こんにちは「あつし」です。
私は東京大学大学院を卒業した後5年間外資系の化学メーカーに勤めて起業・独立し、現在75人の社員がいる会社を経営しています。
本日は、人生や仕事のなかで目標が見つからない。
「どうして見つからないんだ!」「どうやったら見つけられるんだ!」と悩んでいる人のために、目標の見つけ方についてお話をしていきます。
私自身も最初から「社長になりたい!」とか「こういうふうな会社を立てたい!」など、今もっているような目標を最初からもっていたわけではないんですね。
目標はなかなか見つけるのが大変で、すごく苦労しました。
そして見つけられないときは行動もできないですし、けっこういろいろな焦りがありました。
しかし目標を見つけた後は行動ができるようになりましたし、そこから苦労もありましたけどどんどん自分のやりたいことが叶ってきているかなと思います。
なので目標設定をするのは、めちゃくちゃくちゃ大事なことかなと思っています。
ただこれは焦っても簡単にはできません。
なので私自身がこれまでの経験で「こういうふうにやったら目標設定ができるよ!」「行動しやすい目標設定になるよ!」ということを見つけてきていますので、それを今日はお話していきたいと思います。
この記事を最後まで読んでいただくと、目標設定の仕方・自分がなんで目標を見つけられないのか?という原因追求ができると思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです。
1. 目標設定は大切
それではまず、目標設定はなんで大切なのか?という話を私自身の経験からお話したいと思います。
1-1. 目標の意味がわからない幼少時代
私は栃木県の田舎で生まれて育ったのですが、幼少期には目標自体がわからなかったんですね。
「将来の夢を決めましょう!」みたいなことです。
中学生・高校生になってからも「大人になったときのやりたいことを決めましょう!」「仕事を決めましょう!」「目標を決めましょう!」みたいな話があったのですが、そもそも「自分のなかでこういうふうになりたい!」というものがなかなか見つからなかったんですね。
なぜかというと、わからないからです。
身の回りにいろいろな職業の人がいたわけでもないですし、なにか会社を経営している社長さんがいたわけでもないですし、世界中で仕事をしている人の話を聞けるチャンスもありませんでした。
そういう意味では情報がないので、なにを目標にしたらいいのかわからない。
自分が本当にワクワクすることはなんなんだろう?ということがわからなかったので、この時点で目標を決めるのはけっこう難しいことだったなと今では思います。
なので幼少時代はあまり目標を見つけられなくて「なんとなく東京のほうに行きたい!」「いろいろな経験をしたいので大学は東京のほうに行こう!」ということだけ決めて、東京のほうに出てきました。
1-2. 目標が見つからない学生時代
大学生ではいよいよ職業を決めなければいけなかったり、将来どういうふうにならなくちゃいけないのか?ということをいきなり決めなければいけなくなりました。
なので「資格を取ったほうがいいのかな?」とか「公務員になったほうがいいのかな?」とか「親と同じような職業になったほうがいいのかな?」とか「自分はいったいなにが向いているのだろうか?」と、ものすごく悩みました。
就職活動のときにはなんとなく「こういう仕事でこういうことがしたいです!」というふうには作れていましたが、これは無理やり作っていたのでなかなか自分自身が「心から言えているか?」というと怪しい話でした。
なので学生時代は目標を決めなくちゃいけないけれど「自分がこうなりたい!」と超明確な目標ができているわけではなかったので、めちゃくちゃ焦りました。
そしていろいろなことをして「自分自身がなにをやりたいのか?」ということを調べました。
そうしていくなかで、自分自身は1個のことにすごく秀でているものはなかった。だけど満遍なくいろいろなことができる「器用貧乏」ということに大学の図書館でふと気がつきました。
この器用貧乏が一番活かせる職業がいいなと思ったときに「社長だ!」と。
社長になればいろいろな仕事をしなくちゃいけないし、いろいろな人と関わらないといけない。
そしたら自分の器用貧乏も活かせるんじゃないかな?と思い「よし!俺は社長になろう!」というふう目標が決まりました。
もちろんいきなり起業ができるわけではなかったので「ちゃんと社会人をやって給料をもらいながら起業の準備をして起業しよう!社長になろう!」と思って社会人になりました。
1-3. 目標にたどり着けない社会人
