「インスタグラムって、足跡残っちゃうのかな?」
「なるべく身バレせずにインスタを使いたいな」
この記事では、上記のように悩んでいる人のために、インスタグラムで足跡が残る行動や身バレを防ぐコツについて徹底解説していきます。
インスタグラム(Instagram)は、若者世代を中心に人気を集めている、写真がメインコンテンツのSNSです。そのユーザー数は、なんと全世界で10億人以上。まさに現在、最も勢いのあるソーシャルメディアだと言っても過言ではありません。
そんなインスタですが、写真を投稿せず、閲覧専用での利用もできます。一方その場合、気になるのは身バレや自分の行動がバレてしまうこと。なるべく自分の行動を、他のユーザーからバレずにインスタを使いたいですよね。
ちょっとしたことを意識するだけで、自分の行動が相手にバレるのを簡単に防げます。インスタを閲覧専用で使いたい人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
1. インスタにおける足跡とは
実は、インスタにおいて「足跡」という機能は、公式には存在しません。
しかし、特定のアクションを取ることで、相手側に閲覧履歴が残るようになっています。この記事では、このような閲覧履歴のことを「足跡が残る」と表現していきます。
2. インスタで足跡が残るアクション
インスタで足跡が残るアクションは、主に以下の6つです。
- DM(ダイレクトメッセージ)の閲覧
- ストーリー・ハイライトの閲覧
- ライブ配信の閲覧
- いいねやコメントをする
- タグ付けをする
- ユーザーをフォローする
それぞれ、詳しく解説していきます。
2-1. DM(ダイレクトメッセージ)の閲覧
DM(ダイレクトメッセージ)は、特定のユーザーと個人的にやりとりができる、LINEのようなチャット機能のことです。
投稿に対して書き込んだコメントは、全てのユーザーが閲覧可能です。一方で、DMは相手ユーザーと一対一で会話できるので、個人的なやりとりをしたい時におすすめの機能です。
そんなDMですが、メッセージを確認すると、相手のチャット画面に「既読」と表示されます。ここも、LINEの機能と同じですね。
DMは基本的に、チャットルームを開かないとメッセージが確認できないので、100%閲覧履歴が残ってしまいます。注意してください。
1. DMでの消える写真・動画の閲覧
DMでは、消える写真・動画を送れます。
この写真・動画は、受け取った側のユーザーが閲覧すると自動的に消去されます。消去までに閲覧できる回数は、送り主が以下から設定できます。
- 一回のみ
- 二回閲覧可能
- 何回でも閲覧可能
消える写真・動画を閲覧すると、送り主のチャット画面に「開封済み」との表示が出現。受け取り側の閲覧履歴が丸わかりですね。
また、この写真と動画は、受け取り側が閲覧した時刻まで確認できます。
2. 消える写真・動画のスクリーンショット
消える動画・写真をスクリーンショットすると、送り主側に「スクーンショット撮影済み」と表示されます。
自分が送った写真を保存されると、「え、なんのために使うんだろう…」と思われてしまう可能性があります。写真の保存は、ただの閲覧に比べて一歩踏み込んだアクションなので、相手が不安を覚えるのも無理はありません。
余計なトラブルを避けるため、なるべくスクリーンショットは控えておくのがおすすめです。どうしても写真や動画を保存したい場合は、相手に一言かけるようにしましょう。
2-2. ストーリーの閲覧
ストーリーは、24時間で自動的に削除される動画、画像投稿機能。「投稿するほどではないな」というコンテンツも気軽にシェアできるのが、ストーリーの魅力です。
このストーリーにも、閲覧履歴が残ります。具体的には、投稿主は閲覧した人のユーザー名と人数を確認できます。
1. 24時間以内のハイライトにも履歴が残る
過去のストーリーをまとめたものが「ハイライト」ですが、24時間以内に投稿されたハイライトにも閲覧履歴が残るので注意してください。
2-3. ライブ配信の閲覧
インスタにはライブ配信機能があり、動画を生放送で配信できます。
このライブ配信機能では、見ているユーザーの名前と人数が表示されるようになっています。また、閲覧を始めるとともに、「〇〇さんが視聴し始めました」という通知が表示されるので、あなたの行動が簡単にバレてしまいます。
2-4. いいねやコメントをする
通常の投稿にいいねやコメントをしても、相手に以下のような通知が送られます。
- いいねの場合…〇〇があなたの写真に「いいね!」しました
- コメントの場合…〇〇がコメントしました ~~~(コメント内容)
いいねした人の名前やコメントは、受け取った人以外の全てのユーザーが閲覧できます。前述した通り、他の人に見られずにやりとりをする場合はDMを利用しましょう。
また、写真をダブルタップするといいねが付くので注意しましょう。間違っていいねを押してしまった場合は、いいねを外せば通知が取り消されます。
ストーリーにリアクションをしても通知が発生
通常投稿だけでなく、ストーリーに対してリアクションをしても通知が発生します。
ストーリーの場合は、通知が相手のDMに届くようになっています。。DMへの通知は削除できないので注意してください。
2-5. タグ付けをする
投稿やストーリーでタグ付けをすることで、タグ付けされたユーザーに通知が送られます。
いいねやコメントと同様、通常投稿の場合はタグ付けを削除することで通知も消えますが、ストーリーでのタグ付け通知は削除できません。
2-6. ユーザーをフォローする
ユーザーをフォローすると、「〇〇があなたをフォローしました」と通知がいきます。これも同じく、すぐにフォローを外せば通知は取り消せます。
3. インスタで足跡が残らないアクション
