こんにちは「あつし」です。
今回はSEO対策の基本と簡単に効果を出す方法、そして現時点でのもっとも新しい情報についての後半をお話していきたいと思います。
前半はこちら
【現役IT社長が解説】SEO対策とは?基本のやり方から事業・業種別の簡単な始め方2022①
1. マーケティングとしてのSEO対策の始め方
後半は、よりマーケティングに結びつきやすいSEO対策の簡単な始め方について、話していきたいと思います。
1-1. HPのタイトルやページタイトル変更
まず、ホームページのタイトルやページタイトルの変更ということです。
実はホームページの中って、次のような箇所に文章を入れることができます。
- サイトタイトル
- ページタイトル
- 本文
- サイトのディスクリプション
そしてその文章の中に検索キーワードを入れるのが大事なのですが、Googleはそれを全部なんでもかんでも読み取っているわけではなくて、Googleもその中で優先順位をつけて読み取っている場所があります。
その優先順位が一番高い場所が、サイトタイトルになります。
そしてその次に優先順位が高いのが、ページタイトルになります。
なので基本的には検索で上位になりたいと思う検索キーワードに関しては、サイトタイトルにまず入れるのが大事なことになります。
そしてその次、他にも検索で上位になりたい検索キーワードがあったら、ページタイトルに入れていくのが大事になります。
なので大切なことは、一番取りたい検索キーワードはサイトタイトルに入れましょうということになります。
1-2. HPリニューアル
そしてそれも含めて、ホームページのリニューアルになります。
ホームページを一気にリニューアルしてサイトタイトルを変更したりサイトのスピードを変更したりサイトの監修者を変更したりすることによって、サイト自体の検索キーワードがグンと上がることもあります。
なので、ホームページのリニューアルもすごく大事です。
この詳しい内容についてはまたこの後もお話していきますので、まずはここでホームページのリニューアルは大切だということをお話しておきます。
1-3. ブログを書く
続いて、ブログを書くということです。
SEO対策としてページ数を増やしていくこと、ページを新しい情報に更新していくことは評価されることになります。
それが簡単にできるのが、ブログというものになります。
ブログはもともと新しいページを増やすこともできますし情報も更新することができるので、SEO対策に効果的だと言われています。
ブログをホームページの中で運用するのももちろんいいですし、もっと簡単に始めたい場合はブログが簡単に始められる「アメブロ」や「note」を使ってみるといいです。
・アメブロ
アメブロに関して言うとユーザー層が30代以上の女性が多いので、もしターゲットが30代以上の女性が多い場合にはアメブロで始めてみるのがいいかなと思います。
・note
逆にそれ以外の人、男性とかをターゲットにする場合は私はnoteで始めるのがいいかなと思っています。
noteのほうがアメブロよりもスマートフォンで見やすかったり全体的なSEO対策がしっかりしているので、上位に表示されやすいような傾向があります。
なので30代以上の女性以外をターゲットにする場合は、noteで始めるのも私はおすすめです。
1-4. SNSで投稿する
そしてSEO対策としては少し外れてくるのですが、マーケティングに効果があるのはホームページを更新したら、もしくはブログを新しく作ったらSNSでも投稿していくのも大切になります。
ページを新しく作ったりホームページを新しく作ったからといっていきなり上位に表示されるわけではなくて、いろいろな人がアクセスしてその人たちがしっかりホームページを見てくれることによって時間をかけて検索順位というのは上がっていきます。
なので基本的にSEO対策って、ちょっと時間がかかるものでもあります。
ただ自分のもっているSNSで投稿することによって一瞬でもアクセスが上がりますので、そのアクセスが上がったときにしっかりと内容を見てくれる人がいたらより早くSEO対策としても上位に表示させることができるかなと思います。
1-5. MEO対策
そしてこれも直接的なSEO対策とは違うのですが、MEO対策という考え方もあります。
MEO対策というのは、「Map Engine Optimization」の頭文字を取った略語になります。
マップエンジンというのは、Googleマップのことを指しています。
要するに、Googleマップ上での検索エンジン対策ということになります。
これはGoogleマップでより上位に表示させることなのですが、実はこれがいまものすごく大切になってきています。
