バイラルマーケティングって何?メリットや注意すべき点を解説します

バイラルマーケティングは、上手くいけば全世界に一気に商品やサービスの訴求ができるマーケティング。

しかし、「バイラルマーケティングってそもそも何?」「怪しいマーケティングなんじゃないの?」と、どんなマーケティングかわからないという人も多いかと思います。

そこで、こちらの記事では

  • バイラルマーケティングって何?
  • 違法になるって本当?
  • 成功させるにはどうしたらいいの?
  • どんな事例があるか知りたい!

という疑問に答えていきます。

バイラルマーケティングは低コストで効果的なマーケティング手法ですが、丁寧に準備する必要があります。

バイラルマーケティングとはどんなものなのか、成功するにはどのような事に気を付けるべきなのかなどの知識を深め、実践していただけたらと思います。

1. バイラルマーケティングとは

バイラルマーケティングとは


バイラルマーケティングとは、口コミを利用したマーケティング手法
です。バイラルは英語で「Viral」、ウイルス(Virus)の派生語で「ウイルス性の」という意味があります。

口コミが人から人へ感染をするかのように広まっていくことから、バイラルマーケティングと呼ばれるようになりました。

口コミで広がるというのは、例えばSNS上でおすすめの商品やサービスをシェアしたり、友達に紹介したりすることを指します。

企業が間に入り商品やサービスを広げていくわけではないので、魅力的だと多くの人に思ってもらえれば、消費者間で一気に広がっていくことになります。

1-1. ステルスマーケティングとの違い

ステルスマーケティングとの違い

バイラルマーケティングと混同されることが多い言葉の1つに「ステルスマーケティング」があります。

「ステマ」と呼ばれることが多く、宣伝であることを消費者に公表せず宣伝を行うマーケティング手法です。

例えば、消費者になりすまして高評価の口コミをしたり、影響力のある人に依頼をして、あたかもその人が本当に好きで勧めているかのように宣伝してもらったりする方法があります。

ステルスマーケティングは、批判を集めることが多く、社会的信用の損失に繋がりかねません。また、違反となるケースもあります。

バイラルマーケティングは、消費者が口コミをしやすいような要素を持たせることは行いますが、消費者に成りすまして口コミを広げていくということはしません。そのため、ステルスマーケティングとは大きく異なります。

1-2. バズマーケティングとの違い

バズマーケティングとの違い

もう1つバイラルマーケティングと混同されやすい言葉に「バズマーケティング」があります。

バズマーケティングとは、バイラルマーケティング同様に口コミを利用したマーケティング手法です。

大勢の人に拡散し、話題となることを「バズる」といいますが、その「バズ」を利用します。

ステルスマーケティングも影響力のある人に依頼をして商品やサービスを広めてもらう手法でしたが、バズマーケティングは宣伝であることを明らかにして宣伝してもらいます。

バイラルマーケティングでも「バズる」ことはあるので、線引きが難しいケースもあります。

バズマーケティングに関しては商品やサービスを宣伝する際に企業が関与している、バイラルマーケティングは企業が関与しない、という点が違います。

1-3. インフルエンサーマーケティングとの違い

インフルエンサーマーケティングとの違い

インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーという影響力の強い人に商品やサービスを紹介してもらい、拡散させる手法のこと。先ほどご説明したバズマーケティングの手法の1つとも言えます。

そのため、バイラルマーケティングとの違いはバズマーケティング同様に企業が拡散に関与するかどうかということです。

バイラルマーケティングは、話題となるような要素を用意することはしますが、拡散自体に企業は関与しません。積極的に拡散を促すインフルエンサーマーケティングとは異なります。

2. バイラルマーケティングのメリットとデメリット

それでは、バズマーケティングなど他の手法ではなくバイラルマーケティングを行うメリットとはどのようなことが挙げられるのでしょうか?

