近年、メールマガジン(以後:メルマガ)の効果が下がってきていると言う声を耳にしたことはないでしょうか?
その背景として、LINE@やFacebookなど、無料のツールやSNSの普及によって、メルマガを読む人が少なくなったからではないでしょうか?
ただその中でも、情報発信のツールとして、一番多くの情報を届けることができるのがメルマガです。
そのため、うまくメルマガを活用できれば、常に見込み客を顧客に変えることができ、大きな成果を生み出すことが可能になります。
そのためにはまず、「メルマガを読んでもらうこと」が必須条件となります。
今回は、メルマガを開き、読んでもらうために1番重要な『メルマガタイトル』についてのテンプレートを紹介させていただきます。
メルマガの可能性
「メルマガは効果が下がっている」は本当でしょうか?
実際、LINE@やFacebook、ツイッターなど、発信者から直接情報を届けることのできる「プッシュ型」と言われる媒体やツールは増えてきています。
ただ、今普及しているものの多くは、多くの情報を届けるのには適していません。
どちらかというと、「コミュニケーションのツール」として活用する方ことがメインになります。
そのため、ビジネスに活用しようと思った場合、売り込みをイメージさせるものを発信してしまうと、解除やブロックに繋がりやすく、直接のビジネスツールとしては少し難しいように思います。
その分メルマガは、プッシュ型の情報発信ツールとしては、多くの情報を届けることができ、長期で購読を促すことによって、熱狂的なファンを生み出すことが可能です。
まずは価値のある情報発信を続け、読者との信頼関係を築くことで、あなた自身に興味を持ってもらい、そこから商品・サービスの購入へと流れるように導けるようになります。
さらには、登録後から自動的にメルマガを送ることのできる「ステップメール」という機能を使えば、集客の自動化も簡単にでるのです。
メルマガ読者が持つ3つの壁
メルマガを活用し、大きな売上げを構築するためには、読者が持つ「3つの壁」を乗り越える必要があります。
その3つの壁とは、読者は基本「読まない」「信じない」「行動しない」という大前提のもと、メルマガを書く必要があるということです。
これをコピーライティングの業界では『3つのNOT』と言います。
読者は読まない
まず1つ目の『読まない』について。
基本的に読者は、有名でもないあなたに興味はありません。
どれだけあなたが素晴らしい考えを持っていても、その教えが読者の人生に大きな影響を与える可能性があったとしても、
「その他多勢のうちの1人」である、あなたの話に耳を傾ける人はいません。
ではどうすれば、この『読まない』を突破することができるでしょう?
それは一目で興味を引くようなものが必要です。
もしこれがメルマガであるならば、タイトルがこの壁を乗り越える重要なポイントになるのです。
読者は信じない
なんとか「読まないの壁」を突破した次に待ち受けるのは、『読者は信じない』の壁になります。
あなたもある記事を読んで、「この記事は信じられるな」と思ったり、「いや、この記事は本当か怪しいな」と思った経験はありませんか?
