こんにちは!FunTre株式会社代表の谷田部です。
「すごく簡単なことを変えるだけで人生に差がつく時間の使い方」を毎週公開しています。
「スルースキル」ってみなさんご存知ですか?
スルースキルというのは自分にとってストレスや不安となる言葉や情報を自分の中に留めないで上手に受け流すという、そういった能力になります。
スルースキルを身につけていることで、自分自身の心が安定するようになります。
また例えば、相手に悪気がない場合にも、心無い発言で自分自身が傷ついてストレスが溜まって、嫌な気持ちになることがあると思います。
そういったものもきちんとかわせる、スルーできるようなスキルを持つと、人生ってすごく楽に生きれるようになります。
私自身も毎日ストレスがかかる生活をしています。
ただ、あんまり自分自身のストレスを心配していません。
なぜかって言うと、ちゃんとスルースキルを持っているからです。
私がいつも使っている8つのスルースキルというものを今日はお話していきたいと思います。
1. 自分自身を他人事のように考える
それでは人生がストレスフリーになる8つのスルースキルの1つ目「自分自身を他人事のように考える」ということです。
これは例えば、自分自身の事を映画の主人公とか漫画の登場人物みたいに他人みたいに考えてみるということです。
人生において嫌なこと悲しいこと、辛いことって、なんだか一気にくることありますよね?
どんどんどんどんそれが重なってしまって辛い状況になってしまう、そうすると「やばいやばいどうしよう」と「なんでうまくいかないんだ」「どうすればいいんだ」みたいな感じで、どんどんどんどんストレスの溜まる方向に物事を考えてしまうことってあると思います。
なので、そうなったときほどそれを上から見ている感覚で、「うわー大変そうだなぁ」とか、「いやぁ追い詰められてきて面白くなってきたな」みたいな感じで映画や漫画を見ているかのように自分自身を第三者の目線で俯瞰して見るっていうのは、すごく使えるスルースキルだと思います。
騙されたと思って実際にやってみると、
全体が見えるようになるので、「あっ!でも大変そうだけど、こことここを何とかすれば、うまくいくかもしれない」とか、「こういう逃げ道があるなぁ」みたいな感じで意外と冷静に対処ができるようになります。
なので本当に追い詰められたときほど、自分事にしないで他人事のように考えてみる。
本当に上から見るような気持ちで考えてみると冷静になりますので、ぜひやってみてください。
2. 気になることはとことんやる
それでは8つのスルースキルの2つ目、「気になることはとことんやる」ということです。
気になることがあってもそれを気にしないようにしているからストレスが溜まってしまう。ということもあると思います。
ストレスの原因になる気になることの例
・嫌なことをしてくる同僚や上司
・好きな人の気持ちがわからない
・本当は今と違う仕事がしたい
気にしないようにしてるんだけどどうしても気になってしまう、ということもあると思います。
心がそんなふうにストレスになるぐらいなら我慢せずにとことんやってみる。
そっちに行ってみるっていうのも大事かなと思います。
なのでどうしてもストレスが溜まってしまう場合は、気になることをとことんやってみるっていうのも1つのスルースキルかなと思います。
3. 考え方はいろいろあるよねと思う
それでは8つのスルースキルの3つ目「考え方はいろいろあるよねと思う」ということです。
自分の周りに
・どうしても好きになれない人
・いつもぶつかってしまう人
・考え方が合わない人
などいると思います。
この人をどうにかしようとか、自分の考え方を伝えよう、自分のことを理解してもらおうと思うと、それもまたストレスがかかることなので、そう思わないことが大事かなと思います。
「考え方っていろいろあるよね」というふうに、ある意味心の中で諦めるということです。
考え方はいろいろあるよね、この人は自分と違うんだなっていう事に思えるようになれば、その人と話しているときに心を閉ざしてクールになることもできます。
心を閉ざしてクールにすることができれば、あえて相手に合わせることもできます。
これはちょっと冷徹な感じに感じてしまうかもしれませんが、大事なスルースキルなのぜひ覚えておいていただけると良いと思います。
私自身もどうしても嫌いな上司がいました。
その上司と話すときは、まるで自分じゃない人のように心を冷徹にして、自分じゃない人が話しているかのようにその人の話に合わせることができるようになりました。
そうすると、だいぶ気持ちが楽になりますので、あえて「考え方は違う人がいる」「考え方は人それぞれ」と思うことで、ストレスを溜めないようなスルースキルになることがあります。ぜひやってみてください。
4. 相手には期待しない
それでは8つのスルースキルの4つ目「相手に期待しない」ということです。
・自分の思い通りにいかない人
・仕事が任せられない部下
・仕事ができない上司
そういった人もいると思います。
「なんでこいつはこんなにダメなんだ」「なんでこれができないんだ」というふうにその人をどうにかしようとしているときは、自分にものすごくストレスが溜まっている状態です。
こういった自分の思い通りに相手がいかないときは、「結局すべて自分次第」と思うことが大事です。
そして、結局すべてが自分次第なので、「相手に期待してもしょうがない」「相手に期待するぐらいならもう自分が変わったほうが早いよね」「自分が変わるしかないよね」というふうに思えるようになると、意外と気持ちは楽になります。
自分がイライラしてるときは、相手に期待しすぎていないか気をつけてみてください。
もし期待しすぎていたら、「期待することではない」というふうに思うようにしましょう。
