Twitterを使っていると「相手には自分が投稿を見ていることはバレているのかな?」と気になることもあると思います。
そこで気になるのが、Twitterに足跡機能があるのか?です。
この記事ではTwitterの足跡機能の概要から、投稿を見ていることは相手にバレるのか?までを紹介していきます。
1. Twitterの足跡機能とは?
そもそもTwitterにおいての足跡機能とは、投稿者が投稿を見た人を確認できる機能のことを言います。
投稿に足を運んだユーザーの足跡が残るようなイメージから、SNSでは足跡機能と言われることが多いです。
足跡機能は誰が自分の投稿を見たかを確認できるため、自分のアカウントに興味がある人を把握できることが特徴です。
2. Twitterに足跡機能はあるのか?
結論からお伝えすると、Twitterに足跡機能はありません。
したがって、相手の投稿やプロフィールを見ても自分が相手のアカウントを見ていることはバレません。
ただしTwitterのなかにも一部足跡機能が実装されていたサービスがありますので、それぞれのサービスごとに足跡機能について紹介していきます。
2-1. フリートの足跡機能
Twitterのフリートとは動画やテキストなどでショートムービーを投稿できる機能のことで、24時間経ったら自動で投稿が削除されることが特徴的です。
Twitterのフリートには、足跡機能がありました。
そのためフリートの投稿者は後から誰がフリートを再生したのかを確認できました。
しかしTwitterのフリートは2021年8月をもってサービスを終了していますので、現在ではフリートそのものがなくなっています。
2-2. スペースの足跡機能
Twitterのスペースとはリアルタイムで音声を配信するサービスで、一時期有名になった「Clubhouse(クラブハウス)」のような機能です。
スペースには足跡機能はありません。
しかしスペースに入室するとそのスペースに参加しているユーザーを一覧として見れるようになりますので、自分がそのスペースに参加していることが他のユーザーにもバレてしまいます。
スペースから退出すれば自分がスペースに参加していた形跡はほとんど残りませんが、スペースに参加しているときは足跡のようなものがついてしまうと把握しておきましょう。
2-3. ライブ放送の足跡機能
Twitterのライブ放送とはリアルタイムで動画を配信するサービスで、スマホやパソコンを使って手軽に配信できることが特徴です。
Twitterのライブ放送にも足跡機能はありません。
またライブの配信者は視聴者数を確認することはできますが、どのアカウントが視聴しているのかまでは確認できないようになっています。そのためライブ放送を視聴したからといって足跡が残ることはありませんのでご安心ください。
なお視聴者もライブ放送に参加しているユーザーは確認できないようになっていますので、他のユーザーに自分がライブ放送を見ていることがバレることもありません。
2-4. リストの足跡機能
Twitterのリストとはいくつかのアカウントをグループ化するための機能で、特定のトピックに関する情報をまとめる役割があります。
リストにも足跡機能はありません。
そのため公開されているリストを見ても自分が見た形跡は残りませんので、リストを作成した人や他のユーザーに自分がリストを見たことはバレないようになっています。
3. Twitterに足跡が残る行動
Twitterには足跡機能がないので、基本的には相手のアカウントを見ていてもバレることはありません。
しかし自分が相手のアカウントを見ていることがバレてしまう行動がいくつかあります。
この記事では相手にバレてしまう行動を3つ紹介していきますので、相手にアカウントを見ていることがバレたくない場合にはこれから紹介する行動には気をつけましょう。
3-1. 相手のアカウントをフォローしてしまう
相手のアカウントをフォローしてしまうと、自分が相手のプロフィールページにアクセスしたことがバレてしまいます。
相手としては「プロフィールを見られているなら投稿も見られているだろうな…」と思うはずですので、フォローしたことをきっかけに相手のアカウントを見ている形跡を残してしまいます。
相手の投稿を見ているとバレたくない場合には、間違ってもフォローボタンは押さないように気をつけましょう。
3-2. 相手のツイートにいいね!やリツイートをしてしまう
相手のツイートに「いいね!」や「リツイート」をしてしまっても、自分が投稿を見ていることがバレてしまいます。もちろん、相手の投稿にリプライを送っても同じことです。
