こんばんは、FunTre株式会社代表の谷田部です。
「すごく簡単なことを変えるだけで人生に差がつく時間の使い方」を毎週公開しています。
自分の今の給料が高いのか低いのかをきちんと把握しておくことはとても大切なことだと思います。
とても会社に貢献していてスキル的にも素晴らしいものを持っているのに「年功序列の会社だったので給料は上げてもらっていません」という人も多くいます。
逆に「自分の給料が低い低い」といつも文句ばかり言っているのに実は一般的な市場価値から比べてみたら自分の給料は高くて“逆に自分のスキルが足りていないことに気づく”ということもあります。
どちらの場合も不幸な状態なので今すぐに自分の給料が高いか低いかを調べてみた方がいいです。
・スキルがないのに給料が多い人
・スキルがあるけど給料が少ない人
一般的な市場価値と比べて考えることはとても大事なことです。
自分の給料が高いか低いかということを調べるのは結構簡単なことなので、私がいつもやっていた4つの方法をお伝えしていきたいと思います。
1. 同級生とぶっちゃけ話をする
自分の給料が高いか低いかを調べる4つの方法の1つ目、「同級生とぶっちゃけ話をする」です。
高校や大学で同じ学年だった同級生はだいたい同じような年齢ですし、スキルも似ている場合が多いです。
そんな友達とたまに飲み会をして「実際いくら給料もらっているの?」っていうぶっちゃけ話をしてみることは良いと思います。
比較しやすいですね、楽しいですし。
同級生は同じ年齢でスキルも似てると思います。
そして、もし同じ業界の人がいたらその人の会社と自分の給料を比べてみるのも良いと思います。
ここで100万円、200万円も給料に差があったら、それはやっぱり自分の給料は「低かった」「高かった」という判断ができると思います。
低い場合は転職を考えても良いかもしれません。
高い場合は「良かった」と今いる会社に感謝をしましょう。
もちろん業界によっても大きく違いますし、給料というのは会社の規模の大きさによっても変わってくると思いますので、そこも考慮に入れないといけないです。
ただ気をつけなくちゃいけないのは、自分の給料を見栄を張って高く言う人がいます。もしくは謙遜してわざと低く言う人もいます。
なので、これはあくまで参考の1つだなという形で考えてみると良いと思います。
2. 転職エージェントに聞いてみる
2つ目「転職エージェントに聞いてみる」ということです。
今はさまざまな転職エージェント会社があります。その人に定期的に聞いてみるのもお勧めです。
もし、自分がいる業界に特化している転職エージェント会社があったらそれは特に良いと思います。
自分の今の給料が高いか低いかを判断するのはとても簡単です。
転職エージェント会社は大体の業界の平均的なスキルによる給料を教えてくれますし、自分が他社に行ったらどのくらいの給料がもらえるか?ということも教えてくれます。
特にもし今の自分の業界専門の転職エージェント会社がありましたら、この会社はスキルの割に意外と給料が低いとか、この会社はスキルに見合った給料をしっかりもらえている、ということもちゃんと教えてくれます。
ですので、3年や2年に1回くらいその転職エージェント会社に行って、自分の市場価値を聞いてみるとすごく正しい市場価値が判断できると思います。
私が外資系会社に勤めていた頃はやはり、化学メーカーの外資系企業に強い転職エージェント会社がありまして、私の会社の人達は3年か2年に1回はそこに行って
・自分が他の会社に行ったらいくらぐらい給料をもらえるか?
・自分の市場価値はどのぐらいなのか?
・足りないスキルは何なのか?
