こんにちは、あつしです。
時間は大切ですよね。物事に優先順位を決めて効率よく生きることで、仕事やプライベートを充実させることができます。
しかし、これをやり過ぎてしまうと、20代30代で陥ってしまうのが「究極の時間貧乏」。
これは、お金がないよりもかなりきついです。正直、160円の食パン生活の方がまだ豊かだと思うくらいです。
「時短!効率化!仕事優先!」という感じで生活を送っていると、大切な時間まで削ってしまうケースがあります。
今回は私の経験を元に、人生を後悔しないために削ってはいけない大切な時間についてお話ししていこうと思います。
1. 家族との時間
削ってはいけない時間1つ目は「家族との時間」です。
私が20代の頃は、会社員をしつつ起業準備をしており、めちゃくちゃ忙しい毎日を過ごしていました。
僕のYouTube「あつし社長の起業物語」を見ていただいた方はご存知かと思いますが、当時の私のスケジュールは常にパンパンでした。
- 8:00~20:00 会社で仕事
- 20:00~24:00 図書館で起業準備
- 24:00~27:00 マックで起業準備
こんな生活の中で長女が生まれたのですが、それでも私はほとんど家にいない状態でした。
「将来絶対ビッグになってやるぜ」とカッコつけていたのですが、家では居場所がなくて”スモール”な感じで生活していました。
当然、娘は家にいないパパには全くなつきませんでした。
ある時家族でお出かけした際、奥さんが遅れてくるので娘と二人で駅のホームにいました。
そしたら、そこにおばあちゃんが近づいてきて、娘に話しかけたんです。
おばあちゃん「可愛いね!ママはどうしたの?」
娘「ママは少し遅れてくるの」
おばあちゃん「そうなの!家族はみんな一緒がいいよね」
娘「私はママだけ好き!」
これには流石に傷つきましたね……。
最近は時間ができるようになったので、娘と一緒に遊ぶことも増えてきました。昔よりはパパのことを好きになってくれたかな?と私は思っています。
やっぱり、ビッグになりたい人が家でスモールになっているのはダメです。
家でもビッグになれるように、家族との時間は大切にすべきだなと。
これはもう、いくら後悔しても戻ってこない時間です。みなさんも、家族との時間は何よりも優先的に確保してくださいね。
2. 冠婚葬祭
大切にすべき時間の2つ目は「冠婚葬祭」です。
冠婚葬祭というのは、自分の成人式とか友達の結婚式とかお葬式のことですね。
私は大学の研究室がめちゃくちゃ忙しかったので、学生時代のうちに「時間貧乏根性」がガッツリと身に染み付いてしまいました。
会社に就職してからも、働きつつ起業準備をしていたため、休みの日まで仕事に明け暮れる生活を送っていました。
まさに「スーパーワーカホリック状態」です。
当時は、仕事をしていないと超不安で幻覚見えそう、逆に仕事があると一安心、といった感じでした。休みの日は何をすればわからず焦り、結局オフィスに来てしまうという、完全におかしい人の精神状態だったのです。
そして、そんな状態の時に良くあったのが”友達の結婚式”。
本来なら最優先で行く必要のあるイベントですが、当時の僕はスーパーワーカホリック。
「ごめん、仕事入っているから行けないわ」と何度も出席を断りました。
今考えると、仕事に比べれば明らかに結婚式の方が大切なんです。
今だったら確実に仕事を放置して、2秒で結婚式への出席を決めます。
大抵の場合、冠婚葬祭は1人の人生につき1回まで。タイミングを逃しても、時間は戻せません。
みなさんも冠婚葬祭がある際は、出来るだけ出席をするようにしましょうね。
3. 成長する環境にいる時間
3つ目は「居づらいけど成長する環境にいる時間」です。
「ここに居たくないな」「行きたくないな」と思う一方、そこにいることで爆発的に成長する環境ってあると思うんです。
私の場合は、起業前に行っていた経営塾のような集まりが、それに該当します。
その経営塾は、経営者が経営の勉強をするために集まっている場所でした。
当時の私はサラリーマンだったのですが、メンバーの中で自分が一番歳が若かったです。
また、その塾は月に1回、月曜を丸々1日使って開催されます。自分は会社を休まなければいけなかったので、まずはそれが嫌でした。
で、その塾の内容なんですが、それぞれ自分で考えてきた事業アイデアを発表して、他の人からの意見を聞いてブラッシュアップしていく、といった感じでした。
これがマジで辛かった……。ずっと胃が痛くて吐きそうになっていました。
私の発表が幼稚すぎて、ブラッシュアップどころかダメ出しししか飛んでこないんです。私の発表の時に限ってみんな元気になって、ガンガンダメ出しをしてきました。
これが本当に辛い。痛気持ちいいを通り越してただただ痛かったです。
塾の後の懇親会でも凹みっぱなしで、隅の席で息を潜めていました。
しかし、同時に「いつか起業してすごい会社を作ってやる」という思いがふつふつを湧いてきました。
その後も毎月、小学生の頃のように「お腹が痛いので休みます作戦」を使いたくなる気持ちを押し殺して、結局1回も休まずに行きました。
そして5年後には、経営陣の中でトップクラスのアウトプットを出して卒業。
本当にキツかったけど、あの環境にい続けて本当に良かったなと思っています。
4. 睡眠時間
4つ目は「睡眠時間」です。
削っちゃいけないとわかっているのに、つい削ってしまうのが睡眠時間ですよね。
昔の私は「どのくらい寝てるの?」と聞かれたら「3時間くらいかな」とドヤ顔で言っていました。
日本人の悪い癖なのか私の悪い癖なのかはわからないんですが、寝てないとかドヤ顔で言うのは本当に意味不明です。
かく言う私はサラリーマンの時、夜中の3時に寝て6時半に起き、7時に強制配信されるメルマガを急いで書く生活をしていました。睡眠時間は常に3〜4時間です。
眠すぎて、たまにメルマガが間に合わず半分しか埋まっていない状態で配信されてしまったこともありました。「どうせ誰も見ていないしいいや」と思っていました。
でも、そんなメルマガを見て「あつしさん大丈夫ですか?」と返信が返ってきて、さすがに焦りました。
当時の僕は寝不足で頭が痛いのが普通になっており、もはや頭が痛くないとしっくりこないという末期的な状況でした。
せっかく早く寝れそうな日でも、謎にジャンプとかを読んで夜更かししていたんです。本当に意味不明です。
寝ずに作業をすると昼間の作業効率が落ち、全体的に生産性が落ちてしまいます。
睡眠時間は削らないように心がけましょう。
5. まとめ
削ってはいけない4つの時間、いかがだったでしょうか。ドキッとした方もいらっしゃるのでは?
最後にまとめです。
- 家族との時間
- 冠婚葬祭
- 成長する環境にいる時間
- 睡眠時間
それでは、本日はここまで。またお会いしましょう。