これはなぜかというと、みなさんも検索をしてみるとまず検索結果の一番上に出てくるのは広告だと思います。
広告の下に出てくるのは、Googleマップになります。
Googleマップのなかでも、上位3つが表示されるようになってきます。
その後に、検索結果が表示されています。
つまり、なんとGoogleマップで上位に表示されると基本的な検索よりも上位に表示されるかたちになってきています。
SEO対策は昔からいろいろな人たちが一生懸命やっているので、なかなか1位2位に表示させるのは難しいです。
人気のキーワードであればあるほど、かなり時間とお金をかけてやっていかないと難しいです。
ただGoogleマップはどちらかというとまだ新しいので、Googleマップで上位に表示させるのは検索で上位に表示させるよりも簡単です。
なのでGoogleマップで上位に表示させることによって擬似的に検索の中でも上位に表示させることができるので、実はMEO対策はマーケティング的にとても効果のある大事な対策になっていきます。
なのでSEO対策と同時に考えていくべきなのがMEO対策で、Googleマップでも何位に表示されるか?上位に表示されるようにならないか?ということを考えておくとすごくマーケティング的には効果があると思います。
2. SEO対策に効果的な方法
続いて、実際のSEO対策に効果的な方法についてもお話していきます。
これを話し始めると本当にきりがなくてずっと話していけるぐらい奥が深いものなのですが、今回はかいつまんで大切なところだけお話していきます。
2-1. 正しいキーワードを見つける
まず何回もお話しているように、SEO対策の基本で大事なのは正しい検索キーワードを見つけることなんです。
もうほとんどの事業者、ほとんどの店舗が失敗しているのはここです。
お客様が検索しているキーワードを見つけられていない、もしくは入れていないということなんです。
・徹底的なお客様目線
この正しい検索キーワードを見つけるうえですごく大事なのが、徹底的なお客様目線になることです。
お客様が検索しているキーワードを突き止めるのがすごく大事で、実際に来てくれているお客様に聞いてみるのも大事です。
どういうふうに検索していますか?とか、この店舗を探すときにどういうふうに検索しましたか?ということを聞いてみるのもすごく大事です。
他にも、自分たちは専門家なんだけどお客様は素人なんです。
なので絶対専門的な言葉は使わないですし、もしかすると変な検索をしている可能性もあります。
「そんな検索じゃ絶対目的のものが見つかんないよ!」というような検索をしている場合もあります。
だけどその検索しているキーワードをしっかり把握しておいてホームページに載せることによって、お宝キーワード。いわゆる競合も狙っていないようなキーワードでお客様を呼ぶこともできます。
なので、そういったこともしっかり考えておくと良いのかなと思います。
実は私がスマートフォンで動画を作る事業を起業するとき一番最初にブログを書いていたのですが、そのときにお客様が検索するキーワードを常に毎日考えていました。
そのとき当時まだiPhoneが出たばかりで、iPhoneからYouTubeに動画をアップロードしようとするとけっこう高い確率で失敗するんですね。
iPhoneからYouTubeに動画をアップロードしようとして失敗したときに表示されるのが、「動画がアップロードできませんでした」という表示ですね。
私はこれけっこう自分のお客さんもこの表示を見て困っているなと思ったので、「動画がアップロードできませんでしたの解決策」というブログを書きました。
そしたらかなりの検索があったようで、ものすごいアクセスがそのページにはありました。
かつ他の競合と呼ばれる競合他社はそのことについてはまだ気づいていなかったので、すぐに1位に表示されてものすごいアクセスがあって結果的に私のお客さんも増やすことができました。
なので正しい検索キーワード、お宝検索キーワードを見つけるのはビジネスにとってとても大事なことになりますので、ぜひそこを徹底してお客様の目線でやってみるといいと思います。
2-2. 良いページ数を増やす
続いて、良いページの数を増やすということです。
Googleは良いコンテンツの数も評価にしています。
コンテンツの数とはどういうことを言っているかを、例を使って解説していきます。
ホームページA | ホームページB | |
ページ数 | 10ページ | 10ページ |
コラム記事 | 10ページ | 30ページ |
合計 | 20ページ | 40ページ |
ホームページAに関して、ページ数が10ページありコラム記事が10ページありました。