ということを確認するようにしていました。
で、その結果を元に自分の会社との給料や年収を交渉をすることもありました。
もちろん何も分からなく、力がないのに給料を交渉している人は、「この人は使いにくいな」ということで逆に会社から追い出されている方もいました。
ですので、自分自身の市場価値を知ることはやっぱりとても大切な事なんです。
転職エージェント会社に聞くことの注意点は、相手は「なるべく転職させたい」と思っているので、やっぱり良い側面のことを中心に言うような形になっています。すべてを鵜呑みにしてはいけないと思います。
また、やっぱり募集している会社としても、急に人がほしくなった場合はいつもより給料を高めに設定して募集したりします。
それが入社してみたらそこから全然お給料が上がらなくなっちゃったとか、約束のポジションに配属してもらえなかったということとか、転職して入社してから力がないと判断されたら、やっぱりガクンと下げられてしまうということもあります。
最終的には自分自身がいろんな情報を元に自分の市場価値を判断して、転職が良いのか?会社に残る方が良いのか?ということを考えた方が良いと思います。
3. ネットで調べる
それでは4つの方法の3つ目「ネットで調べる」ということです。
最近はネットにも大体の給料が載っていて調べられます。
会社の募集要項だけ見てしまうと、やっぱり新卒の給料しか載っていなくて分からないです。
「中途採用は能力に応じて」みたいな書き方がしてあって、これだと判断がしづらいです。
ただ、最近は社内の口コミを集めるサイトや会社の口コミを集めるサイトがありまして、そこに書かれている給料は大きくは違わないと思います。
なので、なるべく広く自分と同じ業界、業種、同じぐらいの年齢の人がどのくらいの給料をもらっているのか?ということを調べると良いと思います。
ただし、ここでも気をつけるべき点はあくまでネットなので、自由に口コミが書かれてしまっているんですね。
ですのであたりまえですけど、「すべてを信じてはいけない」ということです。
特に「会社の内容暴露」みたいなこういう口コミやブログは、どちらかと言うと辞めた人が書いていて悪い感情の元に実態より悪く書いてしまっているケースもあるので、それを100%信じるのではなくて「それも参考意見の1つだな」という形で確認すると良いと思います。
そして今回は4つ目にやってはいけない給料の見定め方や注意点についてもお話したいと思います。
4. 自分と全く能力や、業界スキルが違う人の給料を意識しすぎない
4つ目は「自分と全く能力や、業界スキルが違う人の給料を意識しすぎない」ということです。
自分が英語がしゃべれなかったり留学経験がないのにそういった人と自分を比べて自分の給料や待遇が悪いと判断してしまったり、自分と年齢は同じでもまったく違う業界の違うポジションの人と給料を比べて「自分の給料が低い」と嘆いてしまう人も多いんですね。
なのでここは自意識過剰にならずに、冷静に、クールに自分自身のことを俯瞰すると良いと思います。
やっぱり、どの職種やどの業界でもどの仕事でも「良い」「悪い」があるので、あたりまえですけど給料はすべてではないと思います。
仮に給料が良い会社があって転職したとしても、人は一足飛びに成長することはできません。
高い給料の会社に転職して「200万円ぐらい給料は上げた」と言っても、転職先では全然使い物にならなくてすぐに追い出さられてしまったということもあると思います。
中途採用ってそれだけ厳しく会社は判断します。
なのでここら辺についてもしっかり、いろんな情報を集めて正しい自分の市場価値を見つけるということが大事だと思います。
5. 自分の市場価値を知って成長につなげよう!
自分の給料が高いか低いか?調べる4つの方法はいかがでしたでしょうか?
今回はあくまで自分の給料を通して自分の今のスキルがどのように市場から評価されているのか?それを知るということが大事だと思ったのでお話をさせていただきました。
思っている以上に自分が市場から評価されていて、自分自身のスキルは市場からも高く評価されているとしたら今以上に頑張れると思いますし、新しい挑戦をどんどんしていっても良いと思います。
逆に今の自分は市場から思った以上に評価されていなかった「給料が低い」と文句ばかり言って実は自分自身のスキルの方が足りなかったと思ったら、これは素直に反省してもっと努力しないといけないことがあるんだなという形で努力できます。
そこに気づくことができることが素晴らしいと思いますので、今回のようにわかりやすい形として給料というものさしを使って自分自身の評価を調べてみよう!というお話をさせていただきました。
これは大事なことなのでぜひやってみてください。
それでは今日もおさらいしていきたいと思います。
『自分の給料が高いか低いか?調べる4つの方法』
1.同級生とぶっちゃけ話をする
2.転職エージェントに聞いてみる
3.ネットで調べる
4.自分と能力や業界スキルが違う人の給料を意識しすぎない
ぜひ参考にしてみてください。
今日はこの辺で失礼します!
動画でもぜひご覧くださいね。
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