こんにちは!FunTre株式会社代表の谷田部です。
すごく簡単なことを変えるだけで人生に差がつく時間の使い方を、お伝えしています。
今回のテーマは【裏ワザ勉強法】東大大学院合格した時に実際に行った7つの勉強法について。
私が凡人ながら、“あまり大きな声では言えない”東京大学大学院に合格した時に実際に使った勉強の裏技をこっそりお伝えします。
普通に言われている勉強法とはかなり違うことが多いので、裏ワザの1つだなと参考程度に見ていただければと思います。
1.東京大学大学院に合格した時に実際に使った裏技
裏技1:『何が出されるかを調べるのに力を使う』
昔は試験勉強するときに、「どんな問題がでても解けるようになろう」と一から「教科書を読んで全部勉強する」ことをしておりました。
読み終わってから模擬テストなどを受け、わからないところをまたさらに読み返す作業の繰り返し。
しかしこれでは受験に受からないんです。
なぜなら全て覚えるには時間が足りないから。
そう考えた私は東京大学大学院を受験するときは作戦をガラッと変えて、「どの問題が出るか?」を調べることに時間をものすごく使うようにし、なるべく覚えることを少なくしたのです。
勉強範囲を絞るために、過去問をひとつひとつ“毎年の問題の傾向”を調べました。
見るポイントは、「どの先生が問題を作っているのか」です。
問題を作る頻度、問題を作った先生の特徴から問題の傾向を調べます。
例えば私の場合
「この問題を作った先生はどの先生だろう?」
「どういう先生だろう?」
「どういう頻度で問題を作っているのか?」
「何人かの先生が交代制で作っているのか?」
「3年ごとに入れ替わりで作っているのか?」
ということ問題を見ながら分析しておりました。
いわゆる山勘ってやつです。
山勘に本気を出すと、大体作る先生や傾向の的が絞れるので、その先生が問題を作っている本を探して、その本を一生懸命勉強するようにしました。
この方法は、予備校や塾に通っていると問題の傾向は教えてもらえるので、効率良く勉強できますね。
しかし大学院受験やマイナーな資格の試験勉強の場合、塾が無い場合があるのでその時に「マイナーな試験は自分で傾向を調べて予測する」方法は役に立つと思います。
また、勉強はそんなに得意ではない人こそ範囲を絞って勉強することはとてもおすすめです。
裏技2:『15分間の集中力を高める』
私は15分ごとに勉強する教科を変えていました。
なぜなら自分が集中できる時間は15分くらいが限界だなと思っていたので、15分ごとにタイマーをセットしその時間だけ集中するやり方をしておりました。
例えば最初の15分は数学を勉強し、その次の15分は化学を勉強する。といったように、どんどん選択科目を変えていきます。
そして15分の集中度合いをノートに5点満点で自己採点をしておりました。
例えば、
・集中できたら5点、
・普通だったら4点
・まちまちな集中力だったなと思ったら3点
・集中できなかったな」と思ったら2点
という形で集中度合いを自分で記録することで、自分に対してプレッシャーをかけていたんです。
もともと集中力がある人は、自分にプレッシャーをかける必要はないと思いますが、私の場合、なかなか集中力が続かないことが多かったので集中力を上げるために自分にプレッシャーをかけれるこの作戦が効きました。
「集中力を高めることを習慣化する」これが大学院に合格することができた2つ目の裏技です。
集中力がなかなか続かない人におすすめの勉強法になります。
裏技3:『モチベーションの上がる環境を整える』
勉強や資格試験などは言い換えると“他人との競争”です。
競争に勝った人が合格して、負けた人が落ちるー。というのが実際のところだと思います。
つまり「どうやったら他人に勝てるのか?」ここを考える必要があります。
勝つためには“環境の力を味方につけ他人に勝つ”ことが大切になります。
環境とはもちろん勉強する場所のことを指しますが、
・教えあえる仲が近くにいる
・息抜きできる環境が近くにある
・普段の生活で移動時間を少なくする
ことも含まれます。
今の自分の実力で合格できるという自信があれば、必要ないかもしれませんが、合格ラインギリギリだなと感じていたり、自分はもしかしたら合格は難しいなぁと思う人は、ぜひ少しでも合格する確率を上げるために自分の力以外のところ。つまり、環境を整えてみてください。
「どうすれば他人より有利になる環境を整えられるか?」これを自分に置き換えてイメージしてみてください。
例えば
・勉強する自習室は、自分の家の近くに空いてるスペースを見つける
・仕事場の近くに、空いているスペースを見つけて移動時間を少なくする
・自分がわからない問題が出てきたときに、自分でゼロから調べると時間がかかるので、近くにいて、自分より少し頭の良い人や理解している人に聞く
どうしても自分の力だけでは、他の受験者との競争に勝てないー。
そんな時は、自分の本来の力以上の力が出せるような環境を作ることにも時間をかけてみてはいかがでしょうか?