逆に、インスタで足跡が残らないアクションを確認してみましょう。
以下の5つの行動は履歴が残らないので、身バレの心配はありません。
- プロフィールや投稿の閲覧
- 投稿やストーリーのスクリーンショット
- ユーザー検索
- ブックマーク
- 投稿のシェア
3-1. プロフィールや投稿の閲覧
ユーザーのプロフィールや通常投稿を閲覧しても、履歴は残りません。
プロフィールにはフォローボタン、投稿画面にはいいね!ボタンがあることだけ注意しておけば問題ありません。
また、前述の通り、ストーリーには閲覧履歴が残りますので、しっかり覚えておきましょう。
3-2. 投稿やストーリーのスクリーンショット
DMの写真や動画と違い、投稿とストーリーのスクリーンショットには履歴が残りません。
もちろん、ストーリーの閲覧には履歴が残ることはお忘れなく。
3-3. ユーザー検索
ユーザー検索も、履歴が残らないアクションの一つです。
基本的にユーザーを探す際は、検索窓にユーザー名やIDを入れて検索します。誰を何回検索しても履歴は残らないので、インスタを見る専門で使う人にはありがたい機能です。
3-4. ブックマーク
インスタには、お気に入り投稿を保存するブックマーク機能があります。ブラウザのブックマークと同じで、保存した投稿を後から一覧表示で見返せます。
ブックマークも、保存した足跡が残りません。後から見返したい投稿は、どんどんブックマークしていきましょう。
3-5. 投稿・ストーリーのシェア
投稿とストーリーは、DMで他のユーザーとシェアできます。
投稿やストーリーをシェアしても、投稿主に通知はいきません(もちろん、ストーリーの閲覧履歴は残ります)。
4. インスタで身バレを防ぐコツ
インスタで足跡を残したくない人の中には、「身バレをしたくない」という人も多いのではないでしょうか。
たしかに、本人の写真をアイコンに使わず、本名で登録しないだけでも身バレを防ぐ効果はあります。しかし、その効果は絶対的なものではありません。
たとえば、匿名アカウントが、自分の大学の同級生ばかりをフォローしていたらどうでしょうか。「この人、もしかして同じ大学の誰かかな?」と感じませんか?
このように、ただ本名を隠すだけでは身バレのリスクはまだまだ高いです。そこで、以下の3つを意識してみるのがおすすめです。
- 普段使わないメールアドレスや電話番号で登録する
- アカウントなしで閲覧する
- 知人はフォローしない
4-1. 普段使わないメールアドレスや電話番号で登録する
インスタでは、メールアドレスや電話番号を使ってアカウントを作成します。
その際、普段使わないメールアドレスを使ってアカウントを登録するのがおすすめです。というのも、インスタでは、メールアドレスを使ってユーザー検索が出来てしまうんですよね。
もし知人が、あなたのメールアドレスを利用してユーザー検索したら、アカウントの存在が簡単にバレてしまいます。
身バレ防止のために、捨てメアドなどでアカウントを作成しましょう。
4-2. アカウントなしで閲覧する
インスタは、アカウントを持っていない人でも閲覧が可能です。
ただし、アカウントなしの閲覧はブラウザ経由のみ。インスタのアプリから閲覧するのは不可能なので、注意してください。
アカウントなしでインスタを使っていると、画面が切り替わるたびにアプリへの誘導通知が表示されます。また、鍵付きのアカウントが見れなかったり、ユーザー検索に限界があったりと何かと不便が部分が多いです。
4-3. 知人はフォローしない
身バレをなるべく防ぎたいのであれば、知人はフォローしないのが吉です。
非公開アカウントでない限り、フォローしていなくても投稿は確認できます。
5. インスタの足跡の削除方法はある?
インスタの足跡を消す方法は、アカウントを削除してしまうことしかありません。
しかし、一度アカウントを消してしまうと、復旧は二度とできません。また、同じユーザーネームでの登録もできないので、アカウント削除はできるだけ避けたいところです。
本記事で紹介したポイントを意識して、出来るだけ足跡を残さないのが一番良い方法でしょう。
6. 自分に頻繁に足跡を付けてくる人の目的
フォローされてない人や知らない人から頻繁に足跡を付けられるのは、なんだか不安な気持ちになりますよね。
そのような場合、主に以下の3つの原因が考えられます。
- 自分に関心がある
- おすすめユーザーに表示される
- 実は知り合い
6-1. あなたに関心がある
何らかの理由で、あなたに関心がある可能性があります。
危険なことに巻き込まれることはほぼありませんが、どうしても心配な場合はブロックしてしまうのがおすすめです。
6-2. おすすめユーザーによく表示される
インスタには、あなたにおすすめのユーザーを表示してくれる機能があります。
そのため、あなたのアカウントが特定のユーザーに繰り返しおすすめ表示されていることも考えられます。
その場合、そのユーザーは知り合いであることも考えられるので、一度チェックしてみてください。
6-3. 実は知り合い
よく足跡を残してくる人が、実は知り合いだったパターンもあります。
とはいえ、フォローしてこないということは、相手もインスタを見る専用で使っている可能性が高いので、基本的には放置でも問題ありません。
7. まとめ
ここまで、インスタグラムの足跡機能について解説してきました。
インスタは、自分自身で投稿するだけでなく、色々な人の生活を覗き見できるとても便利なツールです。一方で、自分の存在や行動を把握されたくないという人も多いはず。特に、「リアルで繋がりのある人には見つかりたくない」という人は多いでしょう。
そんな人は、ぜひ本記事を参考にして、足跡が残らないようにインスタを使ってみてください。現実とは違った、オンラインならではの世界を楽しみましょう。