとかが大きく関わっているかなと思います。
ただ、短期記憶っていうのはちょっとしたコツを知っていたり、ちょっとした努力をするだけですぐにできるようになるものだと思っています。
今の時代は情報がたくさんあるので、すべてを長い期間を覚えるっていうのは、けっこう不可能に近いと思います。
なので、長期で覚える必要があるものは諦めてメモする。何かに書いておくってことが大事です。
そして、短期的に暗記ができるようにして、大切なものだけを大切なときに覚えられるようにする、そして使う。
そして、使い終わったら覚えたことは忘れてしまう。
で、また違う必要なものを短期記憶で思い出して使う。
という方が効率が良いかなと思っています。
長期記憶は諦めてメモなどに頼る。短期記憶を鍛えてしっかり必要なときに覚えられるようにするのがいい使い分けになると思います。
2. 覚える部分を「枝」に絞る
それでは「すごい覚え方」7選の2つ目「覚える部分を「枝」に絞る」ということです。
どういうことかと言うと、覚えるものがたくさんある場合、それをやみくもに最初から全部覚えようとしない、ということが大切です。
覚えるポイントを絞って、記憶力の省エネをしていくのが絶対条件かなと思っておりまして、覚え始める前から実は勝負は決まっています。
じゃあ何を覚えるべきなのかと言うと、覚えやすいものをまず「枝」とします。
そしてその覚えやすいものを思い出すことによって、思い出せる他の情報を「小枝」というふうに定義をしていきます。
ちゃんと「枝」の部分だけ覚えておけば「小枝」も一緒に思い出せるので、効率よく思い出すことができるということです。
これどういうときに使えるかというと、スピーチの文章とか、プレゼンで話す内容などです。
例えば、10分ぐらい話すスピーチだったら長い文章なので、一言一句覚えるのはとても難しいです。
ただ、一文一文の中にある覚えやすいキーワードだけを覚えてその順番を記憶しておきます。
これががいわゆる「枝」の部分です。
その文章で何が言いたいかということが思い出せるような状態になっていけば、これが「小枝」となるので、スピーチの文章を全部覚えなくてもそのキーワードの順番だけしっかり覚えておけば、スピーチ全体を思い出せるということになります。
なので、まずは覚えるべき枝の部分を優先的に覚えていきましょう。
3. 頭文字で語呂合わせ
「すごい覚え方」7選の3つ目は「頭文字で語呂合わせ」という方法です。
これはとても原始的なんですが、すごく効果があるのでぜひ使ってみてください。
たくさんのものを覚えるときに、1つ1つ全部覚えるのは難しいっていうケースがあります。
例えば、いろいろな言葉が並んでいるときとか、数字が並んでいるときとか、登場人物とか人の名前を覚えなくてはいけないときがこれに当たると思います。
このときにその頭文字だけ取っていって、語呂で合わせて1つの語呂で覚えてしまうのです。
例えば、トランプの神経衰弱なんかをイメージしてみてください。
5、6、1、9、2、4というトランプが横に並んでいたとしましょう。
この6枚全部覚えながら他のカードも覚えていくのはけっこう難しいものです。
ただ、これを頭文字を取って語呂にしていくというのはすごく覚えやすいです。
例えば「561924」を「ごろいくつよんだ」で覚えてしまうということです。
そうすると「ごろいくつよんだ」という言葉だけ覚えておけばいいので、すごく効率が良くなると思います。
こんな感じで全部を1つ1つ覚えるのではなくて、頭文字だけとって語呂を覚えるというのはとても使える方法なのでぜひやってみてください。
4. 見て、書いて、しゃべる
続いて「すごい覚え方」7選の4つ目は「見て、書いて、しゃべる」ということです。
暗記というのは、どこか運動と似ているところがあるかなと思っています。
つまり体に慣れさせていく、脳みそに慣れさせていくっていうのがすごく大事なことです。
例えば、英単語を覚えるときとか、漢字をたくさん覚えなくてはいけないときには「見て、書いて、しゃべる」がとても役に立ちます。
まず、その単語を視覚的に見て、体に覚えさせるようにとにかく書いてそして自分でしゃべってその声を耳で聞いて覚える。
そのような流れがすごく効率が良いと思っています。
まさにもう脳全体で、体全体で覚えさせていくという感覚。スポーツに似ている感覚になります。
ここで大事なのが頭の中で考えるだけではなくて、必ず口に出すこと。
そして、書けない場所でも指を動かして書く仕草をしていくということをすると、脳に定着しやすいです。