5. 黒日記に書いておく
それでは8つのスルースキルの5つ目「黒日記を書いておく」ということです。
どうしても許せないこと、イライラすること、嫌なことが起きたときに、その嫌なことの原因となった人に反論しにいってしまう。
そうすることで余計ぶつかってしまって、余計にストレスが溜まってします。
余計イライラするようなことが起きてしまうってこともあると思います。
そのときはあえてその人には言いに行かないで、黒日記や自分専用のチャットとかをつくっておいて、そこに書き込んでみる、というのも大事です。
「黒日記」とは、私が作った言葉なのですが、人に言えない不満や愚痴を書いておく自分専用の絶対誰にも見せないメモみたいな日記です。
「いつか、そういうふうに言ってやる!」と「これを反論してやる!」というふうに思いながらひとまず日記の方に書いてみる。
そうすると不思議と心がスッとしてその人に言わないでも我慢できるようになります。
そして2、3日後に見返してみると「あっ!まぁこんなこともあったな」とか、「あっ!これ言わなくて良かったな」と思えるようなこともあると思います。
なので本当にイライラしたときでも、黒日記に書いておくというふうなスルースキルをぜひ使ってみてください。
6. あえて鈍感になる
8つのスルースキルの6つ目「あえて鈍感になる」ということです。
「もう嫌なことを言われても相手にしない」これすごく大事なスルースキルです。
例えば、ちょっと微妙なメッセージが来て、「これってもしかして文句言われてるのかな?」
と思うようなこともあると思います。
それとか、コソコソみんなで話し合ったりして「あぁ、これってもしかしてみんなで自分の悪口を言ってるのかな?」と思ってしまうこともあると思います。
もちろんそういったことを敏感に察知する能力も必要なときはあると思います。
例えば、大切な取引先の態度がガラッと変わって、「なんか良くないこと起きたな」と思う、そういった察知能力は大事だと思うんですが、すべてに敏感になる必要はないと思っています。
敏感になりすぎて、全部気になり始めてもきりがないので、あえて鈍感になるということも大事です。
特にいつもいろんなことが気になってしまう人は、
・メリハリをつけて休みの日は考えない
・リラックスすることに集中するとかね
・もうどうでもいいやっ!と思う
どうしてもそういったことを考えすぎてしまう人は、依存は良くないんですけどお酒の力に頼ってみる。
あえて鈍感になる、ということも大事かなと思います。
7. スパっと辞めてみる
それでは8つのスルースキルの7つ目「スパっと辞めてみる」ということです。
目標やルールを決めることは良いが、目標やルールを決めて頑張るということはとても良いことです。
ただ、それが厳しすぎて固定観念になってしまって、厳しすぎてストレスになることもある。
それに縛られてしまって自分自身がストレスを溜めていってしまうと、やっぱり良くないことなのかなと思います。自分で決めたこととか、目標とかルールがストレスの原因になってしまったら、それは努力ではなくて、苦行になってしまうこともあると思うので要注意です。
例えば目標がストレスになる例もあります。
・毎朝ランニングをする
・毎日1番に出社すると決めた
・毎日SNSを投稿すると決めた
・お世話になった方のお手伝いをすると決めた
・家族の世話を自分ですると決めた
・子供の面倒は1人で見ると決めた
とかですね。
もちろん目標やルールを決めて頑張るというのは、すごく大事なことだと思うんですが、それがどうしても限界になってしまったときはスパッと辞めてみるというのも大事です。
もちろんすべてがスパッと辞められるわけではないと思うんですが、辞めるための方法を探してみるとか、辞める努力をしてみるっていうのも1つのスルースキルだと思いますので、ぜひそれも参考にしてください。
8. ストレスの発散方法をたくさん持つ
それでは8つのスルースキルの最後、8つ目「ストレス発散の方法をたくさん持つ」ということです。
ストレス発散する方法をたくさん持って、引き出しを多く持っておくということが大事かなと思います。
そしてその引き出しの中からいつもストレス発散をする。しかも、こまめにやると良いと思います。
すごくストレスが溜まってからドーンとストレスを発散をするのではなくて、こまめに抜いていくというのも大事です。
例えば、
・カラオケに行って思いっきり歌う
・温泉に行ってリラックスする
・食べ放題で好きなだけ食べる
・マッサージに行って体をほぐす
・スポーツをしてリラックスをする
なるべくストレス発散の引き出しはたくさんあったほうが良いです。
ストレス発散方法をたくさん持つということは大切なスルースキルです。ぜひやってみてください。
9. ストレスに強い心や柔軟な心を手に入れる
いかがでしたでしょうか?
なんとなく、みなさんも普段からやっているものもありましたよね?こういったスルースキルをしっかり持っていると、ストレスに強い心、もしくは柔軟な心を手に入れることができます。
スルースキルというのはたくさん持っていても損になることがないので、ぜひ今日、お話したようなことも参考にして、いろんなスルースキルを身につけるようにしてみてください。
それでは今日も復習していきたいと思います。
人生をストレスフリーにする8つのスルースキル
1. 自分自身を他人事のように考える
2. 気になることはとことんやる
3. 考え方はいろいろあるよねと思う
4. 相手には期待しない
5. 黒日記に書いておく
6.あえて鈍感になる
7. スパっと辞めてみる
8. ストレス発散方法をたくさん持つ
ぜひ参考にしてみてください。それでは今日はこの辺で失礼します!
↓動画でもご覧いただけます。