相手のアカウントをフォローしてしまうこともそうですが、相手のアカウントに対して何かしらのアクションを起こしてしまうと投稿を見ていることがバレてしまいます。
バレたくない相手の投稿を見るときは、「いいね!」や「リツイート」のボタンからは距離を取って操作するのがおすすめです。
3-3. ブラウザから相手のアカウントにアクセスしてしまう
ブラウザから相手のアカウントにアクセスをすると、Twitterの閲覧履歴としてブラウザに足跡が残ってしまいます。
なにかの拍子にブラウザの閲覧履歴を見られてしまった場合には、どのTwitterアカウントを見ているのかがバレてしまいます。
誰かとパソコンを共用している場合には閲覧履歴もリスクとなりますので、ブラウザからTwitterを開く場合には注意しましょう。
ブラウザに閲覧履歴が残ってしまう場合の対処方法としては、下記の3つがあげられます。
- Twitterのアプリを使う
- 相手のアカウントを見た後には閲覧履歴を消す
- シークレットブラウザを使う
・Twitterのアプリを使う
Twitterのアプリであれば閲覧履歴は残りません。
したがって閲覧履歴から相手のアカウントを見ていることがバレる心配もありませんので、スマホでTwitterを使う場合にはアプリを使うのがおすすめです。
・相手のアカウントを見た後には閲覧履歴を消す
相手のアカウントを見た後に閲覧履歴を消せば、足跡を残す心配もありません。
閲覧履歴の消去方法はブラウザによって異なりますので、「ブラウザ名 閲覧履歴 消去」で検索をしてみてください。
・シークレットブラウザを使う
シークレットブラウザとは、閲覧履歴を残さずにサイトにアクセスできるブラウザのことです。
シークレットブラウザから相手のアカウントにアクセスをすれば足跡を残す心配もありませんので、閲覧履歴から相手のアカウントを見ていることがバレることもなくなります。
ブラウザでTwitterを開く場合には、シークレットブラウザを使うのがおすすめです。
4. Twitterの足跡解析ツールには注意
「Twitter 足跡解析ツール」で検索をすると、なかにはTwitterの足跡を解析できるツールが見つかると思います。
しかしこれらのツールを使うことは、あまりおすすめしません。
Twitterは足跡を収集できるAPIを公開していませんので、ほかの業者がTwitterの足跡を解析するツールを作ることはほぼ不可能です。
もしTwitterの足跡を解析できるツールが見つかったとしても、あまり正常に動作しないかデータが曖昧になってしまうはずです。
またTwitterの足跡解析ツールを使ったことで、次のような被害も確認しています。
- スパムツイートを自動で投稿されてしまう
- 他サイトに転送されてしまう
Twitterの足跡解析ツールには悪質なものもありますので、基本的には使わないことをおすすめします。
5. Twitterの足跡に関する質問
Twitterの足跡に関する質問にいくつかお答えしていきます。
気になる質問がある場合には、合わせて読んでみてください。
5-1. Twitterアナリティクスで足跡は確認できる?
Twitterアナリティクスで確認できる項目は、投稿のインプレッション数やプロフィールページへのアクセス数といった数値だけです。
したがって、誰が投稿を見たかという足跡は確認できません。
現状Twitterアナリティクスでも足跡は確認できないようになっていますので、Twitterで足跡を確認する手段はないと思っていいでしょう。
5-2. ログインしないで見ると足跡は残らない?
そもそもTwitterには足跡機能がありませんので、ログインした状態でもログアウトした状態でも足跡は残りません。
ログインしていない状態であれば誤って「いいね!」や「リツイート」のボタンを押しても自分が押したとはバレませんので、確実に自分が見ているとバレたくない場合にはログアウトした状態で閲覧したほうが匿名性は高くなるでしょう。
5-3. Twitterの足跡を消す方法は?
Twitterには足跡機能がありませんので、足跡を消す方法もありません。
相手のアカウントに「いいね!」や「リツイート」といったアクションを起こさなければ自分が見ていることはバレませんのでご安心ください。
6. まとめ
この記事では、Twitterに足跡はつくのか?という疑問から足跡がついてしまう行動までを紹介してきました。
Twitterは誰が投稿を見たかは追跡できないような設計になっていますので、気になる人のアカウントを見ても問題ありません。
ただし相手のアカウントに何かしらのアクションを起こしてしまうと自分が見ていることがバレてしまいますので、相手にバレたくない場合には投稿を見るだけにしましょう。