ぜひやってみてください。
5. 3回繰り返す
それでは「すごい覚え方」7選の5つ目「3回繰り返す」ということです。
なんでも1回で覚えるというのは不可能なのかなと思っています。
例えば、先ほどの英単語もたくさんあったら、1回でたくさん覚えるのは不可能です。
100単語ぐらいあったら1回で覚えるのは難しいですよね。
なので1回1回じっくりやるよりも時間をかけて1回で覚えようとするのは効率が悪いです。
サッと3回繰り返す方がはるかに効率的に覚えることができます。
もちろんこのときも「見る、書く、しゃべる」を繰り返していくということが大事です。
具体的に3回繰り返すやり方をお伝えいたします。
このときに1回目は覚える気にならないでやってしまって大丈夫です。
そして2回目は覚えやすい単語だけ覚える気持ちでやってみてください。
なんとなく覚えていくというような形になると思います。
そして3回目になるとだいたい6割7割が慣れてきて、頭に入ってくるような状態になると思います。
とにかく繰り返すことが大切です。
一人だけで声を出せるような部屋で、筋トレをするように練習してみてください。
英単語だったら英単語を見て、書いて、しゃべる。
漢字だったら漢字を見て、書いて、しゃべるというのをとにかく繰り返していくと、だいたい6、7割はスッと頭に入ると思います。
6. テスト形式で神経細胞をつなげる
そして7選の6つ目は「テスト形式で神経細胞をつなげる」ということです。
先ほどの「3回繰り返す」で6割7割ぐらいは覚えられたとしても、どうしても覚えにくいものって出てくると思います。
英単語の場合でも3回繰り返していつも同じ単語が分からない、いつも同じ単語でつまづいてしまうということがあると思います。
毎回、同じところでつまづくものは、これはいわゆる自分にとって覚えにくいものだったり、脳の中の記憶の神経が繋がりにくいものなんだ、ということを認識してください。
・自分で覚えにくいものを把握する
・覚えにくいものだけに集中する
最後はその覚えにくいものだけを集中的に覚えていくという段階に入っていきます。
なので、3回繰り返す中で自分で問題を出して、覚えにくいものに集中する方法を実践していくといいと思います。
テスト形式で問題を出して、どうしても解けなかったものだけをピックアップしていく。
そのピックアップされた覚えにくいものだけを今度は覚えていく、というのが効率が良いと思います。
最近はこういうふうに覚えられなかったものだけを集められる便利なアプリが出てきていますので、最後はそういったものも使って集中的に覚えにくいものを覚えていく、という段階に入れるといいのかなと思います。
7. 自転車に乗りながら覚える
そして最後7選の7つ目は「自転車に乗りながら覚える」ということです。
覚えるものがたくさんあって、時間もたくさんかかる場合はだんだん脳みそも飽きてきてしまうので、こういう場合は体を動かしながら覚えていくとさらに効率が良くなると思います。
おすすめなのは激しすぎない運動です。
私の場合は自転車に乗っているときとか、人によっては散歩しているときとか、ストレッチしているときに、頭をフル回転させて覚えていくのもいいかなと思います。
頭が回らないぐらい激しいスポーツだとちょっと覚えるの難しいので、頭がフル回転できるぐらいの軽い運動をしながら覚えていくっていうのは、すごく効率がいいのでぜひやってみてください。
8. 練習次第で暗記力は鍛えられる!
いかがでしたでしょうか?
本当に私は長期的な記憶力がなくて、長くものを覚えておくのが苦手で、誰もが知っていることを覚えていなかったり、すぐ忘れちゃったりしました。
ただ、短期的な暗記はコツを覚えているので、人よりすぐスッと覚えることができますし、いろんなところで役立っています。
もちろんこれは経験や練習も必要なんですけど、「私は記憶力がないからできないわ」ていうふうに諦めないで、ぜひ今日、言ったようなことを練習してみて短期的に暗記できるすごい覚え方を身につけてください。
それでは今日も復習していきたいと思います。
一瞬で暗記できる「すごい覚え方」7選
1. 短期記憶と長期記憶を使い分ける
2. 覚える部分を「枝」に絞る
3. 頭文字で語呂合わせをする
4. 見て、書いて、しゃべる
5. 3回繰り返す
6. テスト形式で神経細胞をつなげる
7. 自転車に乗りながら覚える
ぜひ挑戦してみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します!
動画でもご覧いただけます。
↓