ただ社会人になってからは覚えることもいっぱいあり会社での仕事もたくさんあったので、それをできるようになるだけで精一杯。1年2年の時間が、何もすることなく経ちました。
するとだんだん焦ってくるんですね。
「自分は起業したいと思っている。社長になりたいと思っていたのに、なかなかそこに近づいていっていない。」
そんなことに焦りながらも、3年目4年目になってくるとだんだん会社の仕事ができるようになってきました。
周りからも頼られたり褒められたりするようになって、「あ!これ起業しなくてもここの会社で十分やっていけるんじゃないか?」とか「十分自分のやりたいことがあるんじゃないか?」というふうな迷いも出てきたりして、なかなか起業に近づいていかないこともありました。
この原因としては目標を「起業したい!」くらいしか決めておらず、全然明確じゃなかったんですね。
具体的になにをしなくちゃいけないか?ということも決まっていなかったので、目標がぼやけ過ぎていて全然行動に移せていませんでした。
こんな感じで、何年間か過ぎてしまいました。
「あー。これじゃいけない…」と思いまして、それこそ起業の勉強もしましたし、起業のスクールのようなものにも通いましたし、実際に起業している人たちの話もたくさん聞くようになりました。
このように強制的に「自分自身がこういうことをしなくちゃいけない!」「半年後にはこういうことができるようにならなくちゃいけない!」「3ヶ月後にはこういうふうになっていなくちゃいけない!」「じゃあ今日はなにをしなくちゃいけない!」という具体的な目標を1つ1つ決めていきました。
そしてコツコツやっていくうちに、実際に起業できました。
1-4. 目標が進化し続ける起業後
起業した後は「これでよかった!」と思ったのですが、逆に「起業したい!」という目標を達成してしまったのでまた1回振り出しに戻ります。
「次はなにを目標にすればいいんだろう?」のような感じです。
「自分は今までがむしゃらに頑張ってこれたけど、こっからなにを頑張ればいいんだろう?」みたいなことで迷うときがありました。
そのときに「今度は世の中に貢献できるような会社にしたい!」と思い、社員を雇い始めました。
社員を雇い始めたら「より多くの人に世の中の本当に良いものを発信できるようなデジタルマーケティングの会社を作りたい!」と目標が変わり、「小さい会社だとできる範囲が狭いから、もっといろいろな人に貢献して世の中の良いものを発信したい!」と目標が大きくなっていきました。
このように「もっともっと会社を大きく成長させていきたいな!」とか「新しい学校の授業をやりたいな!」というふうに、どんどん目標設定が変わっていきました。
つまり同じ目標設定はダメで、目標設定はどんどん新しく変えていかないといけないのかな?と思っているのが、いま起業した後の感想です。
1-5. 常に限界を越えることが人生の鍵
このようにわかったことは、人は常に新しいことに挑戦して新しいことをできるようになることで成長するということです。
つまり自分が今までできなかったことをできるようになる。自分の限界を越えることが、人生を成長させる鍵かなと思います。
なので常に新しいことにチャレンジしてできないことをできるように努力することで、人生はどんどん良くなっていくのかな?と思いました。
1-6. 目標のない1年とある1年
一方で今自分ができることをやり続けたほうが楽ですし効率が良いので、それも悪いことではないかなと思います。
私自身もそのときいる環境に慣れてしまって、なかなか自分のできないことに挑戦できなかった経験があります。
そこをぶち破る力を作るのに大事なのが、目標なんだと思います。
目標設定があると強制的に自分がいる環境をぶち破らなきゃいけないですし、自分のできないことにチャレンジしなければいけません。
なので目標設定をすることで、なにか前に進む原動力になるのかなと思っています。
私自身も目標が決まってからの1年と目標がぼやけていたり目標がなかったときの1年では、やることが全然変わりました。
それに伴い、行動できる内容も全然変わりました。
なので目標設定ってめちゃくちゃ大事なんだと思います。
私は「今進んでいないな…」とか「今できていないな…」と思ったら、まずは目標設定から見直します。
目標設定の明確化から始まってその目標が決まると、その目標を逆算していろいろなことが決まっていきます。
このように目標を細分化することができて、初めて動けるのかなと思います。
とにかく「目標設定は大切です!」ということをお伝えしたいです。
2. 目標が思いつかない原因
目標設定が大事なことはわかっていただけたと思いますが、なぜ目標が思いつかないのか?目標が見つからないといったことが起きるのか?