また、それに伴うデメリットはあるのかどうかをご紹介していきます。

2-1. バイラルマーケティングのメリット

メリット

バイラルマーケティングの大きなメリットは、低コストということです。

最初に話題にしてもらえそうな要素をつくる必要はありますが、それはツイートでも動画でも構いません。

面白い!と思ってもらえるコンテンツを作るために、動画制作など多少の費用がかかる場合もあります。しかし、ツイートが話題になった場合はコストが0円で済むということになります。

インフルエンサーや芸能人などへ依頼すると多くの予算がかかるため、それに比べると低コストであると言えます。

2つ目のメリットは、自然とターゲット層へアプローチができるということ。

コンテンツに興味を持った人は、その分野に興味のありそうな友人や知り合いへと伝えていくことになります。

例えば面白いと思ったコスメ紹介動画を、まったく化粧をしない男性の友人に教えようとはあまり思わないはずです。

コスメに興味のありそうな人へと拡散されていき、まだその商品やサービスを知らなかったターゲット層へ自然と届く可能性があるのです。

また、知っている人からの情報なので信用されやすいというメリットもあります。

2-2. バイラルマーケティングのデメリット

デメリット

バイラルマーケティングのデメリットは、消費者が自らの意思で話題を拡散していくため、拡散の程度の調整ができないということです。

拡散してもらいやすくするように特典などの用意を考えている場合は、想定よりも拡散されてしまうと予算を超えたコストがかかってしまいます。

拡散の程度は調整できないものとして、予め思った以上に話題を集めてしまった場合の対応方法などを決めておくと良いでしょう。

デメリット2つ目は、いくら話題になるような仕掛けを作ったとしても、商品やサービスの品質が良くないと効果は得られないということ。

口コミで広まっていくものなので、話題性のあるコンテンツの拡散に成功しても、商品やサービス自体の品質が良くないとかえって悪い口コミが広まってしまうことになりかねません。

第一に考えるべきことは、商品やサービスの品質の向上ということを忘れないようにしましょう。

3. バイラルマーケティングのやり方

バイラルマーケティングやり方

バイラルマーケティングはどのようなものかご紹介してきましたが、ここではバイラルマーケティングの具体的なやり方についてご紹介します。

3-1. 1次的バイラルマーケティング

1次的バイラルマーケティングとは、自然発生的に口コミを広げるというやり方です。

商品やサービス自体、もしくはそれを紹介するコンテンツを「友達に紹介したい」と思ってもらえるようなものにするというもの。

商品やサービスが魅力的であることを前提として、その魅力が消費者にちゃんと伝わるような仕組みを作ったり、共感や感動を呼ぶようなインパクトのあるコンテンツを作ったりするという方法があります。

3-2. 2次的バイラルマーケティング

2次的バイラルマーケティングは、インセンティブを与えることによって拡散してもらいやすくするというやり方

例えば、SNSにシェアをするとポイントがもらえたり、友達紹介で割引を受けられたりするものです。

この場合、インセンティブが魅力的でないと拡散が期待できないため、インセンティブをどのようなものにするかはよく検討しましょう。

また、デメリットでも述べたように想定以上に拡散されてしまった場合の対応方法についても一緒に考えておくと良いですね。

4. バイラルマーケティングを成功させるには

バイラルマーケティングを成功させるカギは、3つあります。

  1. 魅力的な商品やサービスをつくる
  2. 友達に教えたいと思うようなコンテンツをつくる
  3. シェアしやすい環境を整える

既にご説明した通り、商品やサービス自体が魅力的でないと悪い口コミが広まってしまうことになりかねません。拡散を始める前に、改善できる点がないかなど自社商品やサービスにまずは目を向けてみましょう。