合計20ページあるホームページAがあったとします。
そしてホームページBのほうは、ページ数はAと一緒で10ページでした。
ただコラム記事が30ページあるので、合計でいうと40ページでホームページAより多い場合があります。
その場合、SEO効果としてはホームページBのほうが合計ページ数が多いので、SEO効果が高くなりますよということになります。
このように単純にページ数・コンテンツの数が多いほうが評価が高くなるので、ページ数は増やしておいたほうがいいと思います。
ただ役に立たないページや内容が薄くて長いだけのページを作ってしまうと逆効果になってしまう可能性があるので、良いページの数を増やす、質の高いページの数を増やすのが大切なことになります。
2-3. 被リンク数を増やす
続いて、被リンクの数を増やすということです。
被リンクというのはちょっと難しい考え方なのですが、もし自分たちのページがあったときにそのページの内容が役に立つと思ったら他の人が自分たちのページのリンクを貼って紹介してくれるケースがあると思います。
他の人が自分のブログで紹介してくれるとか、他の人が自分のSNSで紹介してくれるような感じです。
それは自分たちのページにとっては、「被リンク」というかたちになります。
Googleはこれを評価の対象としています。
「こんなに被リンクがたくさん貼られているサイトはきっと役立つサイトに違いない!」「きっと良いことが書いてあるに違いない!」ということで、評価を上げてくれます。
なので被リンクの数を増やしていくのは昔からとても大切なSEO対策と言われていて、いまでもある一定の効果があります。
この被リンクを増やすのは意図的に変なふうに被リンクを増やしてしまうとGoogleから「ペナルティ」と言われる罰を受けてしまうので、決してやらないほうがいいと思います。
良いページ・サイトを書いていると自然にリンクをしてくれる人、被リンクをもらえる確率が増えていくので、まず良いページ・サイトを作るのが大前提です。
先ほど申し上げたように、自分のSNSでも公開していろいろな人に良いサイト・ページのことを知ってもらうのもポイントになります。
さらにはどうしても被リンクを載せて欲しいと思った場合には、直接お願いする手もあると思います。
「うちのサイトのこういうページを作ったのですが、ぜひ載せてもらえませんか?」というふうにお願いするのも、直接的なSEO対策になると思います。
2-4. スピードを上げる
続いて、スピードを上げるということです。
Googleは年に数回アップデートをしているのですが、最近のアップデートはいかにスピードを上げるか?いかに表示速度が速いサイトを評価するか?というアップデートを行っています。
なのでこれからもどんどんこういうアップデートが行われていくと思うので、なるべく写真のサイズを小さくして表示速度を上げるとか、重い動画はサイトの中に置かないとか、表示スピードを上げるような施策をしていくとより良いのかなと思っています。
2-5. 監修者を入れる、プロフィールを充実させる
そして監修者を入れる、プロフィールを充実させるということです。
Googleは評価の基準として、専門性・権威性・信頼性があるサイトやページを評価しますと言っています。
専門性・権威性・信頼性を表現するためになにが大事かというと、監修者を入れることやページやサイトを作った人のプロフィールを充実させて表示させることです。
例えば健康系のサイトだったらお医者さんの監修があったほうが信頼性が上がりますし、法律について語られているページだったら弁護士資格をもった弁護士さんの監修があったほうが権威性・信頼性が増し、Googleからの評価も高くなります。
他にも「ページを書いた人はこういう人です!」とプロフィールを書いて、その人のバックグラウンド・経歴であるとかもっている資格などを表示させることもSEO対策にはとても大事になります。
なので、これも1つ1つやっていくとGoogleからの評価もどんどん上がっていくかなと思います。
3. まとめ
いかがでしたでしょうか。
SEO対策はマーケティングの極意に則った、とても効率の良いとても効果の高い戦略になってきます。
なのでSEO対策はすごく大切なのですが、複雑だったり難しかったりもしくは古い情報を頼りにしていたり、いまのSEO対策ができていない可能性もあります。
私ももうSEO対策についてはたくさん話したいことがまだまだいっぱいあるのですが、今日は3%ぐらいしかお話できていません。
他にも話したいことが本当にいっぱいあるのですが、今日はかいつまんでお話させていただきました。
ぜひ参考になれば幸いです。
それでは今日はこの辺で失礼します。