それには原因があります。
2-1. 情報や知識が少ない
まずは、今もっている情報や知識が少ないことが考えられます。
私自身が幼少時代そうだったように、人は知らない世界のことをイメージするのが難しいんですね。
聞いたことのない世界のことで目標を明確にすることは、絶対にできないと思っています。
なのでまずは自分のなかでイメージを具現化するために、目標となる世界にいる人の話を聞いたり目標となる業界で起こっていることを把握するべきです。
なんとなく自分がイメージできるぐらいの情報や知識がないとそれを目標設定するのはすごく難しいことですので、まずは情報集めから始めたほうがいいのかなと思っています。
2-2. 目標を考える時間がない
あとは、忙しすぎて目標のことを考える時間がないというケースもあると思います。
私が社会人1年目2年目でそうだったように、いま目の前にあることで精一杯になっていると、目標のことなんて考えられないんですね。
目標設定はある程度時間をかけてしっかりやらないといけないと思っていまして、パッと目標が思いつくってことはないと思っています。
自分と向き合うことや自分がどうやっていけば目標が具体的になるのかを考えるには時間がかかるので、目標を考える時間を作らないと目標設定をするのは難しいかなと思います。
2-3. 同じことの繰り返しにハマっている
あとは同じことの繰り返しにハマっているケースもあります。
1回できるようになったことを2回目やると、すごくうまくできるようになるはずです。
3回目にもなるとほかの人よりもよりうまくできるようになるので、周りからも頼られますし褒められるようにもなります。
そうすると同じことの繰り返しなんだけど、なんとなく自分ではすごくうまくいっているような気になってくると思います。
すると、どんどん同じことの繰り返しにハマっていってしまう人もいるんですね。
でもこれは同じことが早くできるようになるだけで、あまり自分の限界を超えていないですし自分の新しい挑戦にもなっていません。
これはあまり良いことではないかなと思います。
自分が今の気持ち良い状態から抜けないようにしてしまうと目標設定が難しくなると思いますので、同じことの繰り返しにハマってしまっていないか?ということはよく考えたほうがいいと思います。
私自身も社長になっていろいろな人に頼られて、今やっている仕事もほかの社員よりも上手にできるようになる。
そうするとずっと現場でいろいろなことをやりたい気持ちになってしまうのですが、これを繰り返していても会社は大きくならないんですね。
私自身も自分が楽しいと感じる仕事や自分がうまくできる現場の仕事からあえて抜けて、経営の仕事や社長の仕事をしっかりしないといけないなと感じる時期がありました。
そういった意味でも同じことの繰り返しにハマらないように、ちゃんと目標設定して前に進まなくちゃいけないのかなと思っています。
2-4. 目標が抽象的過ぎる
あとはなんとなく目標が思いついているけど抽象的過ぎるのも、目標が設定できているとは言えない状態かなと思います。
目標がなんとなく「起業したい!」「お金持ちになりたい!」「海外で働きたい!」「幸せになりたい!」というのは、これは目標設定ではなくなんとなくイメージをもっているだけの状態です。
これでは目標設定ではなく行動もできない状態になってしまいますので、目標が抽象的過ぎるのも良くないことかなと思います。
2-5. そもそも仕事にやりがいを感じない
あとは、今やっている仕事や勉強していることにやりがいを感じていないケースもあるんですね。
人はなにか新しいことをしようと思ったときに、どうしても過去の経験から、もしくは過去勉強してきたことからなにかやろうと思ってしまうんですね。
それはそうですよね。今まで頑張ってきたことの延長線のほうが絶対良いことができると思いますし、絶対そのほうが効率的だと思うんですよ。
なのでそれにすがってしまうのですが、それ自身がそもそもやりがいを感じていなかった場合、なかなかその先も目標を決めるのは難しいかなと思っています。
私自身もずっと化学の勉強、化学の研究、化学の実験を繰り返す日々を送ってきたので「化学でなにかやろう!」とか「化学で起業しよう!」と思ってやっていました。
しかしそもそも私自身が研究室にこもっているのが苦手だったので、研究室にいながら研修者として目標を決めるのがすごく難しかった。
研究室にいること自体に、やりがいを感じていなかったのかなと思っています。
「じゃあかたちを変えて、研究室にある本当にすばらしい研究技術や日本の技術を世の中に発信していく事業にしよう!」と、研究室を出てやろうと思ってからは目標設定ができるようになりました。