基本的に読者というのは、
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・信頼できないものは信じない
・心に疑問があると信じない
・自分にとって「信じたい」と思うものしか信じない
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というものを無意識に持っています。
例えば、「このお茶を飲むだけでたった1ヶ月で10kg痩せられます!」とだけ言われても、それを信じる人は少ないと思います。
なので、メルマガを読んでもらえたなら次に、読者に「信じたい」と思わせる要素が必要になってくるのです。
読者は行動しない
読者は「読まない」「信じない」の2つの壁を乗り越えて、最後に現れるのが「行動しない」の壁になります。
この部分はとても重要で、メルマガを活用する目的といっても良いでしょう。
なぜなら、
・どれだけコピーを読んでもらえても
・その内容を信頼してもらえても
「タメになるメルマガだったな。」
で終わってしまえば、売上げに関係することなく、単なる慈善運動で終わってしまうからです。
『ではどうやって読者を行動させるか?』
その要因を考えれば、以下のことが考えられます。
行動を促すための要因例
『行動してほしい内容を指示する』
『行動する理由をあたえる』
『行動しなかった時のデメリットを提示する』
『行動するのに壁になる不安の解消』
『今すぐ行動する理由をつける』
などなど。
「読まれる」ためにタイトルの文字数を意識する
ただ現在はスマホが普及している背景があり、パソコンの前でゆっくりメルマガを読む人が少ないです。
多くの人は移動や隙間時間を利用して、スマホでメルマガを読んでいます。
つまり、メルマガのタイトルは興味を引くものであることと、スマホでタイトルが表示される文字数を意識する必要があります。
そのため文字数は、スマホで表示される20文字以内におさえてください。
いくら興味を引くタイトルをつけることができても、「すべてが表示されず理解されなかった」ということがないように心がけるようにしましょう。
読まれるためのメルマガタイトル12のテンプレート
ここまで読んでいただければ、いかにメルマガを読んでもらうことが重要かということ。
まずは、届いたメールを開いてもらわなければ、何も始まらないということを理解していただけたと思います。
そのために、重要なのは、いかに興味をひくタイトル(件名)をつけられるかになります。
さらに短い文字数で興味を引くタイトルをつけるためには、そのタイトルの中に「どれだけ強い単語を使えるか?」です。
ここからは、今までに最も効果の出た単語と、その例文をご紹介します。
1,「あなた」または「名前(読者の)」
道を歩いていて「そこのあなた!」と後ろから呼ばれたら
名前は最強のトリガー単語
ただ使いすぎると慣れてしまう、奥の手
2,「お金」(現金、キャッシュ、稼ぐ。。)
「お金あげようか??」
お金と聞くと感情が動きませんか?
3,「お得」
あなたが得する方法
人は得をしたい生き物
4,「最新」
原始時代からのシステムが染み込んでいる
昔は小さいコミュニティに生活していた、20人くらい
上下関係がはっきりしていて、最新の情報を共有されているかが死活問題だった。
例えば、どの人がボスか?危険な場所はどこか?食料はどこで確保できるか?
最新の情報に常に敏感である必要があった。
5,「簡単」(楽して、わずか、たった)
基本的に僕たちは怠け者。
苦労したくない。
できれば漫画読みながら、コアラのマーチ食べながらカフェオレを飲んで成功したい。
6,「愛」
人によって、あったかい愛情や、ロマンンチックなこと、強いパッションなど、愛の感じる印象は違うが、強く感情を動かすもの。
7,「発見」
これも強い言葉、情報とリンクしている部分もある。
すごくきになる
8,「健康」
人間は生存本能がある。
長寿や元気も関連する(死、生き伸びるも)
一番、人間の生命に関係する
9,「結果」
人間は結果を知りたい
結果を知らずに寝れない
例えば、健康診断の結果
10,「保証」
人間は基本、臆病でビビり
先祖はみんな臆病だった。
その子孫が僕たち。
「失敗しない」
11,「証拠」
保証とリンクするが、
基本自然界は騙し合いでサバイバルしてきた。
なので、基本僕たちは猜疑心を常に持っている。
なので、証拠を探している
「月収20万稼げる証拠付き!」
12,「無料」
「フリー」「ただ」「コストゼロ」など。
まとめ
いかがでしたか?
今回はメルマガの可能性から、具体的に開封率を上げるメルマガタイトルのテンプレートまでをご紹介させていただきました。
今回のポイントは、『使う単語を選り好みしないこと』です。
人によって響く言葉が違うので、自分の感覚で書くと、自分に似た人しかお客さんにできません。
なので、いろんなジャンルの新規顧客を増やそうと思うと、ちゃんと12個の種類の言葉を使っていく必要があります。
今回のテンプレートを活用して、嫌いな言葉をあえて使ってみるというのも一つの方法です。
ぜひ色々なテストを繰り返して、メルマガを最強のビジネスツールとして活用ください。