次に情報を拡散してもらうには、思わず友達に教えたいと思うようなコンテンツを作らなければなりません。

そのためには、ターゲティングをしっかりと行い、そのターゲットに向けたコンテンツを発信する必要があります。

拡散されやすいコンテンツの内容としては、トレンドに沿ったものや思わず見てしまうようなインパクトのあるもの、共感を呼び心を動かすようなものなどが考えられます。

また、シェアしたい!と思ったときに、SNSのシェアボタンがあるのとないのとでは、シェアされる数が変わってきます。

簡単に閲覧することができたり、シェアすることができたりする環境を整えておくことも重要です。

5. バイラルマーケティング注意すべきこと

バイラルマーケティングを行う前に、知っておきたい注意点について2つご紹介します。

5-1. 違法にならないよう注意

バイラルマーケティングを行う際に、宣伝であることを隠して話題作りを行うとステルスマーケティングになってしまう場合があります。

手法によっては「景品表示法」や「軽犯罪法」に触れてしまうということもあります。違法にまではならなくても、消費者のイメージや信用性は下がってしまうことが多いです。

また、日本では問題がなくても、国によってはステルスマーケティングとみなされ違法になることもあるので注意しましょう。

5-2. 友達紹介で報酬を与える際は要注意

もう1つイメージが良くないことに、友達紹介によるインセンティブがあります。

アメリカでの事例として、友達10人にメールを送ると割引が受けられるというものがありました。

その際、割引を受けたいという理由で知らない人にまでメールを送り、迷惑メールなのではないかとトラブルになったことがあります。

日本では、そもそも友達紹介のイメージが良くないため、企業イメージの低下に直結する可能性があります。

インセンティブを考える場合は、ネガティブな面がないかしっかり考慮しましょう。

6. バイラルマーケティングの成功事例

最後に、バイラルマーケティングの成功事例を3つご紹介します。

6-1. YG Entertainment

YG Entertainment

YG Entertainment

最もよく知られているバイラルマーケティングの事例です。

YG Entertainmentは韓国の音楽レーベルで、2012年に流行したPSYのカンナムスタイルを流行させるためにバイラルマーケティングを使用しました。

準備期間は約1年と言われており、その間に広告は使用せず、ハッシュタグを活用するなどして自然な形でSNSのフォロワーやYouTubeの登録者数を増やしました。

そして、そこにあのキャッチ―なカンナムスタイルという動画を公開したのです。まさに友達に教えたくなるインパクトのあるコンテンツと言えます。

当時、友人から教えてもらって知ったという人も多いのではないでしょうか。

これにより、YG EntertainmentはK-POPというものを世界に広げることに成功しました。

6-2. 無印良品

無印良品

無印良品では、たびたびSNSを活用した2次的バイラルマーケティングが行われています。

例えば「無印良品といえば、○○」という内容をツイートしたり、Facebookで投稿したりすれば、店頭で割引を受けられるというものです。

割引というインセンティブを与えたことで、拡散されやすくなると共に、実際に店舗で購入する消費者が増えました。

他にも、アンケートによるポイント付与などがよく行われています。

定期的にこれらのようなキャンペーンを行うことで、その期間に購入しようと考えるリピーターを獲得することもできました。

6-3. ロッテ

ロッテ

ロッテで行ったのは、テレビCMを使わないTwitterやYouTubeを使用したバイラルマーケティングです。

ターゲットは10代の若者。近年テレビを持たない、または見ないという若者が増えています。そのため、ターゲットに合わせてテレビCMではなく若者になじみのあるTwitterやYouTubeで仕掛けたのです。

若者に人気のある俳優やアイドルが動画に出てくるということもあり話題を呼び、再生回数は1カ月で1000万回以上になりました。

7. 魅力的な商品だからこそ効果のあるバイラルマーケティング

バイラルマーケティングとは、人から人へと口コミを拡散させるマーケティング手法です。

仕掛け方次第では、世界に一気に話題を広めることもできます。

商品やサービスの品質が良いというのは大前提。まずはブラッシュアップできることがないかなど、質を上げることを忘れないようにしましょう。

その上で、インパクトのあるコンテンツをつくるなどの仕掛けを考えます。

SNSが普及した今の時代は簡単に情報をシェアできます。準備はしっかりと行う必要がありますが、低コストでターゲット層へアプローチしやすいバイラルマーケティングを検討してみてはいかがでしょうか。

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