なのでそもそも今やっていることに自分がやりがいを感じていないのかもしれない。
それ以外の枠で考えることも大切なことかなと思います。
2-6. 会社との方向性が合わない
もう一つは、会社は好きなんだけど会社の方向性と自分のやりたいことの方向性が違うというケースもあると思います。
例えば自分自身は海外で働きたいと思っているんだけど、会社の方向性としては海外展開を考えていないので海外に行くことはなかなか難しい。
または自分自身はなにか新しいことにどんどん挑戦していきたいんだけど、会社としてはなにか新しい新規事業をやるのではなく今の既存事業を一生懸命伸ばしていこうと思っているとか。
このような場合は方向性が違うので、自分自身の目標がなんとなくイメージできてこない、目標設定ができていかないというケースもあると思います。
なので会社との方向性が合わないことも、目標が思いつかない原因の1つになるかなと思います。
2-7. もともと流されて生きてきた
もともと自分自身で目標設定を行ってこなかった人もいるんですね。
「勉強しなさい!」と言われて勉強した。「良い大学に行きなさい!」と言われて良い大学に行った。「良い会社に就職しなさい!」と周りが言うから会社に就職した。
もともと周りに流されて生きてきた人は悪いことではなくて、けっこうそういう人がほとんどなのかなと思います。
もともと流されて生きている人は自分自身で「これだ!」と明確な目標を決めた経験がないので、初めてのことでなかなか目標が思いつかないこともあるかもしれません。
この場合はいっぱい悩んで、1回目の目標設定をしっかりしないといけないのかなと思います。
2-8. 目標を達成できなかったことを心配する
逆に目標設定をがっちりしたことはあるけれど、それを一生懸命やったあげく「失敗してしまった…」「心に傷を負った…」など、つらい思いをしたからもう目標設定はしないという人もいると思います。
「だいそれたことを目指しても、なかなかそれは難しいんじゃないか?」とか「もう1回自分が傷ついてしまうんじゃないか?」と思って、新しい目標設定ができない方も少なからずいると思います。
この場合は過去のことは過去のこと。次の目標は次の目標。
「もしかしたら10回失敗したけど、11回目は成功するかもしれない!」と考えて、新しい目標設定をしたほうがいいのかなと思います。
3. 目標設定をする方法
ではいよいよ、目標設定をする方法についてお話していきたいと思います。
これは私自身の経験から得たことなので、1つでも当てはまる目標設定方法があればいいなと思います。
3-1. 人生最大のわがままを見つける
まず1つ目は、人生最大のわがままを見つけるということです。
これは下記の動画でもアップしているのですが、自分が本当にワクワクすること、人に自慢して言えることじゃないかもしれないけれど、自分自身が人生で絶対にこれは叶えたい!努力してでも叶えたい!と思えるような、人生最大のわがままを見つけるといいのかなと思っています。
例えばしっかり給料と時間をとって世界中を旅していきたい!という夢でもいいですし、お金を稼いでおいしいものを食べに行きたい!ということでもいいかもしれません。
ブランド物をつけたいということでも構いません。
モテたいということでもいいと思います。
人に言って「すごいね!」とか「それいい目標だね!」と言われなくてもいいので、とにかく自分がワクワクすること。それはわがままなことでもいいです。
そういった人生最大のわがままをちゃんと見つけることが大事かなと思います。
・わがままからの逆算をする
そのわがままを達成するために、そのわがままから逆算していくといいと思います。
「5年後に好きなときに好きなところに旅行に行けるようになりたい!」と思ったら、3年後にはある程度しっかりお金を稼げるように職業を安定させる必要がありますし、今から1年後にはそういったお金と時間がもらえるような職業に就かないといけないかもしれません。
今から半年後にはそういった世界に行くための知識や情報を身につけていかないといけないと思いますし、そうすると3ヶ月後にはそういった世界にいる人の話を聞けるようにならないといけない。
知り合いがいたほうがいいと思うなら、世界に行っている人がいないかを調べてみる。
または、そういった世界の人が書いた本を読んでみるとかですね。
・ 簡単に達成できる小さな目標も作る
わがままから逆算をしていくときには、簡単に達成できる小さな目標も作っていくのがおすすめです。
自分で「こういうことをしたいんです!」ということをSNSで投稿してみるとか。
やりたいことが決まった後に逆算をしていくことで、なにができるかも決まってきます。
その逆算していくなかで小さな目標を作っていくことで、より具体的に行動しやすくなると思います。
