こんにちは!FunTre株式会社代表の谷田部です。
すごく簡単なことを変えるだけで人生に差がつく時間の使い方を、日々YouTubeにてお伝えしています。
今回のテーマは「【経営者が薦める】短時間で大事なことだけ記憶に残す12の読書術」について。
私は本が大好きで「本を毎日読んでいます」というわけではありません。
ですが、仕事で必要なので日々、本を多く読むようにしています。
なるべく早く、効率的に記憶しやすいそんな本の読み方はないのか?
こんなことを考えながら、日々研究し、身につけられた12の読書術をお伝えします。
いわゆる速読術や読書術をどこかで習ってきたわけではないので、私のオリジナルの実体験にもとづくやり方です。
【短時間で記憶に残す読書術:その1】目的を決める
もちろん目的がなく、本屋で目についた本を読んでみることも良いことだと思います。
ただこのケースは、そこで満足してしまって次のアクションにつながらない=記憶に残りにくい傾向があるため、私の場合は最初に目的を決めて本を読みます。
例えば
・会社の人事評価制度をうまく作りたい
・金融の知識を得たい
・仕事の生産性を上げたい
etc
というような目的を持って、達成するために本を探し始めると次の行動につながりやすいです。
【短時間で記憶に残す読書術:その2】期限を決める
目的ができたら、その分野について本で調べて次の行動につなげるために、
「いつまでにするか?」
という期限を決めます。
アクションの設定は2週間~1ヵ月単位。
私の場合は約2週間や1ヵ月単位で設定しています。
慢性的に本を読んでしまうと、「知識を貯める」気持ちにはなりますが、私みたいに記憶力があまりない人は、呼んでもすぐに忘れてしまうので、「短期間で頭につめてアクションに落とし込む」戦略がとても有効的だったのです。
【短時間で記憶に残す読書術:その3】その分野の本を片っ端から調べていく
目標と期限が決まれば、あとはその分野の本を片っ端から調べて、必要そうな本をピックアップします。
例えばAmazonや、書評、個人のブログなど、とにかくその分野で「良い」と言われている本をどんどんピックアップしてください。
【短時間で記憶に残す読書術:その4】ピックアップした本を要約で読む
ピックアップした本をすべて購入する必要はありません。
むしろすぐには購入しなくて良いです。
実はインターネット上には、調べたらその本の要約が出てくるからです。
今はflier(フライヤー)のような要約サイトもありますし、個人のブログでまとめてくれている人もいますので、それらを利用して要約を調べてみてください。
要約で見るべきポイントは
「自分の調べたい方向性と合っているか」
「レベル感が合っているか」
中には、要約がない本もあるので、その場合は購入の本としてピックアップしましょう。
【短時間で記憶に残す読書術:その5】ピックアップした本を一気に集める
要約を読んで自分の目的と合っていると選んだ本を一気に集めます。
一気に集めはしますが、私はその本をすべて読み切るわけではないです。
なので、なるべく安く集められるように、中古や図書館で借ります。
【短時間で記憶に残す読書術:その6】優先順位を決めて読む
次に一気に集めた本の読む優先順位を決めていきます。
私がまず注目するのは「発行年月日」。
調べたいことが“いつの時代も変わらない普遍的なもの”であれば、発行年月日をこだわる必要はありません。
旬や鮮度が大事な情報を求めている場合に役立ちます。
わかりやすく例えるならば、SNSのトレンドなどは発行年月日を見て、新しい情報から読む順番を決めることが重要になります。
【短時間で記憶に残す読書術:その7】著者プロフィールを見る
著者さんのプロフィールはとても大事だと思います。
何故ならビジネス書である場合、
著者さんが自分で体験したことなのか?
情報を集めてまとめていることなのか?
どのくらいの専門家なのか?