裏技4:『合格を目指していることを人に言う』
合格を目指していることをきちんと人に伝えましょう。
合格しなかった時を考えると、恥ずかしくて、合格するために勉強していることを人に言わない方もいると思います。
内緒でこっそり勉強している方も多いのではないでしょうか。
実はそういった逃げ道があると、自分に対して甘くなりがちです。
自分に甘さを出さないために、人に伝えることは自分に対してのプレッシャーになりますし、自分自身の気持ちを盛り上がらせることができます。
また本気であればあるほど、周りから応援されるようになります。
例えば、今日は○○の勉強があるので「この飲み会には参加できません」とお誘いを断ることもできますし、「今日は申訳ないけど、この仕事任せてもいいかな?」とお願いすることもできるかもしれません。
それが「合格しなくてもいい」と思う勉強ならば、人には言う必要はないと思います。
「絶対に合格しよう」
「絶対この資格試験は受かりたい」
と思っている場合は、周りの人にも伝えて、試験に臨むことをおすすめします。
裏技5:『締め切り効果を使う』
「試験勉強が試験当日ギリギリになってしまった」
「あぁ、もう一夜漬けだぁ」
という方は実際、多いと思います。
私も試験日ギリギリに頑張るタイプなんですが、そういう場合、締め切りになると逆にいつも以上の力を発揮できる“締め切り効果を使える人”でもあります。
あえて自分から締め切りに追われるようにしている。
つまり自分にプレッシャーをかけて、いつも以上の力を発揮できることを“締め切り効果”と私は呼んでいます。
ではこの締め切り効果をどうすれば上手に使えるようになるか?
例えば、
・その日までに〇〇ができたら、マッサージに行ける
・今日これを終わらせたら、明日はリフレッシュのためにお休みにしよう
etc
自分を追い込む締め切りではなく“わくわくするような”締め切りを設定することがポイントです。
ニンジンをぶら下げて自分をご褒美で釣るように、締め切り効果を上手に使えるように意識してみてください。
裏技6:『ゴールに近いところから勉強する』
小学校や中学校、高校でも「最初に教科書で勉強する」ことが一般的です。
つまり、教科書で勉強したことがどれだけ理解できているか、実力を試すために試験を受けることが普通です。
しかし社会人になると、時間がない中で一から勉強するのには、時間があまりにも足りません。
この勉強法は合わないと思います。
時間がそもそも間に合わないため、私は最初から試験問題を解いていました。
ほとんど勉強していない状態で最初から試験問題を解くため、ほとんど解けないし間違っています。
ですが今の自分と合格した時の自分のゴール(合格)からの逆算で勉強の距離感がわかるようになります。
そして間違えた問題から見直して、その試験問題を中心に勉強していく。
まさにゴールから勉強していく形をとっていたんです。
1回の試験問題すべてを見直すだけでも、数日間はかかります。
ひとつひとつ間違っているところを見直していくため、一見すれば非効率に見えますが、2回目、3回目、4回目と繰り返すとだんだんと見直す時間が減っていきます。
繰り返し行うと見直す時間が短縮される、つまり理解できるようになるので結果的には試験問題を中心に勉強することができ、効率的になるというわけです。
社会人になってから受ける試験は、義務教育の試験とは違い、その試験のためだけにつける知識がほとんどです。
ですので、合格した後はほとんど忘れてしまいます。
そう考えると網羅的に全部勉強して、すべて解けるようにするよりも、本当に出題されるところをピンポイントで勉強する方が効率が良いのです。
裏技7:『先生や友達に習う』
小学校や中学校、高校、大学受験までは「先生」と呼べる人がいて、わからないところは先生に聞くことができます。
ただその後の大学院受験やMBA(経営学修士号)の受験、マイナーな資格などは“聞くべき先生がいない”ことが多く、塾もないケースがほとんどです。
だから独学で頑張りますというのも、悪くはないですが、わからない問題を教えてくれる人や先生を探すことをおすすめします。
なぜなら聞いた方が早いからです。
先生がいないと、一緒に勉強する仲間でもかまいません。
一緒に勉強する仲間を探す、そういった人が教えてくれると時間も省けるので、私も大学院受験では私よりもはるかに勉強ができる人といつも一緒に勉強させてもらっていました。
また大学院受験の問題集は、大体答えが詳しく書かれていません。
つまり答えだけ書いてある状態なのです。
そうすると、答えの理由を教科書で探すのですがなかなか見つけられませんし、時間もかかります。
ですので友達に「これどうしてかな?」と聞くことで答えの理由を探す時間を省いていました。
2.まとめ
いかがでしたでしょうか?
私が具体的にやってきた【裏ワザ勉強法】東大大学院合格した時に実際に行った7つの勉強法をご紹介しました。
1. 何がでるかを調べるのに力を使う
2. 15分間の集中力を高める
3. モチベーションの上がる環境を整える
4. 合格を目指していることを人に言う
5. 締め切り効果を使う
6. ゴールに近いところから勉強する
7. 先生や友達に習う
裏ワザな勉強法なので、王道とは違いますが1つでも参考になれば嬉しいです。
動画でご覧になりたい方はこちらもご覧ください。