・できたら数値目標もあると良い
そのなかで、できたら数値目標にしていくといいと思います。
「何ヶ月後に何人に話を聞く!」とか「何ヶ月後までに給料をこのぐらいにする!」とか「何年後までに貯金をどれぐらいにする!」とか。
数値目標に落とし込むことで行動しやすい具体的な目標になってくるので、これは本当に良い目標設定になっていくかなと思います。
3-2. まずは今の仕事を整理する
「なかなか人生最大のわがままが見つからない…」とか「見つかったんだけど逆算ができない…」という場合には、まず今の仕事を整理するのも大事かなと思います。
今やっていること、自分が経験したこと、これから自分ができることなどが整理されずにぐちゃぐちゃになっていると、目標設定をするための材料があまり揃っていない状態になります。
なので今の仕事をまずは整理することで、こういうことができる、どういった特技がある、将来的にどういう可能性がある、みたいなことがわかり、目標設定もしやすくなるはずです。
3-3. 考える時間を作る
なによりも目標設定をするための考える時間を作るのが大事かなと思います。
目標設定はなんとなくぼんやり生きていてできるものではなくて、「ここで考えるぞ!」と気持ちを作る。もしくは自分自身と向き合う時間を作ることによってできると思います。
なので考える時間をしっかり取る。
1人で旅行に行ったときでもいいので、自分自身と向き合う時間を作るのもすごく大事なことだと思います。
3-4. 周りの人に聞いてみる
「どうしても自分で目標が見つからない…」「どういう方向に進めばいいのかわからない…」という場合には、周りの人に聞いてみるのもいいと思います。
自分のことを本当に大切だと思ってくれる人、自分のことを本当に理解してくれる人からそういった情報をもらうのもありかなと思います。
例えば家族に聞くとか、自分自身がお世話になった上司に聞くとか、自分自身のことをよくわかっている親友に聞いてみるとか。
もちろんそれがどんぴしゃな目標設定にはならないのかもしれませんが、目標設定するためのヒントはたくさんもらえると思います。
なので周りの人に聞いてみるのも、1つのやり方なのかなと思います。
3-5. できること、できないことの棚卸し
あとは自分のできること・できないことが明確にわかっていたほうが、目標設定はしやすくなると思います。
できないこと、苦手なこと、やりたくないことを目標設定のなかに入れてしまうと、どうしても目標設定した後も行動できなかったりします。
なのでまずは自分はどういうことが得意で、どういうことができて、どういった経験があるのか?ということをきちんと棚卸する。
このように自分がわかりやすいように視覚化してから考えるのも、1つのやり方なのかなと思っています。
3-6. 夢中になれることが一番
人はそれぞれ才能があるんですね。
全員がなにか同じことができるようになるわけではないですし、人によって「これがすごく上手」「これがすごく苦手」ということが絶対にあると思います。
その才能のなかで1番大事なのが、夢中になれることだと私は思っています。
「好き」ということですね。
私はビジネスの戦略を描くことやマーケティングの数値を見て分析することなど、戦略を作るのが大好きです。
なのでそれをやるときは何時間かかっても苦じゃないですし、周りの人から見たら「なんでそんなことをずっと集中してできるのかな?」と思うことも夢中にできてしまいます。
私自身の夢中・好きなことはここにあるのかなと思っているのですが、これは人それぞれあると思うんですね。
絵を描くのが好きな人もいると思いますし、子供の成長を考えるのが好きという人もいると思いますし、料理を作ることが好きな人もいると思うんですね。
必ず夢中になれることがあると思います。
夢中になれるのが一番の才能だと思いますので、その夢中になれることが何なのか?というところから自分の仕事の目標・人生の目標を作るのも1つの良いやり方かなと思います。
ぜひ試してみてください。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は人生や仕事の目標が思いつかない人のために、その原因と目標の見つけ方についてお話をさせていただきました。
最初にお伝えした通り、目標はあるとないとでは全然動き方や行動が変わってくると思います。
またその目標が明確であればあるほど、本当にやりたいことに近づくスピードが上がると思います。
目標設定をしっかりしてそれを具体的にしていくことで、人生はどんどん変わっていくはずです。
自分はなかなか目標が思いつかないと思った人は、今日の話が少しでも参考になればと思います。
それでは今日はこの辺で失礼します。