で見方が結構変わるからです。
実体験にもとづく本はとても具体的です。
だからといって、情報をまとめて分析している本が悪いわけではありません。
大切なのは、その著者さんのバックグラウンドを知ることで、その本から得られた知識を「どういうふうに活かせるか?」
本の活かし方をイメージすることが、最終的に重要になります。
実体験にもとづく内容は具体的な反面、その人の体験していないことは書かれていないので、考え方が偏っている場合もあります。
この場合は「いろんな戦略のひとつだな」と受け止めると良いでしょう。
一方で情報を分析して網羅的に書いている本は、抽象的な可能性が高いです。
ただ、パターン分けしてあることが多いため、自分に合う選択肢を選ぶ必要があります。
【短時間で記憶に残す読書術:その8】目次を3回読む
私の場合は、すぐに本編を読みません。
まずは3回ほど目次を読みます。
多くの場合、目次に一番伝えたいことが書かれているからです。
1、2回読むと著者さんが「どういうことを伝えたいのか?」ということが、なんとなく理解できます。
それで3回目を読むと、目次をなんとなく暗記できます。
目次をおおまかに暗記することができると、“まさにこれから本の内容を吸収する”土台ができている状態になっているということなのです。
【短時間で記憶に残す読書術:その9】気になった項目をサラッと読んでいく
3回目次を読む中で「自分が必要だ!」「これ読みたい」と思えるものが見えてくるので、その部分をサラッと読みます。
ここも精読するわけではなく、「一体どういうことが書かれているのか」と全体をサラッと見ていきます。
もしも良いことが書かれていたらさらに精読をしていきます。
【短時間で記憶に残す読書術:その10】記録をとる、文章にまとめる
本を読んだ後は箇条書きで、メモ程度で良いのでまとめてみましょう。
これは内容を記憶したり、もしくは覚えるために読むというよりも「いつでも戻ってきて思い出せるようにする」「どこに書いてあるかを思い出すためにメモをする」ことが目的です。
すべてを覚えるのは難しいので、記録してあるものから「この本に書かれている」ことがわかるようなメモを残しておくと、後々振り返りやすいです。
【短時間で記憶に残す読書術:その11】本当に参考になる本は著者に連絡を取る
本当に参考になった著者には連絡を取ります。
「この本すごい」
「全部書いてあることが、今の自分にドンピシャでためになった」
などの場合です。
おそらくその著者さんに直接話を聞けば、さらにためになることがたくさん出てくると思います。
私の場合、「役立つな」と思った方には直接連絡を取って会いに行くにようにしています。
そのためには著者さんを調べること。
出版元に連絡したり、SNS上でつながれるか探してみると、意外とつながります。
大人気で「会えません」という方もいらっしゃいますが、実は良い本の著者さんは意外と会ってくれます。
どうしても会えない場合でも、講演やSNSやブログで発信していることを確認すると、役に立つ情報を得ることもできます。
【短時間で記憶に残す読書術:その12】アクションに落とし込む
期限までにアクションをすることです。
本を読むことは目的があって“期限とアクションを決めるために”読み始めるということを話しましたが、読んだことを頭に入れている状態で「じゃあ自分が何をしよう?」というアクションを決めることはとても大事です。
ただ読んだだけの場合は、知的欲求は満たされますが「本を読んだことの価値」を活かすのはアクションに落とし込むということだと思います。
私の場合は必ず、箇条書き程度でアクションをまとめるようにしていて、アクションに落とし込むということをしています。
そんな大層なまとめは作らず、箇条書きで。
すべては参考にしなくて良い
いかがでしたでしょうか?
『【経営者が薦める】短時間で大事なことだけ記憶に残す12の読書術』をお伝えしました。
1.目的を決める
2.期限を決める
3.その分野の本を片っ端から調べていく
4.ピックアップした本を要約で読む
5.ピックアップした本を一気に集める
6.優先順位を決めて読む
7.著者プロフィールを見る
8.目次を3回読む
9.気になった項目をサラッと読む
10.記録をとる、文章にまとめる
11.本当に参考になる本は著者に連絡を取る
12.アクションに落とし込む
私より上手に本を読まれる方はたくさんいらっしゃいますし、これだけではなくさまざまな読書術があると思います。
すべて参考にしてくれというわけではありませんので、どれかひとつでも参考になれば幸いです。
明日からの生活にぜひ活かしてみてください。
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